ワクチンと「利権が」という話と

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定期的に出回る陰謀論の類の一つとして、インフルエンザ系ワクチンの話がある。いわく、医療関係者間の利権を守るためだとか、そんなものは必要ないのに副作用があるものを摂取され続けているだとか、特定勢派の陰謀によりなされたもので他勢派の人たちの撲滅を狙っているだとか。数字と数字を掛け合わせて正しいように見せる手口を使った主張もあり、その内容に正当性を覚えてしまうこともある。

昨今もある話(直後に触れる)をトリガーとしたのか、ツイッターでそのような話が出回っていた。まぁその話自身は「いつものことか」ってことでスルーしていたのだけれど、それに関する話がまとめっていたので、覚え書きも兼ねて。

詳しくはリンク先。直接のトリガーはWHOの報告者とある記事、そしてまたいつものネイバーまとめ。そこに加えて今では否定されている昔のお話やらが時系列を無視した形でごっちゃになっているという次第。「利権が利権が」と騒いでいる人もいるけれど、指摘の限りではその騒ぎでインフルエンザワクチンの浸透を止めさせると、かえってその利権が生まれるという矛盾。

で、これに合わせてこんな話が。タイムリーといえばそれまでなんだけど。アメリカでもワクチン云々に関する話があり(こちらははしかだけれどね)、実際に活動している人たちがいる。で、結果としては......


相変わらず詭弁なクソリプ(失礼)の類がついているけれど、それは放置しておくとして。まぁ、数量的にデータとして顕著な結果が出てしまうと、ねぇ。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月25日 05:57に書いた記事です。

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