読書家たるものの心得:
・畳の上に直接積んではいけません。湿気で下の方がカビて本が痛みます。
・詰め込むなら本棚にギッチリと。奇跡的に余裕があるなら、ブックエンド併用で。オシャレインテリア写真に写ってるような、斜めってる本はあれ歪みますから。
・本は自己増殖するモノと心得ましょう
— KGN (@KGN_works) 2015, 1月 27
先日節約アドバイザー的な人がドヤ顔で「本棚無駄過ぎキリッ」「本はどんどん捨てましょうキリキリッ」的なことを語ったことから、愛読者や積み本な人達から猛反発を受けたという流れで、読書家......というか積み上げ系読書家の心得的なものを。ケースバイケースな部分も多分にあるけれど、ああ、その通りと納得できる人も多いはず。また、「え、そうだったんだ」と気が付き、状況を改善できる点もあるかも。
読書家たる者の心得(2):
・普通の部屋を書庫にすると、やがて床が歪みます。
本の配置は床の歪みにくいよう考える事。
・本部屋の空気は定期的に入れ替える事
・梅雨時はひっそりと小口にカビが生えますので、特に注意を要します
...他にもあると思うので追加どうぞw
— KGN (@KGN_works) 2015, 1月 27
あ、一つ忘れてた。
読書家たる者の心得(3):
・シャレオツなスッカスカのインテリアなぞ忘れましょう。
家に本が満ちている、それこそ安心の空間です。
— KGN (@KGN_works) 2015, 1月 27
書籍を貯めるとスミソニアン博物館的な状況となりうるってのは人の業的なところがあるのだけれど、それゆえにオシャレな状況はすっぱりと諦めるべき。整理をした時点できれいに収納できても、その直後から状況は流動的になるからね。色々なシリーズが加わったり、増刊号が登場したり......。
また、紙ってのは案外重たい。書籍はそれがぎっしりと詰まっているから、いわば大きな重しの積み重ねが起きるようなもの。床の耐久力を考えないとえらいことになる。床が抜けた、歪んだという話は笑い話や冗談話ではなく、何度となく見聞きしたはず。
一緒に働いてた人が以前、非常にさわやかな笑顔と共に言ってたんですが。
「書斎ね~、僕も作ったんですよ~。奥さん公認ですw」
「でもねえ、壁の全面を本棚にしたのに、なぜか本があふれるんですよ」
...奥様のご発言は「ちゃんと積んどいて」になったんだそうで^^;
— KGN (@KGN_works) 2015, 1月 27
カラーボックスって便利ですけど、あれ本をずっと入れとくには不向きなんですよね。本の重さで歪みますよ(子供の絵本なんかを取り出しやすく入れておくには良いと思います)
— KGN (@KGN_works) 2015, 1月 27
たしかに^^;
本と楽器が詰め込まれる事確定してた実家は、軽量鉄骨使ってる家になっとります^^;;; RT @neko123desu 住むなら鉄筋コンクリートのマンションがおすすめです 床の心配は不要になります!
— KGN (@KGN_works) 2015, 1月 27
あ、そういうのもありましたねえ。誰かがぶつかると雪崩が起こったりしますし^^; RT @m_akasya カラーボックスの場合、大きめの本(つまりハードカバー)いれると中途半端に奥行きが余るんですよね。その全面に文庫本を二重に並べようとすると今度ははみ出るし
— KGN (@KGN_works) 2015, 1月 27
軽量鉄骨ももちろんそれだけじゃダメなそうで、実家の床はところどころ本棚対策の強化部分がございましてな......
まあ紙の本なんて圧縮した木材のようなものだから...
— KGN (@KGN_works) 2015, 1月 27
@KGN_works 書籍は、同じ体積だとピアノよりも重いし。新築やリフォーム時に工務店側に「書庫にしたい」旨を伝えると、補強しないと床が抜けるよと言われるそうです。
— にゃこにゃこ (@nyakonyako) 2015, 1月 27
おおう、ビニールタイル... RT @N_Ozawa_
・台所などのビニールタイル直置き、速やかにカビます。
・同じくビニールタイル、雑誌などのカラー表紙は数日でへばり着き、最悪は 転 写 されます。(これ容易には取れません)
— KGN (@KGN_works) 2015, 1月 27
カラーボックスはかなりのトラップ。一見お手軽で追加増強も容易ですぐに手に入るので、さくっと書籍を収納するのに使ってしまいそうだけれど、実際に使い始めるとごく特殊なパターンでしか有益性を得られないのが分かる。中途半端な大きさで深さがあり、空間を無駄遣いしてしまいかねない。大きめな書籍はぎりぎり入らない。しかも一定時間が経つと、あるいはちょいと重いものを乗せると歪んでしまう。積み重ねも難しい。結局、図書館にあるような、ステンレス製のがっちりとした本棚が望ましいってことになる。
書籍の処分基準ですが、個人的には以下の通り:
・技術系:ハードウェア、ソフトウェアの廃棄と同時に破棄(コレクション以外)
・医学書:次版入手と同時に破棄。中身が古くなったら破棄。
ただし趣味分野は書庫に押し込む(例:感染症)
・小説:絶版になる本が多い。電子版が無ければ維持
— KGN (@KGN_works) 2015, 1月 27
処分基準の続き。
・医学以外の科学系:趣味で買ってるわけなので、よほどの事がない限り書庫行き
・歴史系:生資料は書庫で維持。読み物系は飽きたら破棄。
まあこんな感じですかねえ...
— KGN (@KGN_works) 2015, 1月 27
あ、歴史系も郷土史の本なんかはすぐ絶版になったりそもそも入手困難だったりしますので、オンラインで拾えない資料は捨てないことを強くお勧めいたします。
— KGN (@KGN_works) 2015, 1月 27
最後は捨てるか否かを決める際の判断基準。あくまでも一例、参考事例として、これを元に自分自身のガイドラインを作るのが一番。......全部残すってのが一番楽なんだけどねえ。それができれば苦労はしない(笑)。
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