「最近遅くまで頑張ってるねえ」とほめられるようになったよ、でも事実は......

カメラを近づけて見るとなんだか妙。モニタの下の柱部分からキーボードの一部が見えるけれど、手がかかってないし、どうもモニタ越しの頭にも違和感。で、さらに近づけると、実は頭の部分をモニタに貼りつけていただけでした、というネタ的なお話。

IT系のベンチャー企業だと、作業効率を上げるために上級の作業担当者にはこんな形で個室が与えられることもある。油断させる、あるいはリアクションでばれないよう、あえて扉を開けておくことで、部屋の中をちょい見させて作業動向をすぐに確認できるようにする。当然油断してしまうので、パッと見で「ああ、いるな」でチェックは終了。

......ということなのだろうけど。質感でこれは多分にばれるんだろうな。そして事実が発覚した時のリスクを考えると、ネタなんだろう思わざるを得ない。例えばマネキンを置いて見るという形にした方が、まだ偽装はばれにくいだろうし。

将来的には先の記事にあるように、軟質系の素材を使って自分の姿形に似せた造形を3Dプリンタで作り、ダミーとして配しておくといった手口も用いられるようになるのかもしれない。コストパフォーマンスを考えたら、割が合うようには思えないけれども(笑)。