新聞やテレビというメディアと、インターネットというメディアとの違い

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先日いくつかのデータを見渡しながら思ったこと......というか、もやもやとしたレベルの想いは以前からあって、でもなかなか具体的な言い回しとしてまとめる事が出来なかった事案。メディアの仕切り分け、例えば広告費とか信頼性の問題とかでスポットライトを当てる際に区分をする時に、大抵はテレビや新聞、ラジオ、雑誌、そしてインターネットって形でそれぞれざっくりと切り分けていく。で、新聞はこれこれ、雑誌はこれこれ、そしてインターネットは......という形になる。

広告費などの勘案の場合、個々の情報流通経路としてのメディアで仕切っているから、さほど違和感は覚えない。ただ、信頼性とか信用度という、伝えられる情報に係わる点で比較する場合、どうしても「あれ、なんか変だな」という感がある。

そりゃ新聞だって高級紙......と自称する全国紙とか、地方紙とかもあれば、月に一度は株価暴落をスクープするタブロイド紙みたいなものまで多様に及ぶけど、情報発信をする新聞というメディアである程度の業界、集合体のようなものを形成している。ラジオやテレビもそうだね。

ところがインターネットはインフラとしての意味合いが強く、イコール類似企画的な情報源としての集合体で絡めるのには多分に語弊がある。ぶっちゃけると、新聞やラジオ、雑誌、テレビですら、インターネットは内包しうるからね。言及の通り、インターネットってのは本来インフラそのものを指すのであって、その中で伝えられる情報自身は、それぞれの媒体的なもの......例えば新聞社とか読者投稿の動画サイトとかポータルサイトとか、ソーシャルメディアといった単位で仕切られるべきではないのかな。インターネットだけだと、それこそ「紙」「電波」という仕切りでしかないような気がする。

その点では「雑誌」もまた、インターネットほどではないけれど、インフラ的なものに近い気がするな。「雑誌」には多分に書籍なども含まれているだろうし、専門高級紙と芸能週刊誌とでは大いに異なるからね。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月13日 06:53に書いた記事です。

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