ヤマト運輸はいろいろ行き届いたプレスリリース出してくるなあ。 「クロネコメール便の廃止について」http://t.co/iCAT4btxtt
— ex_hmmt (@ex_hmmt) 2015, 1月 22
ざっくり「信書だかなんだかよくわかんないものが多くて総務省に聞いても明確な答えが出てこないし、信書運ぶとうちも顧客側も罰せられる可能性があるからメール便やめるわ」「明確な法人向けのDMサービスとかはやるわ」「個人向けの小型荷物は新サービスやるわ」「業務委託者の契約解除はないっす」
— ex_hmmt (@ex_hmmt) 2015, 1月 22
まず結論を述べて理由を述べて影響範囲とその対策を述べてさらに顧客にはあまり関係のない所だけどツッコミいれられそうな部分(「リストラちゃうねん」)をアピール。こういうプレスリリースを見るとなぜか嬉しくなるな。
— ex_hmmt (@ex_hmmt) 2015, 1月 22
出版関連で多くの人が使っていたであろう、クロネコメール便。これが3月末で廃止されることが先日発表された。早速同人関連ではかなりドタバタとした動きが生じているけれど、これに関するリリース自身、結構話題を呼んでいる。
概要的には上の解説にある通り。法令に従って色々やっているけれど、どうももやもやとした部分があって、それ関連でトラブルが生じかねない。しっかりガイドライン作ってくれないと困るってツッコミ入れたけど良い返事貰えないし、うちも顧客も痛い目に遭う可能性は否定できないんで、サービスの統廃合するわ、的な。
郵政民営化せずに(コストがかかることは承知の上で)信書を民間業者にポスト設置とかの条件を無しで開放する、というあたりが妥当な解だったのかもしれないなあ、という印象かなー。
— ex_hmmt (@ex_hmmt) 2015, 1月 22
@Fuwarin @ex_hmmt クロネコメール便は一番大きいのは人手不足なんじゃないかなあ。ゆうメールだって信書は駄目って条件は一緒で、封筒に穴開けろとか言われることもありますし。
— あかさたな (@emesh) 2015, 1月 22
クロネコメール便で信書を出しちゃいけないのは、3日以内に届くとかそういう確実性を政府が監査できないのに、クロネコメール便を借金返済催促に使うと「出した」「伝えた」「着てない」「伝わってない」みたいに裁判で揉めたりするからだと思う
— 余暇とコメしか存在しない経済を想定する。 (@hidesys) 2015, 1月 22
ヤマトのメール便の一軒
元々はシマンテックの逮捕受けて、信書の管理を強化してきたけど
五年近くやってきてやっぱりそれでも限界あるからサービス切り替えるねという話か
— 黒枷葵@とりま色々バタバタと (@kurokaseaoi) 2015, 1月 22
平成25年度 宅配便等取扱個数の調査及び集計方法(PDF) http://t.co/gebug8oSHv http://t.co/19TyduACPb pic.twitter.com/irzITpvXFI
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 22
無論、実情としては人手も含めたコスト周りの話も多分にあるんだろう。ただ、リスクの上乗せもコストの計上に他ならないし、他にも色々とマイナス要因があり、その積み重ねが臨界点を超えたので、サービスそのものを見直さねばならなくなったってところなんだろうな。一つの事象の起因は一つでは無いってこと。
ちなみに上記資料にある通り、メール便のシェアは大よそ1/3強。ゆうメールに続くシェアを誇っている。今件は完全廃止では無く、代替サービスで多分に代用できる(料金周りで代替といえるのか否かはまだ新サービスが明らかになっていないのでコメントできず)。ほとんどの人は非信書のものを送っているので、さほど問題はないはずなんだけどね。
閑話休題。指摘にもある通り、今件のリリースは企業広報としては概ね合格点......というよりむしろ見本的なレベル。テンプレとして保存しても良いほどの内容ではないかな。
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