読売TVの経営を理論上、もっとも効率化したら社員一人にして週に一回宮崎アニメを流すだけってのが一番利益が高くなりそう。
— ざらぶのZは残念のZ (@zarabu01) 2015, 1月 16
先日、日テレで再放送された「カリオストロの城」が結構な盛況を博した雰囲気を受けて(実際の所はインターネット上での反応ぶりなので視聴率がどうかまでは分からないけれど、例の「ラピュタ」が事あるごとに再放送されて注目を集めるあたり、集客コンテンツの一つとして実績を挙げているのだろう)の意見。以前も何度か、例えば時代劇の再放送だけで構成すればいいんじゃないか的な話もあり、案外思っている人は多そう。
新規コンテンツ、特にテレビに投入されるものの劣化(人材や発想面、投入するリソースの問題、現場の感覚のずれ、コンテンツを構築する「仕組み」の変化など理由は色々と考えられる)が頻繁に語られるようになったけれど、良く考えてみれば質の低いモノばかりじゃない。ただ、昔と比べると少なくなった......という印象を持つ人も多い。趣味趣向が多様化したのも大きな理由かな。そうなると、1つ1つに割けるリソースは減り、良い作品を創れる可能性は低くなる。バラエティの劣化はそれが主に原因。
採算性だけを考慮すると、社員一人......というのはさすがに無理だけれど、宮崎アニメをはじめとする超有名、集客処の作品を再放送的に流していくのが、一番利益が出そうな気がする。ただアニメ系は権利の問題が結構複雑で、昔のアニメがなかなか再放送されないのは、その点が一因らしい。
キー局がそれをやるわけにはいかないのだろうけど、将来はその類の放送局も出てくる......とここまで思って、それって以前紹介した時代劇専用のチャンネル、そして最近ではYouTubeなどで展開されている有料・無料のアニメチャンネルそのものだよね、というところに落ち着いてしまう。なんだ、結局プラットフォームが変わっているだけで、すでに実在しているのか。もう少しハードルを下げて、多くの人が視聴できる体制を確立できれば完璧だね。
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