外国語でアプローチをされたら避けるってのは悪いことなんだろうか

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ソーシャルメディアはインターネットを介して世界中につながっているので、当然自国以外の人との接触も多分にある。検索結果やコミュニケーション上のつながりではほぼ自国、自国語圏での対話となるけれど、時折言語圏を超えたアプローチが来ることもある。当然逆もさらなりで、引用や公式リツイートなどを介し、海外の人に意志発信をすることもあるだろう。

で、そのような状況もあり......こんな話がちらほらと出回っていたりする。曰く、海外の人で名前を日本語化しているのがあり、その理由は「日本人は日本語以外の名前の人からフォローされるとブロックされるから」というもの。そしてそれはいかがなものかという話。

まぁ、「それは良くない」というのは分かるのだけれど。同時に「仕方ないやん」という気持ちも多分にある。

インターネット上では確かに距離・時間・言語の枠を超えたやりとりは可能だけれど、使っている人すべてが自分の母国語を知っているわけじゃない。多くの人にとっては母国語以外の会話も名前ですらも、理解が難しい、不可能な、宇宙人によるアプローチと何ら変わりがない。意思疎通が難しい、不可能な人が自分に接触をしてきたら、やっぱり怖いと思う。何しろ相手の反応が理解できないのだから。


そして言語圏の枠を超えたアプローチは、多分にこれだったりする。リスク回避を考えたら、たとえその中には本当に紳士淑女的な、誠意ある人が居たとしても、一番無難なのは無視を決め込むってことになってしまうよね。自分が理解できない言葉で大声で語る人が外に居たら、戸締りをしてしまうのと考え方は同じ。これは日本語圏に限らないんじゃないかな。

まぁリソースに余裕があれば自動翻訳などを使って色々とやりとりをすることもあるだろうけれど、やはり疲れてしまうのは否めない。それが面倒なのでシャットダウンしてしまうってのは、仕方がないのではないのかな。

それにこれ、別に他言語に限った話じゃないと思うよ。同一言語でも妙なものがあれば、やはりブロックなどして間接的に「お断り」の意思表示をするのが一番無難だものね。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月21日 06:40に書いた記事です。

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