和の上質なおいしさにこだわったシリーズ第 2弾 北海道産あずきを使用したポッキー 『 ポッキー和ごころ < 北海道あずき > 』 新発売 http://t.co/RDLmi96qCj pic.twitter.com/gYJUK2gBIL
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 20
シリーズ第二弾として注目したのは日本では古くから親しまれている和の素材 " あずき " です。『 ポッキー和ごころ < 北海道あずき > 』 は、北海道産あずきを使用したプレッツェル、クッキークランチをまろやかなミルクチョコレートでコーティングしました。かむほどにあずきのコクと香りがお口いっぱいに広がり、深みのある味わいが楽しめます。
高齢層、特に団塊世代の定年退職化に伴い、ある程度資産を持った人たちが大量に時間を持て余し、さまざまな趣味趣向に走ったり、身近な生活をよりリッチに過ごそうとする風潮が目立つ形となった。それがマイナス方面では脱成長だの前世紀のなんちゃら運動への参加で若年層への反発をますます高める一因ともなっているのだけど、それはごく少数の話で(でも過激だから目立つのよね)、消費性向がこの世代において高まっているのも事実。
コンビニなどでもこの世代の人たちをよく見かけるようになったし、スーパーやコンビニ、ドラッグストアでも和風、そして高齢層が好みそうな商品が際立って増えてきている。コンビニの惣菜系でフライヤーアイテムが特に伸びているのは、一因としてこの世代の需要が増えてるからじゃないのかなあ、とはコンビニで順番待ちをしていると、よく自分の前で会計をしているシニア層がコロッケなどのフライモノを頼んでいる情景を見てて思うこと。
お菓子の分野でもその傾向は強まっている。これまでの洋風的な商品の和風バージョンが続々出ているけれど、逆のはあまり無いよね? つまりはそんな感じ。今件でもリリースにわざわざ数行に渡り、シニア層にターゲットスポットを当てたこと、その第一弾商品がヒット作となったことが語られている(商品そのものの解説分量とあまり変わらないのだな、これが)。
パッケージデザインもちょっとオシャレではあるけれど、色合いやアイテムレイアウトはまさに和の、しかもちょっとリッチっぽさを思わせる印象。これまでのポッキーとは明らかに違う。第一弾の抹茶と合わせ、これは確かにシニア層にも受け入れられる。そしてそれ以外の層も手を取りそうなプレミアム感を覚えさせる。
毎年一度発表される、お菓子業界の売上動向とか、総務省の消費性向とかが楽しみだな。どれだけお菓子系に変化が生じているのだろう。......ああ、仮に一人あたりの消費性向にさほど違いが無くても、人数そのものが増えているから、市場は拡大するのか。
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