比類なき岐阜県のクママップを見た時の絶望感

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元々日本の山林にはクマが生息する地域が多分にあるのだけれど、気候が不調になるなど何らかの事情で山の中の木の実をはじめとした食べ物が不足すると、食べ物を求めてクマが人里、あるいは街道などに姿を現す事がある。少なくとも「ある日森の中」的な歌を軽やかに歌う状況では無い。普段人が行き来する場所にクマが居るということは、多分に空腹状態にある事を意味するのだから。

海外ではクマが登場し易い場所に足をあえて踏み入れて、クマを背景に捕えた自撮りをしてドヤ顔自慢をするという話も以前あったけど、普通の人はそんな悠長な話は出来ない。ってことでクマが発生しうる、リスクがある自治体では多種多様な方法でクマの出没などを伝えている。岐阜県では公式サイトにクマ出没マップを設け、その状況を知らせているのだけど......まあ、クマクマクマクマクマクマという感じで、報告例でぎっしりと。


一応念のため一次ソースのリンクを探して確認したけれど、やはりクマのオンパレード状態。報告事例のマークをクマのアイコンにしたら可愛いかもなあと一瞬だけ思ったけれど、やっぱりぎっしりなのはイヤンな感じ。まるで某コンビニの店舗検索の際に東京都内を選んだ時のような、そんな密集感。


地域によっては行方不明(徘徊する高齢者)の情報が防災無線を通じて語られる事案もあったりするのだけど、岐阜ではクマが出たという放送がかかり、警察が出動するそうな。......マジか。色々な意味で、地域性を実感させられるエピソードには違いない。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月 9日 07:59に書いた記事です。

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