[20代男性は「お酒、タバコ、ギャンブル」に興味なし? http://t.co/sS3xjHYWBH ]このグラフ面白い。20代男性の方が勝っているのはいずれも「他人とコミュニケーションするもの」だ。ボランティアもそれだ。若い世代のコミュニケーション重視型っぷりだなあ。
— ニカイドウレンジ (@R_Nikaido) 2015, 1月 20
@R_Nikaido そりゃ、ゲームのメインストリームがソーシャル系中心に推移するわけだ、ってことだなあ。ひとりでやるゲームなんてもう時代遅れだと。あと、それでもなおパチンコが不動というのがスゴイねえ。基本ひとりでやる娯楽なのに下がってない。麻薬純度高いからなあ。
— ニカイドウレンジ (@R_Nikaido) 2015, 1月 20
元記事や、さらにその元調査をざっと読んでみたけれど、調査対象母集団数がちょいと少なめで偏りが生じている可能性があるので即答は避けたい(20代のみと、30-50代をまとめているってのもちょっとアレ)けれど、興味深い一説ではある。要は、従来の大人が手掛けるような娯楽に、20代男性はあまり興味がないとの話。まぁこの辺りは【クルマからスマホへ...若者のパートナーの変化】や、その記事の関連記事などで色々と紹介・分析した通りの話で、特段珍しい、驚かされるものではない。お金は無いし閉塞感も強く、その一方で濃縮度の高い遊びが転がっているとなれば、従来の大人の遊技を投げ捨ててそちらに目を向けるのは当然の話。
で。コミュニケーション部分についてだけれど、その解釈もアリとして。一方でコミュニケーションそのものよりも、それっぽさ、むしろ一体感ってのが欲しいのかもなあ、という雰囲気は強い。
ん~。厳密にはコミュニケーションそのものよりも「一体感」が欲しいからではないかな。だからパチンコも入る。沢山の人が居て、その中の一人であることが実感できる。会話そのものはあればいいけどなくても構わない。世帯構成人数が減っているのも一因かも。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 21
日本は高め、「自国民としての誇り」「何か役立つと思うことをしたい」諸外国での違い http://t.co/iSipSE33MD でも触れてるけど「日本は他国と比べると「一人一人の個人」としての認識よりも、「全体、集団の中の一員」としての認識が強い」。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 21
中堅層以降も似たような動きを示すと思うのだけれど、若年層に限っても日本人は他国の人と比べて「一人一人の個人」としての認識よりも、「全体、集団の中の一員」として意義を感じる感がある。考え方の根底部分に、集団になることで身を守るっていう、防衛本能的な部分が強く働いているのかもしれない。CDの売れ行きがボンガボンガ落ち込む一方、ライブなどは堅調だってのも、そこに足を運んで「自分と同じ意識を持つ人の中にいる」という一体感による満足を得たい発想が多分にある、と考えれば納得がいく。
で、ここからツイッター周りの話もちょいと絡めて。
ツイッターにおけるフォロワー数絶対論とかFav集めとかも「自分が賑やかしい中に居たい」「沢山の中にいる」ことを可視化したい、数量化したい現れなのかも。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 21
将来への展望が持てない、努力が報われない時代だから、手っ取り早く承認欲求に特化するという事ですねぇ。 QT @Fuwarin: ツイッターにおけるフォロワー数絶対論とかFav集めとかも「自分が賑やかしい中に居たい」「沢山の中にいる」ことを可視化したい、数量化したい現れなのかも。
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2015, 1月 21
@FumiHawk @Fuwarin 自分がぼっちじゃないのを手っ取り早くわかる指標に使ってるとかからボッチ指標とか
後はこの世界では俺は有名人でバンバンフォボされてるから俺の意見は間違ってないと勘違いする(あ
— 黒枷葵@とりま色々バタバタと (@kurokaseaoi) 2015, 1月 21
先行きの不確かが強くなると、とにかく安定感を求めたい、確かなものを確認したいってことで、数字化に走るってのは理解が出来る。ボッチ指標という考え方は面白い。内面的にはそんな感じでフォロワー数なりFav数を見ている人も多分にいるのだろう。時折登場する、ツイッターのフォロワー数を戦闘力と勘違いする人も、多分にそれなんだろうな。先日も具体的に「自分は貴方ほどフォロワー数が居ないので拡散力がないから、じわりとこの話(無論、デマ系の内容)を広めていきますけどね」という感じのやり取りを目にして、ちょいとめまいを覚えた経験があるだけに、色々と納得してしまう限り。
良い悪いは別として、若年層の行動性向を推し量るという点では、考えさせられる話には違いない。
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