これはひどい。加工されていたのは人質映像じゃなく、専門家のコメントの方だった!/映像屋のざれごと: 共同通信社さん配信の報道に関して。 http://t.co/0s8Aq83oeV
— 山本弘 (@hirorin0015) 2015, 1月 24
"「報道」というものに本当に失望しました"""これからは、こういった取材は一切お受けしないことにしたいと思います" 映像屋のざれごと: 共同通信社さん配信の報道に関して。 http://t.co/ru673kXM0w
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 24
"共同通信社記者「そうですよね、おっしゃっていましたよね。
でも、あのあと政府関係者からも合成の疑いがってコメント出ましたよね。なので、それに沿わない部分は書く必要なくなっちゃいまして。
それに、ちゃんと"原則"って追加したんで」" http://t.co/uveJVJmo7b
— geek@akibablog (@akibablog) 2015, 1月 24
対象事案そのものは現在も進行形であることから言及は避けるとして。新聞社では無く、新聞社も含めた各報道機関に情報を販売することをビジネスとする通信社において、取材をした内容の実質的な改ざんがなされていたことが、取材された側から暴露されたという話。まぁぶっちゃけると、「モノ申す」をした側が虚偽申請をしている可能性もゼロではないのだけれど、過去の語りの内容による傾向精査、対象となっている事案の中身、万一虚偽申請だった場合の当人のリスク、そしてそのリスクを冒してまで虚偽申請をする理由があるのか否かまでを勘案すると、その可能性は低いと見た方が妥当。
共同通信社側にも共感できるとの意見もあるけれど、良く読み通すと対象となった同社記者において、日本語能力すら欠けている感は否めない。記者の意見ならそう明記した上で書けば良いわけで、それを取材対象の発言として書き記したのでは、誤報の類ではなく、単なる「捏造」でしかない......ってああ、これはまさに先日【「引用元を明記したからこれは事実」とフェイクネタをかませて誘導する報道の話】で挙げたパターンと同じだな。
Press が Make Story になり、Fake Story に変貌する、か......Entertainment Show ならともかく、ねえ。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 24
これまでもこういった事案は沢山あった。そして取材された側は泣き寝入りするしかなかった。でも個人が広域に情報発信可能なツールが普及して、状況に変化が生じるようになった。これまでの状況が露呈されるようになった......と思ってしまわざるを得ないですね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 24
(まぁ、「そんなことは無い。事態が増えてきたのは最近になってからだ」というのでしたら、それはそれで問題ではあるのですが)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 24
これが思い返されるわけで 報道される側の一次情報公開のススメ http://t.co/QI6JifcuaD
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 24
新聞やテレビなどの一般報道機関でもやっちゃいけないことに違いは無いのだけれど、通信社ってのは半ば情報・報道における元締めみたいなもので、各報道機関は通信社から情報・ニュースを購入し、配信することになる。新聞記事の最後に「(共同)」「(時事)」みたいな形で但し書きが書いてあるのがそれ。あるいは本文中に「うんちゃらによると」って形で直接書かれる場合もある。いずれにせよ、複数他社に広まる内容であることを前提にしているわけで、それを百歩譲って誤報ならともかく、改ざん、捏造の類のものを創り上げてしまうとは。
@akibablog なんか報道関係者から意見を聴かれた側は個人ブログなりで未加工コメントを掲載しないとダメな流れになっているな。
これで飯食っているフリーランスの人からしたら信用問題に繋がるしね。
— オバQ電鉄 (@gonz_tk4) 2015, 1月 24
まさに指摘の通りで、専門的な技術などでご飯を食べている人、頑張っている人には、このような事案の改ざん報道で、致命傷を受けかねない。【報道される側の一次情報公開のススメ】でも言及しているけれど、取材された側はマスターのソースを保全し、いつでも、あるいは取材直後から公開する必要がありそうだ。
......というか元々それは不可欠なもので、これまでそれが出来なかった、難しかったからこそ、取材する側の勝手にされて、反論が出来ずにいただけ、なんだろうな。
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