"「自己責任論」と「首相責任論」を考察"という専門家の方のお話があったので読んだ感想 pic.twitter.com/G9whebbD0j
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 24
これもまた現在進行形の事案をトリガーとしたお話で、その事案そのものの言及は避けるとして。一専門家先生による、「自己責任論」も「首相責任論」も双方とも良くない、というお話が注目を集めていた。某所で目立つ形で、多くの人の目に留まるように掲載されていたから当然の話。またmixi経由で配信されていたニュースでも、やはりある弁護士先生の弁として似たような話が展開されていた。そちらはもう少し訳の分からない内容で、「自己責任論」は社会を滅ぼすからダメだというもの。
双方とも直接リンクを張るとその記事への恩恵となってしまうので、あえてリンクは張らないでおくけれど。後者の方は「極端な「自己責任論」の台頭、社会崩壊を招く?」的なタイトル。
おまえは何を言ってるんだ、みたいな。
①「自己責任論」良くない、という話が先の専門家の話や、一部弁護士先生からちらほらニュース的に出ているのですが...極論を呈して「だから自己責任は全部ダメ」「社会やルールがストップかけている状態で、それを無視して自分の益を優先して行動を起こし、何か損失を受けても、
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 24
②その人は悪くない、国や社会全体で保護すべき」という話を前面に押し出すと、それこそ無法状態の放任、無責任、自由奔放、やった者勝ちを推し進めることになると思うのです。義務を無視して権利ばかりを主張する傍若無人な考えを肯定するように思えてなりません。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 24
③誰もが責任感を持たず好き勝手に行動する。そのような世の中を望んでいるのでしょうかね......
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 24
④まぁいわゆる二分法の罠的な切り回しなのでしょう。この辺りの問題は多分にケースバイケースなのですが、Y/Nのみで振り分けをして、どちらか一方しかないように誤認させ、状況に応じて判断すべきものまで無条件で賛同させてしまう。詭弁ですねえ......
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 24
まぁ大よそ上記で語ってしまってはいるのだけど。多分に胡散臭さを覚えるのだよね。二分法で割り切らせる錯誤をもたらす誘導をしている。自己責任の否定は責任感の否定であり、それこそ社会の体制そのもの崩壊を意味する。何やったって責任を取らなくてよいということになれば、そこには無法状態しか存在しない。そもそも法とは行動に対する責任を明文化したものなのだから。それをよりによって専門家やら弁護士やらが語るとは。
とりあえず今後ツッコミを入れる機会が生じるかもしれないので、覚え書きも兼ねて。
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