黒板とホワイトボードの比較だが、現状で黒板の教室が根強いのは、黒板の方が利便的とかじゃなくて、単純にチョークがペンより安いからだと思う。チョークは粉が出るので電子機器との相性は悪いし、きれいに保つのはホワイトボードより面倒。残量の問題は外が透明なペンを使えばいい話。
— シータ(N-Shiraishi) (@Perfect_Insider) 2015, 1月 14
@Perfect_Insider ホワイトボード、研究室サイズならいいけど、教室サイズでやるとやっぱ見にくいよ。ボードに光が反射しちゃうとかの理由で。「ブラックボード」に白マーカーなら見やすさの問題は多少解決するのかもしれないけど(でも見たことないのは何でだろ)
— bra-ketくん (@mac_wac) 2015, 1月 14
最近はデジタルデータ化してくれるハイテクなものも登場しているし、なんで大学などの教室ってホワイトボードを使わずに黒板とチョークのセットを用いるのだろうかという問題。付け替えの工事費用とか内規とか色々な理由があるのだろうけど、コストの問題があるのではとの指摘。確かに今でもチョークはムッチャ安い。10本組とかで100円。ホワイトボード用のペンでは100円だと2本ぐらいが関の山。ホワイトボードのペンはインク残量が分からないので、使えないペンが残ってしまい、いざ実際に使おうとしたらスカを引かされて地団駄を踏むリスクもある(透明で中身が見える物云々との指摘もあるけれど、その類のペンが今なおほとんど見られない(当方はまだ一度も見たことが無い)、普及していないことから、コスパの問題や需要がないってのが分かる)。
それに上記指摘の通り、ちょいと距離が離れた場所からの見やすさの問題も多分にある。
@Perfect_Insider いやいや、ホワイトボードはものすごく書きにくい。あれで大量に板書するスタイルの講義をするのは拷問。ろくに板書しない人のための飾りだと思っている。
— Hal Tasaki (@Hal_Tasaki) 2015, 1月 14
@Hal_Tasaki @Perfect_Insider 安いからどうとかは導入側の意見で、やる側の意見で黒板の方が根強いですよね。僕は黒板でやると自分の中でキャラが切り替わるので好きです。
ホワイトボードは本当下手くそな落書き用。というか議論してます風な飾り。
— Masayuki Ohzeki (@mohzeki222) 2015, 1月 14
@Perfect_Insider チョークのほうが柔らかくて書きやすい。粉とは言え絶縁体だから電子機器にはそんなに気にしなくていいと思う。ホワイトボードはチョークよりもかたくてスラスラ書くのには難点ある。
(バイトで一度ホワイトボードの講義室を割り当てられて激昂したひと
— Ryo Taniuchi (@ryo_tani) 2015, 1月 14
大学の講義でスライドを投影するのでなく板書すべき理由は多い(速度が適切になる、論理展開が明快になる、生きた式変形や推論をその場で見せられる等々)が、ずっと素朴な「そこで生身の教員ががんばって書いてると聴く方もがんばる気になる」という要素も大きいと思う。要は「生身力」なのである。
— Hal Tasaki (@Hal_Tasaki) 2015, 1月 15
ただ、やり取りされている意見にはそれぞれ納得のいくものも多分にあり、そこには結局ところ書き手のこだわり、慣れが多分に影響している感はある。遠くから見た際の見え方の問題云々という物理的問題を別にすれば、ね。だから今後、ホワイトボードに慣れている人たちが教壇に立つ機会が増えてくれば、あるいはホワイトボードを使った学校ってのも増えてくる、かもしれない。もちろん見えにくさなどの問題は解決すべき課題ではあるのだけど。......あー、その課題を解決する位なら、黒板のままでいいやってことになりそうだ。
「生身力」は「なまみりょく」と読む。全力で間抜けな上に響きも悪いのでこれはきっと流行するぞ!
— Hal Tasaki (@Hal_Tasaki) 2015, 1月 15
閑話休題で「なまみりょく」。うん、なんだかよくわからないが凄い自信だ的で良い。リアルな躍動感を覚える実体的なパワーを意味する、とでも定義づけておこう(笑)。
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