2015年2月アーカイブ

↑ まんがタイムきららキャラット2015年4月号
↑ まんがタイムきららキャラット2015年4月号


表紙は「ひだまりスケッチ」。背景色も合わせ、春らしさを覚える情景。でもシチュエーションがいまいち不明。タイトル横の吹き出しは「冬の次!夏の前!」って、春といいたいんかい(笑)。

↑ ヤングキングアワーズ2015年4月号
↑ ヤングキングアワーズ2015年4月号


今月は月末と週末が重なり、さらに年度末も近いということで色々と立て込んでいる中で、さらに29日から31日までが無いのでそれらの日取りに行われるイベントが全部前倒しになって、色々とドタバタ中。表紙は「僕らはみんな河合荘」だけど巻頭カラーページはアルペジオ一色。あと単行本発売関連でカラーページ広告が入っている。結構新鮮。


Google内部に日本語、あるいは日本文化の現状を知っている人はいなかったのか的なツッコミがあちこちから入っている、Googleの人工知能の名称に関する話。DQNって日本ではネットスラングで「ヤンキー(不良)など、"粗暴そうな風貌をしている者"や実際に"粗暴な者"、また"非常識で知識や知能が乏しい者"を指すときに用いられる」(Wikipedia)を指すんだけどねえ。実際にはもう少しハードルが低くて、スットコドッコイ的な意味合いの、あるいはプレミアム・スットコドッコイ的な感じがするのだけれど。

で、そのGoogleにおけるDQNってのは元々「ディープQネットワーク」の略なんだそうだけど、もうそんな略など誰も知ったこっちゃないという状態。さらには今件のように、謎解きをしてその真相(!?)を解き明かそうとする人も出る始末。確かにHALはIBMよりさらに前を進むもの的な意味合いを込めて一文字ずつずらして創ったという話もあるけれど、DQNが仮に同じロジックで創られているとするのなら、DQNの逆算的な一文字ずらしはEROとなる。えーと、やはり日本語だけれど、DQNと変わらないレベルのヒドイ意味合いになってしまう。これはダメだ。


先日の【震災から4年目を間近にひかえて「御用」「ムラ」で弾圧をした方々が「自分達は責任は無い」とする言い逃れへの指摘】と絡んだお話として、最近あちこちで出ている事案。色々と世の中を煽動して多くの人を疑心暗鬼に陥らせたり誤った判断をさせ、自分の懐を温めたり信者を増やしたりした人たちが、そろそろそのネタが暴露されてきたこともあり、自己正当化をする動きがあちこちで出ている。自分が嘘をついて煽動していたのは恐怖心によるもので病症的な者だから仕方がない、と主張する某火山方面で有名な教育関係者とかね(その一方でやらかした所業には一切修復行為をしていない)。

それらの動きの中で大きなものの一つが、デマ的な疑似科学に対してそれを否定する動きをレッテル貼りし、悪しきものだと決めつけるもの。例えば天動説を唱えている人に対し、科学的に証明した数々の論点を呈して「デマを流すな、それで人々を迷わすな、嘘をつくな」と非難すると「この地動説派め、デマバスターだろ」的なもの。

......えーと、それってこの事例なら天動説がデマだという前提になってしまうのですが。恐らくは「反●×派」「●×バスター」というレッテルを貼ることでどちらかといえば反主流派、傍流的な立場にあること、自らの主張が正しいのが前提ってことにしたいのかもしれないけれど。


ニュースそのものはJなんちゃらが掲載しているのでパスするとして、当方も「口調は少々強めであったかもしれないけれど、車掌や駅員では無く運転士ならば理解はできるし、論点の軸をずらして問題の本質をすり替えてないかな」という感はある。

例えばレストランでウエイトレスが個人的に気に入らない客に対して失礼な態度を取れば問題だろうけれど、調理場に向けて調理の妨害をするような行為をした客に、調理人が強い口調で注意をするのは問題だろうか。そりゃ、客と対面しうるお店の人は全員接客業だと言われればそれまでなんだけど、なんかそれはそれで話が違う気はする。


これはゼロから百まで全部というわけではなく、ケースバイケースの話ではあるのだろうけれど、自分の経験則も合わせて多分に的を射ている話ではあるなあ、ということで、良い機会も合わせて、覚え書き。要は(紙の)契約書をどれだけ重要視するか、責任の所在の文化的な違いとか。人治主義とかも関係してくるのかな。日本だと特に責任に関する所在に重点が置かれていて、とりわけその責任が色々と振り回され武器にされてしまうので、極力回避するという姿勢があるような気がする。


数年前に【試験当日「脳の燃料」何が効果的? 受験生の母親が思うのは「ブドウ糖」】等でも取り上げたように、受験勉強をはじめとした頭脳労働的な疲れの際にはチョコレートなどの甘いモノ、ブドウ糖の補充がいいのでは、という話がちょいとしたブームになった。今では下火だけれど、それでも定期的にこんな話が出てくる。疲れがたまると甘いものがつい食べたくなるってのは、あながち単なる食いしん坊なだけではないのかも。


今回の事件そのものに関するあれこれはさておくとして。呼び出しなどの意思伝達手段にLINEが使われていたという話に関して。指摘の通りLINE......というよりは携帯電話のあるなしで、親が介在できるかいなかってのは随分と違ってくる。LINEってのは単に他の携帯電話関連のツールよりも浸透度が高く、連絡がし易いだけだったという話であり、LINEそのものに非は無い。問題なのはそのようなリスクも生じ得るツールを、問題となり得る年齢に使わせても良いのかという話。

例えば包丁とかガスコンロみたいなものかな。使う時の注意事項やリスクをしっかりと教え、さらにそれでも発生しうるトラブルに対処できるよう、大人のチェックが欠かせないような、それほどまでに便利で、そしてリスキーなもの。あるいはバイクや自動車みたいな感じかなあ、今の子供に対するLINE、に限らずスマホ周りの利用は。


そもそも論として出力されて確認する対象となるのがディスプレイとなるわけで、その設定や環境次第で見え方が違ってくるのだから一概には言い切れないのではというぶっちゃけた話をしたうえで(結構これ、大きな問題。ディスプレイの色合い調整は人それぞれなので、同じデータでもまったく別物に見えてしまうことがある)。デジタルでデータをやり取りしているとどうしても生じてしまう錯誤に関して、世界中で話題に登った件。

概要は上記にある通りで、親子の何気ない会話がワールドワイドの論争に発展するという、まるで「スターウォーズ」的なお話(待て)。実物のドレスは青と黒だったとのことだけど......


ドコモのPREMIUM 4Gのスピード感をアピールするために「3秒で料理を作る」という「キユーピー3分クッキング」のパロディ的な映像を世に送りだし、サービスそのものの喧伝をほったらかしにしてそのインパクトを世の中に浸透させた「3秒クッキング 爆速エビフライ編」。最後に「次回は餃子」というメッセージが配されていたため、ニコ動ではそれをMMDで作り上げるという猛者も現れたわけだけど......本家大本が本当に続編を創ったことで大きな話題を呼んでいる。

説明にいわく"「2つの帯域を1つに束ねて、通信速度を向上させる」ということを表現するため、2つの発射口から射出される具材が混ざり合いながら、爆速で餃子を調理する装置を開発-しました"とあるけれど、その意気込みをサービスの充実とサポートにも活かしてよというツッコミがありそうな感。


以前の御嶽山報道で某社の記者先生が「遺族の人となりの紹介が大切」的な話をしていたのを思い出した件。かの新聞記者に限らず、新聞報道に携わる人の行動原理の一つとしてこれがあるのなら、何となくつじつまが合うし納得がいく。そしてテレビが報道機関であるのに対し新聞が報道機関であるのと同時に言論機関でもあることにも「ああ、そういうことね」と合点がいってしまう。


概念論の一つであって実際にはケースバイケースのところが多いんだろうけど、多分に「ああ、確かに言われてみればそんなことが多い気がする」と納得させられた話。自分を基準点としてそれと比べてちょっとした不幸な状態にある人には冷淡に接して見下す場合が多いけれど、極端に不幸な人の場合は同情したり手を差し伸べたり、少なくとも優しく接する場合が多々ある。まったくの自業自得で自己責任に過ぎない事例でも、極端な不幸の状態にある人には優しくしてしまう。

↑ 「ことりのむーすけーき」「ぶたさんむーすけーき」
↑ 「ことりのむーすけーき」「ぶたさんむーすけーき」


先日【「ことりのむーすけーき」「ぶたさんむーすけーき」2月27日から全国のセブン-イレブンで発売決定】で発売確定報をお知らせした、セブン-イレブンの素敵スイーツ「ことりのむーすけーき」「ぶたさんむーすけーき」。本日2月27日からの発売ということで、時間をざっくりと取って早速調達......しようとしたのだけれど、一店舗目では品切れ、二店舗目では入荷せず、ようやく三店舗目で確認。本日発売ということを店員さんに確認した上で、双方とも購入。ぶひぶひぴよぴよと声が聴こえてきそう。


漫画の単行本カバーや帯についている応募券。それを切り取らないと懸賞や商品引換に参加できないのだけれど、デジタルナンバーなどではなく物理的に切り取る必要があるので、必然的に切った後はその部分が無くなってしまう。単行本の帯の場合、指摘の通り券そのものが正方形だと、切った跡がガタガタになり、どうにも使いにくいし痛んでしまう。

「応募券の分だけちょっと長いと完璧」ってのは印刷上の行程を考えると難しいところがあるのだけれど(使う用紙を工夫すれば良いのかな? でも応募券がすべての単行本に存在するってわけではないので、応募券があるものだけ別の大きさの用紙を準備するのも大変そう)、応募券をどこにプリントするかは容易に変更が出来るはずなので、すぐに改善は出来そう。

似たような話で当方も以前、雑誌のアンケート用紙についてツッコミを入れたことがあった。切り取ってハガキに貼りつけるタイプのアンケート用紙が印刷されていたのだけれど、時折そのプリント部分が雑誌の折込の方に偏っていることがあった。その場合、折込部分にまでカッターを入れる必要があり、必然的に雑誌のあちこちに切れ目がついてしまう。印刷部分を工夫すればいいだけなのになんでこんなことを...とツッコミを入れたところ、以降はそのスタイルを取らなくなった。まぁ他にも大勢同じような考えをした人が意見したんだろうけどね。

この類の改善はコロンブスの卵的なもので、しかも一度変更されればずっと効果を発揮し続ける。わざわざ再度改悪をする必要が無いからね。適切なサイズの模索など、いくつかの課題はあるだろうけど、他雑誌社も検討をしてほしいところではある。


ビッグイシューというのは本家サイトでも何度か紹介した記憶があるのだけれど、「ホームレスの社会復帰に貢献することを目指すとする企業であり、またイギリスを発祥に世界で販売されるストリート新聞」のこと。日本版では月2回刊での刊行スタイルとなっていて、定価は200円。販売をしている当人が売った代金の何割かを手元に残せるもので、その金額が生活支援となる。運営側が商品を提供し、販売者としての就労口を当事者に与えるようなもの、かな。当方は残念ながらまだ直にその販売状況を見かけたことは無いけれど、興味深い話ではある。

で、そのビッグイシューを買ったことをシェア(ここでは内容を頒布するのでは無く、購入行為や感想などを伝えることを意味する)することが、寄付好行為を周囲に公知するのに似ているとの話。購入行為が半ば寄付のようなものだから、考えていればイコールとなって当然。そして指摘にもあるけれど、この類の売名行為......というと表現がアレだけど、公知行為はやってもいいと思う。当方も賛成。


具体的な事案を挙げると当方もその罠にはまるので例としては挙げないけど、当方自身も動物愛護的なもので数件、戦場周りの報道姿勢に関して1件、似たような事例の経験がある。リプライをチェックしてみたら、突然サムネイルで「えげ」となるような画像と共に、英語とかたどたどしい日本語で必死になって色々と訴えかける文言を投げつけてきたり、さらにはリンクを張って「こちらでその実情を」と語りかけてくる。いや、当方あなたの事を知らないし、なんで突然? みたいな。

訴えかける方は必至なのだろうし、正義を、正当性を持った、確信した上での行動なので、何の問題も感じないのだろうけど、その理念というか考えを持たない人には単なる恐怖なコンテンツでしかない。そもそも「こういう事はいけないよネ」というネガティブなものを、不特定第三者に向けて突然投げかける行為が、果たしてどのような意味を持つのか、そこまで考えているんだろうか。


セレブとかハイソとかいう類の、上から目線的なレベルでのお金を持っているような領域では無く、日々の生活の中でお金に関して頭を痛めてしまう、何かとそろばん勘定をしながら色々な行動をしなきゃならない......っていう苦労をせずに、他の事柄にその悩み分を割り振れる。そんな感じのレベルでの「お金がある」という状況を端的に表したもの。アイスクリームを買うことそのものをちょいと控えたり、小柄な多数個入りのパックを買って来たりではなく、単体のハーゲンダッツを専用の冷凍ケースから取り出してかごに収められる、それがいつでも出来る。あるいは常にお財布の中に一定量の現金があり、少額決済用のお金を置いておく場所にもそれなりに用意してあって、給料日を気にすることなくお金を使える。いつもカツカツで、給料日には銀行に足を運んで日々の生活資金を降ろす必要などない......


昨年に本格展開を開始したセブン-イレブンのドーナツ。結構好評のようで、あちこちのセブンを渡り歩いて何気にチェックしていると、いつも人だかりが出来ている。特にサラリーマンと、子供連れの母親から人気を博しているようだ。

一方で数年前から開始した野菜の直売あたりからその傾向はあったのだけど、本来はフランチャイズで各店舗の独自性を極力薄くし、全国どこでも同じようなサービスを同じような品質でがモットーだったコンビニ、セブンでも、各店舗の力量を発揮させるべく、制限をそれなりにゆるくする傾向が見受けられる。他の某コンビニチェーン店と比べればまだまだ自由度は低いけれど、それでもプロモーションの点では結構頑張ってる気がする。


ピッチとはもちろんPHSのことで、携帯電話そのものが浸透する前に流行ったモバイル端末。英語の「Personal Handy-phone System」の頭文字を取ったもの。大きな違いは基地局のカバー領域にあって、携帯電話と比べて非常に狭い領域が対象になる。料金は安いけれど使えない場所が多い。最近では携帯電話におかぶを奪われているけれど、今では医療機関などで使われることが多い、位かな。先日データを調べてみたら、一時期増えていた契約数が再び減り始めているってのは【あれれ減ってるPHS契約者数の推移】でお伝えした通り。

で、そのPHSがかつて女子高生を中心に「ピッチ」という呼び名で広まり、広告などでも使われることがあったという話。当時使っていた人はPHSの存在も、ピッチという呼び名も知っている。けれど、今の女子高生はそんな話は知るはずも無く、母親の「ピッチ」という言葉に首を傾げるのも良くわかる。暗号みたいなもんだもんな、語源を知らなければ。


試食品や試供品のように、元々お試し版なりダイジェスト版を広範囲に展開させてその商品やサービスに興味関心をいだかせ、本商品の認知度を高めて購入を促す、呼び水的な商法はごく普通に行われている。インターネットの普及で断片的な情報配信のハードルが無茶苦茶下がったこともあり、デジタルコンテンツの点ではさらにその呼び水手法が活発になった。先日言及した電子書籍の超割引セールやゼロ円セールもその類と考えれば理解はできる。また、漫画家先生などが発売日などに合わせて、その作品のダイジェスト版やイメージカットをネット上に流すのも、その類かな。

ところが同人誌でも商業誌でも、何らかの機会でその一部分、ダイジェスト版のようなものを手に取る、目に触れる機会を得て、「ああ、これはいいな、全部を読んでみたいな」という気持ちにさせられ、見事呼び水に誘われた状態になっても、その本編が存在しない、手に入らないなんてことがあると、悶絶状態に陥る。いわゆる消化不良的な絶望感。連載時に読んでいた漫画の単行本をようやく見つけたと思ったら、最後の巻だけ出ていなかったとか、何処に行っても在庫が無い、みたいな感じ。


先日本家サイトで掲載した、ハーゲンダッツの素敵お餅シリーズ「華もち『きなこ黒みつ』「みたらし胡桃(くるみ)」が発売開始後2日目にして需給問題から生産を一時休止して(「販売休止」とあるけれど、これは実質的にメーカーから小売店への販売休止という意味で、商品回収の意味では無い。この辺、ちゃんと説明をする必要があるんだろうけれどネ)、量産体制を整えるから暫く待ってね、という事態になった。今件について記事にして、さらに同様の補足をヤフーのニュースのコメントとして付したところ、本家記事への当方宛へのツッコミも含め、あちこちから「品薄商法うんぬん」という、否定的な意見を多数見受けることになった。

【「牛すき鍋膳」販売数1,000万食を突破!】

↑ 吉野家の牛すき鍋膳
↑ 吉野家の牛すき鍋膳
株式会社吉野家では、昨年10月29日(水)より販売開始した『牛すき鍋膳』の販売数が1,000万食を突破いたしました。「うまい、やすい、ごゆっくり」をお楽しみいただけるとともに、お食事の最後まで熱々でお召し上がりいただける『牛すき鍋膳』は、昨年12月の500万食突破以降も、引き続き多くのお客様にご愛顧いただいております。これもひとえにお客様のおかげと、心より感謝申し上げます。

2年前の冬には牛丼業界に旋風を巻き起こし、今年度もまた好調なセールスを示している吉野家の牛すき鍋膳などの鍋シリーズ。今年度分だけで累計の販売数が1000万食を突破したのだそうな。500万食突破は昨年12月だということから、大体1か月あたり250万食位と概算すればいいのかな。大よそ1日あたり8万食強。結構な数。


昨年ちょいと話題に登った、若年層のパソコン・キーボード離れ。新学期、就職に絡めたアレコレの話が活発化してきたこともあり、また再燃してきた......というか具体化してきた感がある。手元の各種データでもパソコンの利用機会が若年層で減っていることは明らかにデータとして出ているし、検証は来週以降になるけれど国際比較としてもその様相が確認できる調査結果も見出すことが出来た。「一部だけでは」との意見もあるけれど、複数の教育関係者や企業の新人指導的な立ち位置の人から同様の意見を見聞きするに及び、特定少数の話では無い気はする。

①子会社における出版事業の一部廃止等、希望退職者募集並びに特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ(学研、PDF) https://t.co/jp1j3YGkNi

— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 25


先日学研から発表された出版事業の一部廃止と再統合に関するリリース。詳細はリリース参照のこと......といっても詳しい話はこれ以上の情報が出ておらず、具体的にどのラインアップが飛んでしまうのか、文章の解釈次第でどのようにも読めるので、結構ドギマギしてしまう。

色々な意見が出ているけれど、個人的には歴史群像のシリーズとかがやっぱり気になる所。加えて、それらの出版が無くなるってことは、そこに携わっていた筆者諸氏の仕事場が一つ減ることになる。人材の観点でも結構マズイ気がする。


先日の【震災から4年目を間近にひかえて「御用」「ムラ」で弾圧をした方々が「自分達は責任は無い」とする言い逃れへの指摘】や先の【想いの通りにならないと地べたにへばりついて駄々をこねる子供のような...「批判自粛が広がっている」とジャーナリストや知識人が会見】などの話を見返したり、それに関するレスポンスなどをチェックして思った事。自由は自由奔放と同意では無く、自由のための前提となる権利や義務が伴うものってのは何度となく触れている話ではあるけれど、それと同時に自由に出来る事・した事と、その結果が認められる・られない、正当性のあるなしはまた別の話ってことも、(これも当たり前の話なのだけど)強調する必要があるのかもしれない。

自由に語られた内容は、それが正しいか否かを保障されるものではない。にも関わらず自由に語った内容はすべて正しく、その上で正しいからこそ同意を得られねばならないとして、「自由に語ったのにも関わらず周知されない、同意を得られないのは、自由に発言できいないからだ、空気が悪いからだ」と、三段論法的な斜め上的発想で論理展開をし、「自由じゃない」と主張している。

要は「自由じゃない」「物言えぬ空気」云々ってのは、「自分達の意見が正当性を認められない」「話を聞いてくれない」のが勘弁ならないという真意の別表現なんだろうな。


ランダムに結果を出してくれるシンプルなアイテムとしては、知らぬものは居ないであろうサイコロ。六面体のものが一般的だけど、ボードゲームをたしなんでいる人ならご存知の通り、八面体やら十面体やらしまいにゃ百面体なんてのまである(いや、マジであるよ。ほとんど球形だけど)。

で、そのサイコロにちょっとした付加価値をつけてステキアイテムにしたのが、この「迷った時のサイコロ GAME OF DICE」。無地のサイコロ2つに、そのサイコロに貼りつけるシールが90枚。多種多様な選択肢がアイコン化されてシールとして用意してあり、利用者は自分の好きな用途向けのシールを貼って使うという次第。普通の数字1から6までが●印で描かれたものから、東西南北などの行先を示すであろうシール、レジャーなどを示すであろうアイコンなど、多種多様な使い方が(ちなみに無印の公式サイトでは現在品切れのようで商品ラインアップの確認はできないけれど、購入報告事例は多数見受けられるので、フェイクの類では無し)。


一見するとまったく別物に見えるお話だけれど、よく考えると根にある部分は同じなのかな、という二つのお話。まずはこちら。本質的には【自分の目の前にあるものがすべてではないことを知る】で語っていたことと同じで、いわゆる「原価至上主義」的なものへの警鐘、物理的に形に見えるもののみに評価を与えることに「それ、違うのでは」という話。レスポンスを見ると「特定少数事例だけの話だからミスリードだ」とか「人件費と技術料との違いは云々」、さらには「本当に必要なものなら消えることはないので、評価されなかったりコストが払われずに消えるのなら、技術者や技術の方が悪い」ってあるけれど、この辺りの話、やりとりを見ていると、モノが作られる行程、開発されるまでのプロセス、提供されるまでに携わる人たちのや投入されるリソースなどについて、理解していない、情報不足という感は否めない。

でも変なんだよね。あれだけ製作過程にある人達の労苦が指摘され、ブラック企業ブラック企業言われているのに。まさに悪しきデフレ感覚。


ツイッターやFacebookは気軽にコミュニケーションが出来るようになったという点では非常に便利ではあるのだけど、その便利さゆえにどうしても集中リソースがそちらに分散してしまい、気が散ることになる。自動車・自転車運転中に操作をしていて「ちゃんと集中しているから」って主張しても、それが単なる戯言でしかないのは、数々の事故実態例で、あるいは自分自身の体験で分かるはず。

集中力を高めるには、集中の分散先を減らせばいい。色々な方法論が語られているけれど、昨今では結局こんな話になっちゃうんだろうなあという小噺。うん、確かにツイッターを削除することで集中力は上がる。でも多分無理。これってアレだ、禁煙の話と似てるよね。ソーシャルゲームや携帯電話そのものにもいえる事ではある。テレビとか携帯ゲーム機とかも同じかな。

グリコ乳業株式会社は、見た目にもゴージャスなプリン『黄金のプッチンプリン』を3月2日(月)から全国で期間限定発売します。(6月末頃まで)


「黄金のプッチンプリン」シリーズは黄金色のはちみつソースを採用。ソースにはプリンベースに相性の良いゴールデンデリシャスリンゴ果汁を使用しました。またバニラの中でも最高品質といわれるモンレニオンバニラを隠し味とすることで、通常のプッチンプリンでは味わえない上質なおいしさをお楽しみ頂けます。

1972年発売のロングセラーブランド「プッチンプリン」。2月からメープル風味の新しいカラメルソースを使用し、さらにおいしくなりました。今回ラインアップを拡充することで話題を喚起し、プリン市場の活性化を図ってまいります。。また、海水由来のミネラル分が含まれている天日塩が、まろやかな味わいを加えています。


昨今ではコンビニのプライベートブランドで多種多様なプリンが登場していることもあり、多少影が薄くなった感はあるけれど、プリンの中ではやはりプッチンプリンが定番中の定番であることを誰も疑う余地は無い。お手軽で独特の舌触りとのど越し、甘味には、懐かしさと安心感すら覚えてしまう。

高齢化、1世帯あたりの構成人数の減少が進む社会環境において、高品質のものを少量購入したいお客様は増えています。そのようなニーズに応えるため、原材料にバター、自家配合パネトーネ種、天日塩を使用することで、「贅沢な味わい」と「しっとりやわらかな食感」がお楽しみいただけるワンランク上の食パンを開発いたしました。


本商品は、使用する油脂の半分をバターにすることで、コクのある味わいを生み出しています。バターを使用した食パンを魅力的であると答えるお客様は多く、商品名にはバターを連想させる色である「金色」を採用しています。しっとりやわらかな食感は、北部イタリアに生息する酵母と乳酸菌群が共存した 天然酵母種「自家配合パネトーネ種」により生み出されており、パネトーネ種特有のうま味もお楽しみいただけます。また、海水由来のミネラル分が含まれている天日塩が、まろやかな味わいを加えています。


商品解説文にもあるけれど、比較的リッチなシニア層が大量に登場したことで消費市場も結構な変化をとげている。その中の一つのスタイルが、日頃の食材、ご飯やパンを少量だけどちょいと上のグレードでたしなみたいというもの。セブン-イレブンの「金の食パン」の大ヒットがきっかけで、猫も杓子もハイグレードな食パンに積極的な開発リソースを投入することになった。

Pasco(敷島製パン株式会社)は、宇治抹茶を使用した「宇治抹茶シリーズ」4アイテムを、2015年3月1日より、東北、関東、中部、近畿、中国、四国地区(※)で発売します。※商品ごとに異なり、【各商品の特徴】に詳細を記載


生地やクリームに、抹茶のなかでも特に味と風味に定評のある「宇治抹茶」を使用しています。宇治抹茶の上品な味を表現することにこだわりました。パッケージにはキラキラした光沢感ある市松模様をとり入れ、きらびやかに「和」を表現、華やかな売り場づくりを狙います。


昨今では金銭的に余裕のあるシニア層の増大に伴い、食品系でもそちらをターゲットとした味わいの商品が増えている。その代表的な味が「抹茶」。元々健康志向やら独特の渋みが受けてはいたのだけれど、ここ数年の抹茶関連の食品の急増は、どう考えてもシニア向けの商品云々ってことでないと説明が出来ない。まぁ元々そちらの方を向いた食品が少なかったから、ある意味当然の話ではあるし、よほどのものでない限り若年層や中堅層にも受け入れられるものだから、「味わいの幅が広がる」と考えればいいだけの話なのだけど(個人的にも抹茶は好きだし)。


「黒ギャル」という一般的にありがちなイメージに反する、あるいは逆に遠慮や配慮もせずにダイレクトな物言いをしそうだな、というキャラクタを呈し、皆が良く知っている場面を大いにひっくり返す。話の切り口としては結構面白い。ドリフなどで観られる寸劇「もしも」のシリーズに良く似ている。ましてや事例として挙げられたのが暗い場面で、それちゃぶ台返ししてしまう世界観のコペルニクス的発想が興味深い。確かにこんな人物が一人主要キャラの中に居れば、話は随分と別のものになるだろうし、作品の魅力も変わってくる。あくまでも原作があり、その上での話だけど(アンソロジー的な考え方なのかな、あるいは)。


当方自身は運転免許証は所有して毎回しっかりと更新しているけれど、自動車を保有していなければ運転もせず、いわゆるペーパードライバー的な立場にあり、プリウスは色々な統計や調査結果、市場チェックの過程で見聞きしている存在でしかない。そのような立場でも、定期的にツイッターの「今日のプリウス」的なハッシュタグと合わせ、公式リツイートの形で事故を起こしたプリウスの写真が掲載されているのを目にし、少なくとも爽快感や愉快な想いをしたことはない。

このハッシュタグを用いている人たちは、何を想ってこんなタグを使って事故現場の写真を投稿しているのだろう。


パクリのツイートを行うパクツイアカウントは手法を色々と変え、進化をしている。その一方で旧来の手法が伝達速度の違い、その手法を用いたツールの利用浸透の時間的差異、さらには完全に技術面で不可能となったわけではないことから「まだまだ使えるじゃん」的な形で、新旧入り混じってパクリツイートのアカウントは日々創生されていく。

今件指摘されたアカウントも、どちらかといえば古いタイプ。画像そのものを取得して「自分のものとして」アップし直し、大本の描き手の所有権を強奪。しかも「「なるほど」と思ったらリツイートお願いします!」的なアピールまでして、拡散を要請している。

現時点ではアカウントは消され、逃亡しているけれど、「一枚のお絵描き講座」で検索すると類似のものが結構出ていたりする。まぁ、一つ確認できた奴はpixivのURLがちゃんと貼っているので微妙ではあるけれど。


最近はデジタル原稿が増えてきたので「失敗作」的なものも絶滅対象種的な判定を受けているのかもしれないけれど、作家にとっての失敗作、例えば書き損じの原稿用紙とか、構図に失敗して途中で手がけるのを止めた原稿とか、さらにはデジタル云々に関係なく発生しうる上記のようなサイン本のミスとか。それらはファンにとっては、ある意味貴重な一品となりうる。生き様というか、身近感を覚えたり、自分が知らない一面、内面を垣間見た感じになるから。んー、ちょっと違うかもしれないけれど、アイドルの日常生活をちょいと拝見する番組みたいな?


報道などで流されたり、漫画や映画などに登場するシーンの影響が多分にあるのだろうけれど、特にアメリカの人たちはポテト系とピザとコーラをよく口にする。ポテトは芋だし、ピザは野菜たっぷり、コーラは精神安定剤みたいなものだから、まさにアグレッシブな彼らにぴったりのスピーディーで機能的な食品に違いない......ってごめんなさい、どうにか理由をつけて健康的なように表現しようとしたけれど、無理でした。むしろさらにドーナツが足りないぞ、とツッコミを入れてみる(そこじゃない)。

まぁでもアレだ。日本人がおにぎりとお茶、味噌汁を好むのと同じようなもんなんだろうな。


何か今日は人材育成周りの話が続くな、色々と連動性のある話だから、ある意味すべてが繋がり得るから当然なのか。ということで、先日の【帝国データバンク調査による人手不足の実態】のリプライとしていただいた話。今日付けの他記事とも結構密接した話でもある。

先の記事でもちょいと触れていたけれど(というよりここ全体が元々覚え書き的な立場なので、フラッシュアイディア的なものだけど)、正社員の不足している業種って、多分に「技術・経験」が求められるもの。短期間では習得できない、匠の技的なものが多い。例えばプログラミングを一朝一夕、あるいは運転免許証のような数週間の合宿で習得できるのなら話は別だけど。

わが国は、急速に高齢社会に移行しつつあり、労働人口に占める高年齢労働者の割合も急速に増加してきています。雇用労働者全体のうち50歳以上の高年齢労働者の占める割合は約3割となっています。


このような中で、高年齢労働者は、災害発生率が若年労働者に比べて高くなっており、年齢階層別の年千人率をみると、50歳代では30歳代のl.5倍となり、60歳以上ではさらに高くなっています。この結果、50歳以上の高年齢労働者が休業4日以上の死傷災害全体に占める割合は、4割強となっています。また、高年齢労働者は、若年労働者に比べて被災した場合にその程度が重くなるという傾向があります。

高齢社会においては、高年齢労働者がその活力を失わずにその能力を十分に発揮することが必要であり、そのような職場を作っていくことが、本人のためにはもちろんのこと、企業や社会全体の活力を維持するために非常に大切なこととなっています。


先日の【空かない駐車場、金属疲労を起こす企業や業界】や先行する団塊の世代の話、あとは本日後程本家サイトで掲載予定の交通事故周りの話ともつながりのある件。さまざまな理由で労働市場内の高齢者の数・比率が上昇し、それらの人たちが引き起こす事故が件数的に増加しているという話。高齢者の起こす事故率はそう変化が無いので、人数が増えているから件数が増加しているってのもあるし、これまでは現場で作業する≒リスクが上がる的な立ち位置で就労する高齢者が少なかったってのもあるのだろう。数は増え、高リスクの状況で働く場合が増えてくれば、高齢者の労働災害が増えるのも当然の話。


以前ツイッター上でつぶやいた記憶はあるし、あるいはこちらでも紹介したかもしれない、ヨーロッパと中東の国の構成の変化をアニメーション的な感じで確認できる、概念ベースで歴史の流れを知るのには極めて適した、ステキ動画。......なんだけど。これって実は販売品として提供されている、教材的な動画教材「The CENTENNIA Historical Atlas」をパクったもの。上で紹介している動画はその大本の販売元が公開している、紹介用の映像だけど、ネット上で出回っているのはソフトの再生などで得られる映像をそのままアップして、ドヤ顔でアピールし、広告収入ゲットだぜ的なもの。大本も逐次YouTube等に報告して削除依頼をしているようだけど、おっつかないみたい。


先日の【帝国データバンク調査による人手不足の実態】における中堅層などの人「財」不足の話や、その前の「一票の世代間投票者数の格差」などをがちがちと書き連ねている際に、ちょっと頭の隅っこに引っかかることがあった。今後細部を精査する必要が多分にある事案なので、まずは覚え書きとして。

早期退職者や定年退職者の非正規雇用としての再起用は、労働力不足の補てんに加え、該当世代の「生き甲斐」や「生活費補助」的な観点として、需要と供給がマッチするとのことから、企業でも積極的に推し進めているし、国側でもサポートをしている。一方で詳しくはこの後別途触れるけれど、やはり多分に無理なところがあり、色々と問題点も多い。

そもそも何で技術や経験に長けた中堅層が足りないのだろう。この辺をたどっていくと、デフレ時期とも重なる部分があるので、多分そのあたりかな......というのと共に、もう一つタイミング的にマッチする要素が。


先日本家サイトで掲載した【学歴別の平均賃金をグラフ化してみる】など、賃金構造基本統計調査関連の記事に対する反応から。同記事で用いている賃金構造基本統計調査では学歴区分において、最上位のものは大学・大学院となっている。実態的にはこれを大学と大学院、さらには博士やら修士やらで細分化して集計した方がいいのでは、という話。

確かに一理あるのだけれど。


震災以降【「岡っ引きな人達」その2、あるいは「御用」とそうでない者と】など多数の記事で触れた、いわゆる「御用●×」「●×ムラ」という言い回し、レッテルを貼ることで論理的な思考や言及を一律に糾弾する動き。そろそろ震災から4年を迎えることもあり、色々と世間全体の動きとして指摘をする向きが出てきたので、まとめておく。言い訳をしている側はあえて抽出せず。挙げるだけ無駄であるし、当人らは解説されることを望まないだろうから。


先日の【小学館に続き集英社も「がん」の悪徳商法に手を貸したという話】で言及した、小学館に続き集英社も、近藤某によるえせ医学・悪徳商法に手を貸した......というか加担した話。その本が発売されたのに合わせ、そのセールスプロモーション的な形で週刊プレイボーイに記事を掲載し、それがネット上にも展開されたという話。これ、実は「雑誌媒体がネット上にその記事を転送することによる弊害」の事例にもなっているのだけど、それはちょいと下の方で。

【「ことりのむーすけーき」と「ぶたさんむーすけーき」】

↑ 「ことりのむーすけーき」
↑ 「ことりのむーすけーき」
↑ 「ぶたさんむーすけーき」
↑ 「ぶたさんむーすけーき」


以前【「ことりのむーすけーき」に加え「ぶたさんむーすけーき」もあるらしい。そして......】などで紹介した、セブン-イレブンのステキ過ぎるスイーツ「ことりのむーすけーき」と「ぶたさんむーすけーき」。埼玉県のごく一部で先行試験販売された後、どうやら2月には発売されるとの話があったけれど、噂の発売日2月2日を過ぎても一向に告知は無く、店頭に並びもせず、何かしくじりでもやったのかな......と思いながらも毎日のようにセブン-イレブンの公式サイトを確認していたら。

本日付でトップページにバナーが設置され、そこからたどれる専用ページでどーんと告知のページががが。


商標はその名称自身だけでなく、対象となる商品の種類、つまり区分によってもチェックが必要となる。同じ商標でも区分が違えばオッケーなんてことも。

で、今件はくだんのキユーピーが、キユーピーのロゴデザインを商標登録しているのだけど、その区分が「銃砲,銃砲弾,火薬,爆薬,火工品及びその補助器具,戦車」という少々物騒な方面だったりする話。えーと、キユーピー重野戦砲とか、人型戦車キユーピーとかいう名前でこのスタイルの秘密兵器を作る予定があるとか? ヤベェ。あれだな、きっと。マヨネーズの材料を取る時にあまった卵の殻からセラミック装甲板を作るんだよ。


物理的な面積上の事情がある普通の本屋、その事情をほとんど無視できるネット上の本屋。その大きな違いは、お客に対して提示できる本の種類に現れる。検索機能の充実や流通システムの整備など、誰もが簡単にできるわけではないけれど、ネット上の本屋には本を並べるスペースは考えなくて済む。でも本屋は自前のお店の中にしか本を陳列できない。スペースそのものが商品価値となるため、売れない本を置く余裕はない。この辺が特にシビアだったのはコンビニではあったんだけど、最近ではそれに加えて本屋も似たような雰囲気に。

結局、実店舗の本屋は確実に売れる本ばかりが置かれることになる。指摘では漫画とあるけれど、漫画に限った話では無い。雑誌もちょいと流行から外れたものになると、すぐに無くなってしまうし見つからない。本屋に注文するという手もあるけれど、最近では注文してもなかなか届かなかったり、下手をすると注文を受け付けない出版社の本もあったりする(「直接出版社に注文した方が早いですよ」と言われたこと、一度や二度では無い。しかもその場合、結構な手数料が取られるんだよね......)。

で、実店舗の本屋としては、売れない本を置くスペースはコスト的に浪費でしかないので、どんどん売れるものばかりとなる。この辺はコンビニの商品ラインアップと同じ。売れないものはすぐに無くなってしまう。


これは当方もうっすらと感じていて、具体的にこのような形で言葉に成されて「ああ、確かにその通り」と再認識させられたお話。インターネットは情報取得、蓄積のハードルを思いっきり低くして、検索機能の実装とその領域拡大によって自分の望む情報をどこからでも自由に取得できるようになったけれど。その機能・仕様によって、従来のメディアや情報の伝達ルートではその伝達過程で自己消滅してしまう、摩耗に耐え切れずに無くなってしまう、隕石ならば地表にたどり着けずに大気圏中で燃え尽きてしまうようなものですら、ざっくりと生き残り、不特定多数の手に届く可能性が出てきた。細かい宇宙塵の降り積りがパチンコ玉レベルでやってくる感じ。一日中、雹が降っている雰囲気。


先日伝えられた沖縄の米軍敷地内でのどたばた騒ぎ。ざっと見しただけでも、被害者を装っている方々の実態が暴露されて、「これ、自爆ネタなのかなあ」と首を傾げる感は否めなかったのだけど。やっぱり「おかしいよな」との話を論理立てて説明する人が多数に及ぶにいたり、単なる勘違いでは無かったことが。いくつかのツイートにはリプライで、やはり首を傾げる内容のツッコミがさている場面もあるけれど、それぞれ大よそ逆に突っ込まれている次第。


日本でも大ヒットセールスとなり多種多様な類似商品が展開され、自動掃除機という新たな市場を形成したルンバ。室内猫の存在も大きな普及要因の一つであるとする意見もあるけれど、それはさておくとして。

ルンバは特に中堅層以降、とりわけシニアに受けが良いとの話もある。その理由として、なるほど感を覚えたのがこの指摘。「母性をくすぐられる」。言われてみれば確かに、クールでスタイリッシュで律儀な機械という感じはあまりしない。


先日までの「艦これ」でのイベントでは、プレイヤー側が難易度を選択できたこともあり、甲乙丙というレベル区分の言い回しがあちこちで頻繁に見受けられるようになった。それに合わせ、色々なシャレやら空耳(本当は違うのだけれど、そんな風に聞こえてしまう、聞き違いの言い回し)やらも見かけるように。

逸品だったのがこれ。金剛のセリフで「ヘイ、提督ぅ」を「丙(を選んだ)、提督ぅ」とちょいと見下すような感じで煽るってのはよく見かけたけれど、甲乙丙をすべて織り交ぜ、しかも個性をちゃんと反映させているっのては良くできてる。余計な「www」が無ければもっとよかったのだけれど。


先日【安さで知られたもやしだが、実はかなり大変な感じとの話】で触れた、もやし業界が結構大変なので高値で買ってくれるようになるといいなあ、というお話。実際店舗での販売価格も値を下げているし、それなりに説得力のある話ではあったんだけど、その後になってこんな指摘が寄せられた。もやし生産者協会による公知データで、結構驚かされる内容。

もやしの生産量は年々増加し、この数年ではグンと増加。2005年度当時は39万4000トン/年だったのが、2012年度においては46万6000トンまで増加している。で、生産量はがっつり増えているけれど、二人以上世帯の年間消費量は減っている。世帯数そのものは増加しているから総消費量は横ばいかあるいは微増なのだろうけれど、それを超える量の供給が成されている感はある。


今回発売する「日清 THE NOODLE」は、洗練された独自の世界観を持つラーメン店が監修する新シリーズで、流行や新商品の情報に敏感な20代~30代の男女をターゲットにした商品です。


その第1弾は、流行の発信地・東京を代表する新感覚ラーメン店の先駆者である"AFURI"(*1)代表の中村 比呂人 (ひろと) 氏が監修したこだわりの一杯です。
本商品は、"AFURI"ならではの鶏をベースにした黄金色の淡麗系スープをイメージした上品な味わいが特徴です。鶏ガラスープにかつお節、昆布などからとった和風だしを加え、別添の香り豊かな鶏油 (ちーゆ) で仕上げました。また、パッケージもオープンキッチンの開放感溢れる"AFURI"の店内をイメージした、シンプルでスタイリッシュなデザインを採用しました。


第一印象では「AFURICA」の誤植かな、と思わせるようなパッケージデザイン......ではあったのだれど、説明をよく読むと、本当に店舗名として「AFURI」というのがあり、それはアフリカではなく神奈川県・丹沢にそびえる大山(通称:阿夫利山 (あふりやま))を差しているのだそうな。

で、コンビニや他のインスタント系カップ麺でも時折登場する、有名な個性的ラーメン店の監修を受け、その店の味っぽい商品を展開していくタイプのシリーズを新たに立ち上げ、20代から30代の男女にアピールをするとのこと。多種多様な刺激的味わいを求める需要にはマッチしているだろうし、すでに有名=相応の旨みによる人気の裏付けがあるってことでリスクは低い。あとはその味がごく一部の回層向けでしかなかったのか、それとも広範囲に受け入れられるものなのかどうかだけど......これは日清側の市場調査の上でふるいにかけられるのだろう。


企業の37.8%で正社員が不足していると回答。「情報サービス」が6割近くに達しているほか、「建設」や「医薬品・日用雑貨品小売」など専門知識・スキルを必要とする業種で人手不足が深刻となっている。とりわけ、「金融」「旅館・ホテル」「メンテナンス・警備・検査」など、金融緩和による円安の好影響やオフィスビル需要の拡大を受けた分野で不足感が急拡大している


非正社員では企業の24.1%が不足していると感じており、特に「飲食店」「旅館・ホテル」「飲食料品小売」などで高い。訪日海外旅行客数の増加とともに、消費者と接する機会の多い業種で不足感が高まっている


失業率は低下し賃金は上がっている。真の失業率とか非正規社員動向とか定着率とか色々と注視しなければならない要因はあるけれど、それらは以前からの問題でもあり、確固撃破......じゃなくてそれぞれを精査していけば良いだけの話であり、状況の改善そのものを叩く理由にはならない。非正規社員の増加にしたって、その内情は色々と複雑だからねえ。大きな要因であるシニア層の再就職を止めさせる? それ語れます?

で、帝国データバンクによる、昨今の人手不足に関する調査結果。1/3強の企業で人手不足感を覚えるとのこと。多少の不足や過剰は仕方のない面はあるのだけれど(過不足なくプラスマイナスゼロなんて状況はありえない)、やはり人手不足感は否めない。

昔、本屋を経営するフリーゲームがあった。小さい小屋みたいなお店からスタートし、店員を雇って本を入荷して売り、売上を伸ばし、お店を大きくしていくシュミレーションゲーム。よく作られていたので結構好きだった。 自分の店に放火して火災保険で金を稼ぐのが最も効率が良いと気付くまでは。

— 仮人 (@karibito1ban) 2015, 2月 22


昔の......というより今のゲームでもシステム的な「穴」として結構ありがちな、「そりゃ確かにそうかもしれないけれど、シミュレーションとしてそれを再現できるような仕組みを創っちゃいけないだろう」的なお話として、結構笑わせてもらったもの。要は地道に稼ぐよりも一発狙いで自店舗に放火し、保険金詐欺をするのが一番イージーな稼ぎ方だったという。システム周りのみリアルにしたことで、そんな裏ワザが出来てしまったという。


こちらも先日の本家サイトの記事【なぜ非正規社員として働くのか? その理由を尋ねてみた】に係わるお話。先の話でこのように属性別での精査が成されていない場合、あたった元資料に記載が無いか、全体論としての話であり個々のケースはまた別の話ってことになる。すべての事案で「では詳細は?」を繰り返していたら、その詳細に関するさらなる詳細は云々ということになりキリが無くなるし、全体像がぼやけてしまう。それと「ダブルワーク」(副業、兼業)のデータは無いので精査は不可能。


先日本家サイトの記事【なぜ非正規社員として働くのか? その理由を尋ねてみた】からの抜粋。非正規社員の増加や若年層の雇用の場が確保されにくい状況に関して、駐車場スペースに例えた上での話。「折角出ていくと思ったのに、また入り直して。自分が入れないじゃないか」という地団駄踏むような状況を例えた言い回し。まさにこんな感じ。ところてんの先が詰まった感でもいいのだけど。


アニメやら漫画やら小説の企画は、創り手が純粋に「こんなのを創りたい」という発想の下で構築される以外に、その時代の背景が色濃く反映されたり、ターゲットとなる層の需要に合うような軌道修正が求められる。さらに作り手側もそのトレンドを前提に設定を行うことも少なくない。最近では「寄生獣」の原作とアニメの違いで色々と考察がなされたけれど、まさにそんな感じ。スマホをはじめとしたメディアの変化もあるし。

で、今では実物大の造形まで作られるようになった「機動戦士ガンダム」が1979年では無く2015年にはじめて製作されていたら......という話。世の中のアニメ系トレンドを考察した上で初期設定を考え直すと、確かにそんな気がする。かつ、セイラさんは眼鏡。


今でも米ロはどちらかといえば対立関係にあるのだけれど、かつて米ソ冷戦時代において、人類を何回も滅ぼせるほどの大量の核ミサイルがお互いに照準を合わせていたころ。衛星写真などを通じてアメリカ国防総省の建物の中心にある奇妙な造形に、ソ連は大注目。高官が何度となく行き来するらしいことも報告されており、これはきわめて重要な施設に違いない。ここを叩けば相当なダメージをアメリカに与えられるはずだ、ということで、ソ連の大陸間弾道弾なりの照準の対象だったという。

ところがそこは単なるホットドッグ屋。高官が行き来ってのも、要はホットドッグを買いに来ただけだったとさ。なんじゃそりゃ。


子供のノリのまま大人が大人の所業をすると、大きな事故を招きかねないという好例、そして昨今のメディア関係者の姿勢や質の現状を推し量れる話としても注目すべき、くだんのヘリウムガス事件。当事者は多分に「ノリですから」的な感はあるのだけれど、冷静に考えれば、あるいは専門家に話を聞けば「冗談じゃない」レベルのものだということはすぐにわかる。

女性週刊誌に続報がということだけど、ゴシップ色が強いのでその真偽はどうも......という感じ。元々今件は情報が非常に限られていて噂話の類が多く、下手に振り回されるのはアレなので。ただ、これだけ騒ぎになっている以上、状況が好転すれば積極的な情報開示をするのが当然の話であることを考えると、それが無いってことは状況に変化が無いか、あるいは、という結論に至る。

で、これだけなら取り上げることもなかったのだけど。


つのだじろう氏の名作ホラー漫画「恐怖新聞」。未来にまつわるお話や霊魂やUFOなどのオカルトに関連した内容が書かれた新聞が勝手に送りつけられ、読むと100日寿命が縮むという、迷惑極まりない事態に追い込まれた主人公の身の回りで起きる、オカルティックなお話。漫画だけでなくビデオやゲームソフト、パチスロ機などにもリメイクされている......って、それは初耳。

で、連載当時は新聞が絶対的なメディアとして君臨していたけれど、今はそうでもない。新聞の中身を新聞よりも早くインターネットで知ることが出来るようになった。新聞社自身が配信するぐらいだから。だからスマートフォンで恐怖新聞が展開されるようになったら、こんなこともあるんじゃないかなあ、という話。「ガラスがバキバキ」ってのは、原作の恐怖新聞では往々にして新聞そのものが外から投げ込まれ、窓ガラスを割って主人公の手元に送られるため。迷惑極まりない。

......でもこれ、単なるスパムアプリじゃん(笑)。


かつては店舗側買い取りやら本部からの指示やらで色々と問題視されていたコンビニ弁当も、裁判の結果やらスーパーとの融合体的な100均ショップの展開やらさらにはカウンターコーヒーと共に攻勢をかけている各種フライヤーでの惣菜の活況ぶりを受けて、値引きの類はさほど珍しいものではなくなった。まあ、今なお本部などから配送されてくる類のお弁当は、ほとんど値引きされることなく下げられてしまうけれども。

で、そんな状況で以前よりも値引きタイプのお弁当をよく見かけるようになった昨今。消費期限切れ間近で値引きシールを貼られたお弁当を購入するのが常となっている人(コスパ厨ってのはコストパフォーマンスに異様なまでにこだわる人)において、普通の価格、定価のお弁当を「フルプライス弁当」と呼んでいるとの話。要はハーフプライスがむしろ日常となり、定価購入がリッチなスタイルになっているので、プレミアム的な呼び方として「フルプライス」が使われている次第。......要は価格に対して100%ってことか。何だか色々と哀愁が漂う言い回しではある。


昨日は2月22日。2を「にゃー」と読むと「にゃーにゃーにゃー」となるので猫の日......ということらしく、あちこちで猫関連のイベントが開催されたり、猫にまつわる絵が掲載されたり、猫談義が行われたりと、結構面白い状況となった。たまたま日曜日だったのも幸いしたのだろう。

で、そのような猫の日に、動物系の番組の集大成的なケーブルテレビ「アニマルプラネット」では、猫の大特集が組まれた次第、なのだけれど。チャンネルブラウザの都合で番組のタイトルのうち一部分、頭のところのみが表示されることとなり、結果としてこんな感じで「ねこ...」がずらりと並ぶようになった次第。何も番組タイトルがすべて「ねこ...」で、猫に関してしみじみと語り続けるってわけではない。


先日の本家サイトの記事【子育て世代の男性の就労と家事・育児手伝い事情をグラフ化してみる】の補足的なお話。「6歳未満児をもつ夫の家事・育児時間」のデータが白書の方で更新されないこともあり、こちらで何か独自の類似データを盛りこもうかと思って探していたところ見つけたのが、このOECDによる諸国の成人男女別・主要行動平均時間の調査結果。対価を得られるお仕事とか、自分自身の遊びとか、お金がもらえないタイプの仕事...例えば家事とか育児などの時間を、男女別に平均値として提示している。


先週の16日から始まった確定申告。当方は初日に書類を出してさくって終えてしまったわけだけど、お金周りの話であることから、実に多種多様な話が舞い込んでくる。今件もフェイクの可能性はゼロとはいえないけれど、このレベルなら十分にありえる話ではあるし、前後も確認して作り話やらパクツイのリスクはほとんど無いということで。

慰謝料の概念は知っていても、それを誰が誰に払うのかまではよく理解しておらず、てっきり税務署からもらえる公金のようなものだと思っていたという話。あるいは離婚することで何か公的補助が受けられると思い、それを慰謝料として表現したのかもしれない(好意的解釈)。

ただ、その後のやり取りの内容まで読むと、本当に素で慰謝料の概念を知らなかったのが実情らしい。慰謝料は必ずもらえるというわけでもないのに......


シンプルな味わいながらも一目で「ひよこだ」が分かるプリティーな造形から、誰もが知っている「ひよこまんじゅう」。ひよこの形をしたおまんじゅうがあるのなら、鳥さんの形をした柏餅があってもいいじゃないかという発想の和菓子が、この「さくらもちとり」と「かしわもちとり」。「さくらもちとり」は桜餅を、「かしわもちとり」は柏餅を鶏の造形にしたて、それぞれ桜の葉、柏の葉で巻いたもの。

足の部分はちょいと現実的には無理だろうけれど、身体本体と目の部分は結構さくっと作れてしまいそうな気がする。単なる桜餅や柏餅と比べるとカワイイこと限りなし。

米西海岸港湾の労使交渉は期間5年の労働協約で暫定合意し、29の港湾が閉鎖に追い込まれる事態は回避された。ペレス米労働長官が20日発表した。閉鎖されれば1日当たり20億ドル(約2380億円)の経済損失が発生する恐れがあった。

昨年後半から日本の市場にも大きな影響を与え始めていた、アメリカ西海岸の港湾施設における労使交渉。【アメリカ西海岸の港湾労使交渉はぐたぐだな模様】でもお伝えしたように、数年前の予算を人質にとった議会交渉のように「周囲を巻き込んでまで命の切った張ったをするのは止めてくれないかな」的な状況が継続していて、どうもある意味衆愚政治的な末期状況にある雰囲気も覚えさせたりする。あるいはチキンレースの過激化とか。


先程本家サイトで掲載した【若年の意見力は団塊の三分の一にも満たず!? 投票者ピラミッドをグラフ化してみる(第47回衆議院選挙版)】の補足的なお話。投票者数は投票率で大きく変動するので、有権者数をもとに政治家は得票を試算し、色々と考えるわけだれど、実際には投票をしてもらわねば意味が無いことを考えると、多分に世代別の投票率の差が気になるというもの。

で、先の総選挙における世代・性別の概算投票数を基に、世代間格差......というか政治影響力的なものを投票数で色々と見たところ、20歳から34歳までの15歳分の投票数と、65歳から69歳の団塊世代(5歳区切り部分)の投票数がほぼ同じという結果となった。


先日ヤフー個人ニュースのオーサー権限でニュースに解説として【夫婦別姓賛成派4割強、反対派は過半数(2014年)】【「夫婦別姓選択」反対派、賛成派をわずかに上回る】などの調査結果を挙げた、フリーライターな方による「夫婦で別姓を名乗れるように選択肢を設ける法改正を云々」という話。結論が出るのはもう少し後になりそうだけど、この夫婦別姓選択可能とするか否かについては、随分と前から論議が繰り返されている。そのたびに、便宜性よりも不便さ・問題点の方が大きいことや、世論の実情を受けてお蔵入り。

今度は○出版で支払い遅延が起きていてヤバイという話が回ってきた。ホント最近こんな話ばっかですね。

— 前田尋之@『ホビーパソコン興亡史』発売中 (@hiropapa00) 2015, 2月 21


大よそ噂半分で見聞きしていたことや実地で確認出来ていること、色々な経験則も合わせ、結構的を射ているお話がざっくりとまとめられていて、今後思考整理をする際に役に立ちそうな気がするので覚え書きもかねて......と思ってお気に入りをしていたら、すでにトゥギャッターでまとめられていたのでそのリンクもぺたりと貼りつけて。

まぁ支払い遅延は世の常なんで特に珍しい話では無い。一つ支払いが遅延すると、余力が無い場合関連する他の企業もカツカツになる。一人遅刻するとその場に居合わせることになる他の人の時間も浪費させられてしまうのと同じ。余裕があればいいのだけれど、余裕が無いと他のスケジュールまで狂わされてしまうって感じ。


先日の本家サイトの記事【高校生の「将来の進路」を探る】でも触れたお話。勉強の機会は一生涯続くので学生時代に限った話ではないのだけれど、特に学生時代には勉学に関する意味を自問自答し、やもすれば「勉強したって意味ないじゃん」的な考えに至る場合もある。その時によく言われるのがこの話。あるいは「勉強をしてテストで良い点を取ると、人生の選択肢が増えるというご褒美をもらえる」とか「勉強をして得た知識や知恵がそのまま経験値となり、レベルアップにもつながるし、その経験値をスキルや武具の調達に割り振ることもできる。社会という『街の外』に出るまでに、どれだけ自分を鍛え上げるのかが重要だ」なんて話もある。ゲーム感覚的なイメージの方が分かりやすいかも。

まぁ「井の中の蛙、大海を知らず」ということわざがぴったりくるかな。先日、二次方程式など社会に出てから使わないから必要ない、との話がちまたでちょいと話題に登ったけれど「二次方程式が必要ない」状態だったのは語った人本人の場合でしかないし、「必要ない」という状況に至るには二次方程式そのものを知る必要があるわけで。


本家サイトで先ほど掲載した【若年の意見力は団塊の三分の一にも満たず!? 投票者ピラミッドをグラフ化してみる(第47回衆議院選挙版)】に絡んで、昨日色々と調整や試行錯誤を繰り返し、衆議院議員選挙のデータの精査とグラフ化を行う。前回の選挙時に作ったグラフも、どうもあちこち不手際があったので、それも合わせてテンプレート化した上で調整。本家に挙げた記事では追加要素として概算総数のグラフを追加したけれど、2012年時の選挙の記事では使っていなかったので、せっかくだからとこちらも試算してグラフ化。

まんが4コマぱれっと 2015年4月号読了

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↑ まんが4コマぱれっと 2015年4月号
↑ まんが4コマぱれっと 2015年4月号


定期購読刊の4コマ誌のうちの1つ。一迅社発行。22日が日曜日なので一日早い発刊。表紙は先月に続き、アニメ放送中ということもあり「みりたり! 乙型」。見開きではカラーで読者プレゼント紹介と、イベントAnimeJapan2015の出展情報。で、ここで公的には初めて「だんちがい」のアニメ化情報が。制作プロダクションはドリームクリエイション、アニメ制作がCreator in Pack。詳細は不明だけど「みりたり」と同じくショートサイズのものかな。

 総務省はNHKの受信料制度の見直しに着手する。NHKのインターネットサービスの拡大を踏まえてテレビのない世帯からも料金を徴収する検討を始める。パソコンなどネット端末を持つ世帯に納付義務を課す案のほか、テレビの有無にかかわらず全世帯から取る案も浮上している。

この時間帯に伝えられたってことは恐らく当日の朝刊の一面か、それに近い形での扱いの記事であることは容易に予想できるし、ネット上で確認できる部分だけを見ても多分に観測・飛ばし的な香りがぷんぷんしてくるのだけど。

当然、公的文章には関連情報は見当たらないので詳しい状況は精査出来ず。ただ、この辺りの話に関しては以前5年から10年ほど前にNHKと政府関連が激しいせめぎ合いをして、結局政府側が要求していた体質改善にNHK側が「んなもんできねーよ」と首を横に振ったのでお流れになった感が。


先日【オンラインゲームのアーカイブって難しいよね、そういえば】で触れた、オンラインゲームやソーシャルゲームの寿命やその後とも係わるお話がたまたま偶然に目に留まったので覚え書きも兼ねて。この「引き継ぎ請負サービス」的なものは特にオンライン系、ソーシャル系に限った話では無く、ゲーム界隈でもプロジェクトが色々なトラブルを抱えて吹き飛びかけたりした時にバトンを受けるような人達がいたりする。火消人みたいな感じかな。地雷処理班とか。

極論として売り切りのソフトならプロジェクトそのものを打ち切りにすればいいのだけれど(無論あちこちに迷惑はかかる)、現在進行中で少なからぬプレイヤーがいるソーシャルゲームなどで運営が行き詰まったとしても、いきなり「行き詰ったので突然ですが今日でオシマイです」なんてことは出来ない。サービスを提供している大本から契約で「立ち上げたら最低でも●か月間は続けること」という縛りがあるし、突然終わりなんていう仕切り方をしたら会社の信頼はストップ安状態となる。そこまでいかなくとも人気下降は明らかで、今後盛り返す機運も無ければ経営的に継続するより、別のものを新規立ち上げした方が良いとの判断が下されることも多い。

で、そのような「お前はすでに死んでいる」状態なソーシャルゲームの運用を本来のスタッフに代わって行い、緩慢な死を迎えさせる人たちがいて、その人たちのことを「おくりびと」と自称していたという話。


生活保護、いわゆる「生保」問題に関しては、その制度の理念にあった人に支給されにくい、逆に支給されるべきではない人に支給されているなどの問題、最低賃金よりも額面が上になり「働かない方が楽に生活できる」という状態をどうするか、そしてリソースなどの問題もあわせ、色々なせめぎ合いが起きている。個々の問題をひとつひとつ丁寧に、そして確実に解消していくと共に、どちらともとれるような視点に関してはよりよい方向性を見出す必要が生じている。なにしろ使われるのは税金だから。空から降ってわいたリソースを使うわけじゃない。全廃ってのも問題外。社会秩序が乱れ、かえってリソースが浪費される。

で、それらの問題(主に不正受給)とは別に、ちらほらと見聞きしていた話が話題に登ったので覚え書き。弱者な立場の強者問題とでも呼ぶべきなのか、この辺は一度統計を取る必要があるのではないかな、という医療リソースの浪費問題。悪用事案がまかり通ると、正当な使い方をしている人に迷惑がかかる、簡単に表現すると「正直者がバカを見る」ってことになる。


従来型メディアに携わる上層部の、あるいは海外から第三者の視点でより公正な立場から日本を眺めてもらえる事を望まれているにもかかわらず、旧態依然の価値観に縛られ、現状を認識しかねている「意識が高い人たち」の実情は、目をつむっていてもそれこそしもやけのように突き刺さってくる。

先日も朝日新聞に所属するパリ在住の在外特別編集員な方が、このような形で経済情勢をディスっただけでなく、ダーイッシュ関連の用語も今なお問題視する言い回しで使い、社会批判をし、さらに日本人そのものをしいたげている。まさにはたから見れば「あなた、何様?」的な感じを覚えさせる。

これ、例えばお酒の席での口頭での発言なら「戯言だから、ははは」で済むのだけれどねえ。自己責任云々とは主張しているけれど、肩書を冠して普段使われている名前で語っている以上、それは公的発言であることを認識しなきゃならない。ツイッターとて情報の開示という点ではブログやサイトと同じ。LINEのようなチャットツールじゃない。


ファミリーマートの「俺の」シリーズが人気を博しているのは、大きなスイーツが男女を問わずロマン的な存在であること、そして多くの場合「でっかいけれど味も大雑把」ではなく、しっかりと中身までこだわりを見せた作りをしているからだと思う。以前の「メガブーム」での反省もあるんだろうな。

で、タイムライン上に登場した目を疑うような、距離感に狂いが生じている感じすら覚えさせる巨大シュークリームを見て、これ特注品かなってことで確かめた結果、ごく普通に発売されていることを知り、驚く次第。


最近ではソーシャルメディアを活用した広報宣伝活動も活性化し、知名度の高い人、バス力のある人を積極的に試写会や試食会に招待してその感想を(場合によってはリアルタイムで)情報発信してもらい、その内容を公式アカウントがリツイートなりシェアすることで、「新作の情報開示」「多数の人による賛美の口コミによるポジティブ情報の拡散」的な手法を取り入れている。該当公式アカウントをフォローしている人は少なからずその商品なりメーカーに興味があるから、リツイートなどをされた情報に飛びつくことになる。そこからさらに公式リツイートなどがされれば、大きな広報効果が望める。

の、だけど。


早売り......というか情報の漏えい的な形で先日からちらほらと画像込みで出回っていた、「テレビアニメの」艦これとピザハットとのタイアップ。ゲームそのものではなくアニメとのタイアップってのも結構驚きだったりするけど、やはりパイが幅広い方が有利との判断が働いたのだろうかな。

具体的内容としては2月23日以降に特定ピザを購入すると専用の箱やらクリアファイルやらがゲットできたり、特定のお店でラッピングなどが施されたり。こんな感じでのコラボ展開が行われる様相を見ると、「艦これ」のアニメ化も他社がコラボを検討する際の窓口......というかアプローチしやすい橋渡し的な役割を持たせたのも一因ではないかな、と思ったりする。ゲームのコラボよりアニメのコラボの方が企画は通りやすいから。よほどのものでない限り(ドラクエとかね)。まぁ元々ピザなりコンビニといった、ジャンク系というか若年層向けの店舗とゲームやアニメは客層上相性が良いのだけれど(例えば和菓子専門店と「艦これ」とのコラボは想像しにくいし客層のマッチングは望めない)。

沖縄と北海道の新聞事情、再び

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先日【アレな2紙の寡占状態...沖縄の新聞事情】で触れた沖縄県の新聞普及状況。その後に北海道も結構アレだという指摘があり、調べてみたら確かにそれっぽい状況にあったので、各地域の上位3紙と主要全国紙5紙のデータを掛け合わせて、ある程度の状況を網羅したグラフを再構築してみた。北海道は沖縄程ではないけれど、やはり北海道新聞が絶対的な勢力を示している。

「チキンガーリック定食」は、鉄板でジューシーに焼き上げた鶏もも肉とほくほくの北海道産ポテトに、和風にんにく醤油を絡めたボリューム満点な逸品です。 にんにく醤油の香りが食欲をそそります。

最近プレミアム牛めしに関する話はちーとも聞かなくなって(もちろん発売はしている)、定食攻勢が著しい松屋。例の店舗限定鍋も食してみたいのだけれど、前年度のように行動領域内での確認ができないので断念。どうも松屋では吉野家やすき家とは異なる独自路線、唯我独尊的な方向に走っている感じがする。その方向性とは「街の定食屋」。

いや、すき家も実際はそうなんだろうけど、先日鍋を食した際に色々と思うところがあって。「これは色んな意味で迷走しているので、結果として定食も結構ある、的な感じでしかないんだな」という戦略性の無さを覚えさせられ、同時に松屋の筋の入った走りを再確認させられた次第。


先日「紙の書籍は残るけど電子書籍は容易に無くなるよね」という話に関して「紙だって容易になくなるやん」というツッコミがあり、それは一理あるなと思った一方で、要はこれまでの「保存、保全方法」とは異なる概念で保全を考えないと、物理的媒体のような感覚とは違った流れ、スピードで無くなってしまいかねないってことかな、と思ったりする。あと「データだからコピーしておけばそのまま残しておけるやん」的な油断もあるんだろう。検索エンジンだって万能ではないどころか最近では無能化しつつあるし、まとめサイトやネイバーまとめの暗躍で中途半端に情報が改ざんされた上でのアーカイブ化が断片的になされ、「ああ、歴史の、事実の改ざんってこんな感じで起きるのかな」ともため息交じりで思ったりもする。

そしてこの保全化、アーカイブ化という観点では電子書籍や紙媒体の本以上にやっかいなのが、オンラインゲーム。昨今ではアプリ形のソーシャルゲームもほぼ含まれる。これらってゲームそのものが保全されることはなく、サービスが終了したら「はい、それまでーよー」的な感じ。攻略方法やゲームルール、スクリーンショット、そして最近では動画がいくばくか残ったとしても、ゲームそのものは保全されない。


先日確定申告のために税務署に足を運んだ際、その地域で見かけた自販機。自販機そのものは今やどこでも見られるごく普通の存在となったし、最近ではエコを語る省エネ型のをよく目に留めるようになったけれど、この「就学支援協賛自販機」ってのは初めて目にした。

ピケティとピカチュウは似ている。

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ようやく最近下火になっては来たけれど、経済学者のピケティ氏が来日した関係で、氏の理論やら例のトリクルダウンがまたぞろ話に登ってきている......のはいいんだけれど、どうも氏の理論をしっかりと把握認識した上でその内容と現状を比較して云々するのではなく、美味しい所、目立つところ、理解したと思ったところのみを抽出して、それを相手を叩く素材に使っている感が否めない。というかほとんどがそれ。いったいどうなっていることやら。

まぁ見方を変えると、それだけ氏の理論が難解に思えるってことなんだろう。実際、関連書籍は分厚いのばかりだし。ただ思いっきりざっくばらんにまとめると、数ページの本に出来てしまう気もする。経済理論的な話って概してそんなものだから。多くはその裏付け。

で、その「美味しい所取り」が概していつもの「何でも官邸団」と重なるような、現状が気に食わない人達の武器として使われている雰囲気がある。ピケティ氏も臨んだ状況ではないだろう。こんな時は状況を思いっきり茶化すネタを投下して場の空気を変えさせるのが一番。


「ふるさと納税」ってのは最近お礼の贈呈品周りで特に話題に登っている、特別な納税の仕組み。この仕組みが色々と活性化してるってのは、見方を変えれば多額の納税をする人が増えてきたことをも意味する。納税する程の利益が無ければ、「ふるさと納税」を使う機会も無い。

で、今件は「ふるさと納税」が寄付の受け皿として地方自治体が当てられているのに対し、子供の進学や就職への支援に充てたいという話。いわゆるあしながおじさん的な感じ。面白い。


作家や漫画家、イラストレーターやデザイナーを揶揄したり卑下するものでは決して無いと前置きして。【進学? 就職!? それとも...?? 高校生の「将来の進路」を探る(2015年)(最新)】などでも触れている通り、年度末になると将来の進路に関するお話が山ほど出てくる。そして中には自分のやりたいものが見つからない、進路の見定めが出来ない、楽ができる仕事をしたいなどの思惑から、ゲームクリエイターや小説家、作家など、いわゆるクリエイター系、匠系の仕事に就きたいとする声を挙げる人が結構出てくる。

もっともそれらの大部分は単なるモラトリアム的なものを狙っていたり、表面の部分のみを見て「あれくらいなら自分でもできるハズ」と思っている感は強いので、該当する職業について正しい情報を呈示するのが正しい指南方法。まぁ、専業云々の部分は超有名な人は概してそんな感じなのは否定できない。よほど出来た人でないと、ね。あるいは色々と恵まれている人とか。奇才、鬼才ってのは得てして他人と違うところから生まれるものであるわけだし。


先日から株価動向で相次ぎ金融危機ぼっ発以前の水準に戻ったとか、超絶円高不況時や震災後の暴落時期に比べると値を戻したという話が成されるにつれて、「そろそろ暴落」「適正株価では無い」挙句の果てに「下がったら責任を取れ」的な、ちょいと株式市場をかじったことがある人なら「お前は何を言ってるんだ」のフルスロットルマシーンと化してしまうかのような話が相次ぎ行われていたため、某所で言及した内容をちょいと編集した上でツイート。そして今回再度絡めておくことにする。


先日【アマゾンに一文字加えてママゾンだ・母親からの贈り物だよ】で紹介した、アマゾンの箱のロゴに「M」を足して「ママゾン」にした上で、実家の母親からの仕送りを送るという「ママゾン」な話の後日談(ちなみにアマゾン経由で直接仕送りをすると、「M」を継ぎ足す余地がないので、ママゾンとは呼ばない。ただ広義的にはそれもまたママゾンと呼んでいるらしい)。

で、その「ママゾン」が先日ちょいとテレビなどで話題に登ったという話を聞き、改めて検索して調べたところ見つけたもののうちの一つがこれ。ちょいとお茶目な手の加え方で、「この発想は無かったわ」的なステキデザイン。

Pasco(敷島製パン株式会社)は、「ゆめちから」を中心とする国産小麦を使用した菓子パン4アイテムを、2015年3月1日より、関東、中部、近畿、中国、四国地区で発売します。これまで食卓パンを中心に、国産小麦使用の取組みを進めてきましたが、今回初めて国産小麦100%(手粉を除く)で菓子パンを商品化します。


小麦粉中、北海道産の超強力小麦粉「ゆめちから」の使用割合は、アイテムに応じて55%から100%で、小麦の自然な甘みともっちりとした食感、口溶けのよさなど、「ゆめちから」の特徴を活かした味わいになっています。また、つぶあんや練乳などにも、国産の素材を使用しました。黒を基調としたパッケージで、売り場でのシリーズ展開を狙います。


中堅層以降、特に定年退職層の増加とその人たちの余剰資金の使い道という需要の底上げで、シニア層向けの商品開発に各社とも余念がない。食品分野では特にプレミアム感の強いもの、安全志向をうたったものが次々と出ている。

食品に関する安心・安全を求める動きは特にシニア層に強く、分かりやすい判断基準の一つとして認知されているのが「国産」。数年前の「中国産餃子」や昨年の「加工鶏肉」が良い例ではある。結局国単位での安全や商品の信頼性に対する大本の心意気......というよりも、何かトラブルが生じた際にすぐにツッコミを入れられるか否かってのが、国産の強みなんだよね。


昨年のマクドナルドのどたばた劇の一つである「アメリカ西海岸の港湾施設における労使交渉の長期化によるじゃがいも輸入の滞り」によるフライドポテトの販売に影響が出た件。ケンタッキーフライドチキンでは一時期販売そのものを中止する事態に陥っている。まぁ、マクドナルドと比べてメニュー全体に占めるウェイトが低いので、さほど騒ぎにはならなかったのだけど、労使問題による輸入遅滞があちこちに影響を及ぼしていることを改めて知らしめてくれるお話ではあった。


「コムサイト」というのは思考型ゲームとしては結構有名どころの、プログラム系ロボットシミュレーション。昔テクノソフトという会社から出ていたもので、BASICのようなプログラム言語を使って行動パターンを創り、バトルフィールドの中にそのロボットを放り投げて敵のロボットと戦わせるというもの。似たようなゲームとしては「地球防衛軍」やら「カルネージハート」といったアートディンク社製のゲームもあったようなので、知っている人も少なからずいると思う(これ系のゲームの歴史を調べていた時にまとめて出てきた)。ただし「コムサイト」そのものが随分と昔のゲームなので、映像資料はほとんどない。

で、そのゲームにおいてフィールド内で敵を倒せば勝ちという条件下において、攻撃兵器で倒すのではなく、相手の燃料切れを狙うという発想で勝ったプログラムのロボットがあったとの話。ルールの隙をついたコロンブスの卵的な切り口で、一度見せられると「ああ、その発想は無かったわ」的なものがある。これをやられるとルールの変更が無い限り、対処は難しい。敵がそのパターンを使っているか否かなど判断は難しいし、仮に判断が出来たとしても全体的な条件は同じなのだから、自分の方が先に燃料切れになる。......自分は制止することで燃料浪費を抑えるという手もあるけれど、それはそれで敵がさらに攻撃手段を持っていたら単なる的になってしまう。


最近では雑誌で定期的に展開される特集記事に加え、有象無象の専用サイトによる情報公開(公的機関や公式企業のサイトだけでなく、情報商材系サイトなどをはじめとしたナニがアレなものまで含む)、さらにはソーシャルメディアやQ&Aサイトのようなコミュニケーションサービスによるものまで合わせ、病院に関するノウハウを自称する情報源が山ほど出ている。

まぁ、経験則によるものはその言が嘘偽りで無ければ、その人に限れば正しいのだろうけれど、それが事実では無く真実、つまり該当者の主観が混じっていたりすると多分にややこしいことになる。客観的な視点で見た上での意見を語れれば良いけれど、人はそこまで訓練されているわけでは無く、そして得てしてネガティブな印象を持った方が深く心に刻まれ、反発心も強くなり、アピールもしたくなるものだから。

で、今件では良く世間で語られている「病院との付き合い方」的な話の実情。当方も病院から診療所、さらにまた病院、そして別の病院にたらいまわしされて、最後にようやく病症が確定してその後入院という経験を持つので、上記で指摘されている話は大よそ経験則として理解できる。


慣用句の類は多分に口頭で伝えられることが多く、あるいは他人が使っているのを真似して使うことも多々ある。確かこんな感じで......という具合で、しっかりとその由来や言い回しを確かめないことも結構あり、気が付くと間違った言い回しを正しいものとして使い続けてしまうことも。【「怒り心頭に達する」では間違いです...慣用句の正しい言い方度チェック】など複数の本家記事でも解説しているけれど、この類の話って、場合によっては使っているうちに間違っていた用法が正しいものとして認識されてしまうこともあるので、さらにややこしくなる。

今件の場合も正解は「つべこべ」だけれど、「すべこべ」と言われても違和感を覚える自信が無い。意味としては同じように認識してしまうかもしれない。


この類の話は実は、従来型携帯電話最盛期の末期あたり、高画質・高機能版の従来型携帯電話が普及し始めたあたりから、とみに業界内部でも言われていたこと。ハードを持つユーザーのうちゲームプレイヤーにおけるメイン層が、微妙に年齢が上になり、需要に変化が生じてしまうようになった。これまでと同じようなゲームの創りをしても、どうもユーザーの需要とは食い違いが生じる。また、商品戦略、広報展開の上で、どうしても「前よりすごいモノ」「前作よりパワーアップ」を語る必要が出て来るので、いつの間にかインフレ化してしまったのもあるのだろう。格闘ものの漫画の宿命みたいな感じ。

で、昔ながらのデザイナーが自分達の感性で相対できる場として選んだのが、スマホのアプリという話(今件の話の導入で語られている「レジェンド~」は3DS用だけど)。まぁ開発費が低く抑えられて市場が大きく、かつてのファミコン、スーファミ、ゲームボーイなどの市場と同じような「大航海時代」「ゴールドラッシュ」的な雰囲気があるのも要因ではあるけれど。「適度にシンプルで、楽しさを盛り込んだゲームの創り」が求められる場が、家庭用ゲーム機からスマホに移った。ユーザーそのものが(年齢の上で)シフトしたからってのは、指摘されてみればなるほど感。

 緑豆の値上げにかかわらず、スーパーなどはむしろもやしの小売価格を下げている。客寄せの目玉商品と化しているのだろう。


「20年前は1袋40円ほどでした。いま、平均29円ほどですが、40円にしていただければ、日本のもやし生産者はなんとか生きていけると思います。消費者のみなさんにもこの点のご理解とご支援をお願いしたいと思います」


節約志向の代名詞的存在として名を知られ、料理や家事系の雑誌にはしばしば特集も組まれるようになった「もやし」。多種多様な種類があり、好みも結構別れるところで、実は奥深い食材ではあるのだけれど、昨今では値が下がって生産者側が頭を抱えている。販売側が小売価格を下げて、客引きアイテム云々という分析がなされている。

「40円にしていただければ」とあるけれど、個人的には税込みで50円でも全然問題は無い。出来るならば、その価格で息つくことができるなら、ぜひ50円で買いたいのだけれど、スーパーなどでそれを行うことは出来ない。仮に50円を押し付けても生産業者に還元されるわけもなく。この辺りが難しいところ。生産業者にしっかりと対価が渡る形で値をこの価格に設定している購入ルートがあって選択出来ればいいのだけど。


先日朝方と昼頃の二回に分けて発生した、ちょいと大きめの地震。気象庁側の見解では東日本大地震・震災の余震的な取り扱いができるとのことで、ここ一週間ばかりは警戒を要する云々ということだった。これに合わせてまたぞろ地震雲だの耳鳴りがするだのと、自称予知能力発揮者が張り切り出したり、不安を煽って「こっち見てぇぇぇ」的な人が活性化したりなど、地震でそんな人たちを呼び起こさないでほしいなあという感を覚えつつ。

カラスとネズミのフィギュアに、ゴミ箱やゴミ袋、新聞紙やビールケースなどゴミ捨て場の定番アイテムをセットにしたカプセルトイ。「あなたのデスク上にゴミ捨て場が!?」という嫌すぎるコンセプトながら、ゴミ箱の中身やフタまできっちり再現するなどその無駄なクオリティの高さが一部のファンのツボを突いているようです。

何度か以前にも紹介しているけれど、最近のガチャガチャ...カプセル玩具の類は、異様なまでにこだわりを見せたり、発想の転換的なひらめき系アイテムが多く、その商品の存在を目にするたびに「ああ、これは絶対欲しい」「手に入れてその後どうするの? という後悔可能性120%だけど、でも欲しい」的な物欲マシンと化してしまう。でも当方の行動領域で、ガチャガチャの端末を置く場所はめっきり減ってしまい、入手可能性が減っているのが残念。まあ金銭的なことを考えると、むしろその方がよいのかもしれないけれど(笑)。

今回紹介されていたのは、街のゴミ置き場的な情景。ポリバケツやゴミ箱、新聞の束やごみ袋、ビールケース、そしてカラスやネズミ。ポリタンク。この企画を通す方も通す方だけど、それをしっかりとした造形に仕立て上げるメーカー側もメーカー側。素晴らしすぎる。


ポップコーンは完成品が袋詰めで売られているもの以外に、タネ......というかとうもろこしのつぶつぶの段階で収められていて、電子レンジなりコンロで加熱することで出来上がるタイプのものも発売されている。タネ版は面倒なこともあり、最近見かけなくなったけど、ちょいと大きめの店にいくと、今でも袋詰めで売っていたりする。

今回新発売する「ココナッツサブレ <トリプルナッツ>」は、ココナッツサブレならではの"飽きないおいしさ"に加えて、こだわりのバターや塩を使用してコクと旨みをアップし、さらに2種類のナッツ (アーモンド、マカダミアナッツ) を加えることでナッツの味わいをより深めた、日清シスコがこだわり抜いたココナッツサブレです。

コンビニやスーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアでは必ず多種多様な種類を見かけることになる粉物系菓子の一つ、ココナッツサブレ。あまりにも多様な味わいが登場するため、当たりハズレも多く、すぐに品切れしてしまう程の「飛ぶような売れ行き」を示すものもあれば、ディスカウントストアで値引きされた状態の限定商品が山積みのまま、値札を次々に貼りかえられる様相を目にしたりもする。

そのまま食べても他のスイーツと合わせて食べても美味しい、その包容力の高さがココナッツサブレの長所ではあるんだよね。何を言えばそのパッケージスタイルで、一度開けたらあまり期間を置かずに食べきらないと、湿気てしまうこと。小分けタイプのものがありがたいのだけど。

この度、過去に発売したシスコーンBIGのフレーバーバリエーションの中で、お客様から再発売のご要望が最も多く寄せられた"ホットケーキ味"をリニューアルし、発売いたします。


本品は、カスタードやメープルなどの風味を組み合わせることで、ホットケーキにメープルシロップをかけたような味わいを表現したコーンフレークです。人気のフレーバーを再発売することにより、楽しい朝食をサポートし、シスコーン及びコーンフレーク市場のさらなる活性化を図ります。


「●×のような味を表現した」ってタイプの商品は、実際には素材ベースで同じものを使っている程度でそのもの自身を用いているわけではないのだけど、実際に口にしてみると「ああ、確かにこれはアレの味だわ」と感心させられることが多い。この食品は確かにこれなのに、味わいはアレなんだよなあ、ということで、双方が元々好きな食材の場合、面白美味しが楽しめることになる。

ピリッと辛い麻婆茄子をごはんにかけて、ひき肉と赤ピーマンが食感のアクセントに。

セブン-イレブンのドーナツ攻勢で窮地に立たされた感の強いミスタードーナツ。当方の行動領域内のセブンでも次々にドーナツの発売が始まり、それが結構強い引きがあるので、こりゃ本格的にドーナツムーブメントが起きてるかな、ミスドはどうするんだろうという不安もあるけれど、ミスドはミスドで自分らしいメニューをバカスカ出しているので、その方向性はともかく勢いだけはいつも通りで一安心なところ。

そのミスドの隠れた人気メニューが飲茶の数々。来客の動向を見ていると、主婦の方々や学生が軽食代わり、お茶にちょいと小腹を満たしたい時に、ドーナツのような甘いものでは無くて......との選択肢にジャストフィットしているみたい。本格的なお食事処としての使い方ではないようだ。


現在の電子書籍の仕組みは「購入」と銘打っておきながら電子書籍データの購入が出来るわけでは無く、閲覧権利の購入でしかない点は色々と長短所合わせて考察されるべきであろうし、技術の発達により手元にデータが残る、本当の意味での「購入」が広く普及するといいなあとは思っているのだけれど。

現行の電子書籍は多分にそんな感じで貸本屋の入場券と特定書籍の閲覧権を購入する形ではあるんだけど、それでもなお、古本で本を購入するよりは遥かに良い点が、ここで指摘されたお話。古本の場合は再利用扱いになるので、製作サイドにお金が一円も回らないだけでなく、その本が古本として手に取られたという需要を確認する事が出来ないのが問題となる。

企業体から発刊される本の場合、どれだけ需要があるのか、読者がついているのかは、今後の方針に大きな影響を及ぼす。読者がついてこなけゃ連載打ち切り、単行本化すらされず、下手するとその出版社からお払い箱になるかもしれない。ところが古本で調達されると、自分が読者であることが、企業や作者には伝わらない。

電子書籍の場合は、安売りされても昔の作品の再販的なものでも、それこそ無料閲読サービスの際に権利購入がなされても、「読者だよ」という読者としての存在証明を企業、作者に確実に伝えることができる。これはかなり大きい......と考えると、昨今よく見られる期間限定の無料閲読サービスの類も、サービスの利用誘引の他に、リサーチを兼ねているんだろうなあ、と思ったりもする。価格の調整をするだけで、貴重なサンプルデータが得られるのなら安いものだ。


ツイッターはいわば短文で完結するブログのため、物事をシンプルで表す必要が生じてくる。それゆえに「分かりやすいと正しいは別物」的な錯誤をもたらすリスクも多分にあるのだけれど、それを十分に考慮した上で見定めれば、良い話はいくらでも目に留められるし、自分の糧とすることもできる。いわばことわざ、教訓、偉人の名言みたいなものだ(それらをまとめたbotもあるぐらいだし)。


ツイッターはお気軽な意思表示、情報公開、作品披露の場として使い勝手がよく、優れた作品の場合の拡散力が大きな利点があることから、文章や写真、映像の創作者が多数その作品披露の場としても用いている。また気軽に絵日記的な形で写真などを掲載し、それがいつの間にか多くの人に知られることとなり、注目を集めることもある。ブログよりも手軽に出来る点から、数枚の写真を使う限りでは一番好まれるみたい(写真数などが増えてくるとフリッカーなどの方がよいみたいだけど)。

一方で各種APIやらアプリを使って、それらのコンテンツの魅力を横取りする、パクリツイート、略してパクツイをする人も後を絶たない。手動でパクる、自動でパクる、あたかも自分が創生したかのように写真などを再掲載する、出典元を明記しない、さらには勝手に解釈を加えて作品そのものを台無しにしてしまうなどなど、パターンは多種多様。


先日の【合格して超ウレシイ、でもちょっと待って。それツイートしていいの?】と絡めた、個人情報に関する話。どのような状況かはケースバイケースだけれど、自宅の鍵を写真に掲載してしまうと、その鍵の情報を元に色々とヤバいことになるよ、という話。鍵そのものが一度複製されてしまえば、あとはその家そのものを特定されることで......まぁ、そこまでは普通の思考の持ち主ならしないはずだけれど、斜め上の考えを持つ人はどの世界にも必ずいる。さらに特定の意志を持つ人はあらゆる手段を駆使するので、その手段を提供してしまうのは愚の骨頂でしかない。

世の中には多種多様な情報があるけれど、それがデジタルデータ化されて誰もがどこででも取得でき、さらに検索が可能になったことで、容易に取得できるようになった。いわゆる「絆」的な情報のリンクがすぐに導き出せる......というと少々語弊があるかもしれないけれど、連動性のある情報のリンケージを行うハードルが、無茶苦茶下がっている。その「場」にわざわざ写真を撮って情報を放り込む必要は無い。

これ、よく言われることだけれど、雪が降ったとか雷が鳴っているなどの気象状況をアピールするために自宅近所の情景を写真に収めて掲載すると、そこから自宅を特定されてしまうってことも十分にありうる。いくつかの情報から候補地を絞り、それらを合わせてGoogleMap上で特定するって事案も、少なからず見受けられる。住所データそのものは公開していなくても、ね。


時折紹介している、ジェネレーションギャップを観察するシリーズとは別物なんだけど、ちょいと興味深い社会実験の映像があったのでご紹介。各国の代表的な朝食メニューを用意し、それをアメリカの子供達に食べさせてみたらどのような反応を示すかという、世代ギャップというよりは、カルチャーギャップ的なものの観察映像。とはいえ、各国の代表料理として出されるものも、幾つかの点で首を傾げるものがあって、リサーチが足りないのとちゃうかと思ってしまったり、ステレオタイプ過ぎて今ではあまり食されていないのではと思わせるものもある。もしかすると「各国の朝食」では無く「各国の朝食とアメリカが想っている朝食」の方が正解に近いのかも。


子供が大人のしていること、世の中に色々と出回っていることに興味を持ち、それを自分で整理して形にすることを自主的に想起する。自我の発生という点で、成長の一過程と見ることが出来る。また興味のあるものを自分の手で作り上げることは、形に成すという創生の楽しさを知ることが出来る。

......とカッコよく説明しているけれど、要は大人がやってることに興味を抱いて自分でも何か作っちゃうってのはよくあること。テレビアニメの主人公を絵にしたり、ロボットを創ってみたりとかね。今件も要はそれと同じなのだろう。ただしターゲットが「艦これ」。一覧は「艦むす」の名前。実質的には軍艦の名前だけど、一部は艦種や改装型まで書かれているのが凝っていたりする。一覧上の「かんむすのなまえ」ってのがじわじわくる。

キリンビバレッジ株式会社(社長 佐藤章)は、紅茶飲料のNo.1ブランド「キリン 午後の紅茶」から、季節をいただくフルーツティー「キリン 午後の紅茶 春をいただく とちおとめティー」を3月3日(火)から全国で新発売します。


今回新発売する「午後の紅茶 春をいただく とちおとめティー」は、日本を彩る季節の気分と旬の果実のおいしさを提供するフルーツティーをコンセプトに、産地品種指定の旬の和果実を使用した新しいシリーズの第1弾商品です。

今年、1986年の発売から30年目を迎える「午後の紅茶」ブランドは、これからもさらなる紅茶飲料市場の活性化を目指します。


ボトルタイプの紅茶で知られている「午後ティー」などと略されることの方が多いかもしれない「午後の紅茶」。今年で30年目を迎えるということで、ちょっとした飛躍を始めるらしい。その流れの一つが、フルーツティー化のシリーズブランド構築......なんだけど、単なる果物ではなく「和果実」と明記しているあたり、やはり今流行のシニア層を多分に意識した商品開発、展開なんだろうなあ、と思わざるを得ない。


新聞関連の協会に加入していることもあり、沖縄の地元紙である琉球新報と沖縄タイムスの両紙の記事がポータル系サイトに転送されたり、公式ツイッターアカウントのツイートが公式リツイートされてくることがあるのだけど、地元の和やかな話題はともかく、政治がらみになると途端に電波、もといプロパガンダが多分にかかった、「これはどこの国の新聞なのだろう」と思わせるような内容となる。それがまだ事実を語っているのならともかく、独断と偏見と錯誤と虚実で塗り固められた、過激派組織の機関紙もかくや、という感じ。

一方で、以前にも説明したかもしれないけれど、沖縄はその地理的特殊性もあり、全国紙の展開がほとんどなされていない。今では電信でデータ転送をすれば記事そのものは即時に沖縄に送れるけれど、多分に新聞社では印刷所でまとめて刷ってあちこちに配送する仕組みをとっているので、沖縄に印刷所や配送インフラを持ち合わせていなければ、展開は非常に難しくなる。朝刊だけど朝に配送されない、んだったかな?(この辺は沖縄に住んでいる人でないと分からない......)。結局、新聞という物理媒体においては、多分に隔離された状態となり、「地元紙」がやりたい放題の情報コントロールをする始末。

↑ 主要全国紙の朝刊販売数変移(増減部数、前年半期比、万部)(震災以降)(再録)
↑ 主要全国紙の朝刊販売数変移(増減部数、前年半期比、万部)(震災以降)(再録)


先日本家サイトで掲載した、半年毎の更新ペースによる主要新聞社の朝刊発行部数の動向を分析した一連の記事。特に【新聞の販売部数などの推移をグラフ化してみる(2014年後半期まで)(最新)】などでも触れているけれど、読売新聞と朝日新聞の部数減少が著しい。

朝日新聞が直近半年で大きく減少したのは、例の「二つの吉田問題」に端を発した数々の品質問題によるところが大きい。これはほぼ間違いない。前半期、つまり2014年前期から部数減退の拡大傾向はあったけれど、ここまで大きくなるのは、それ以外の理由が見つからない。少なくとも相関関係は断定できる。

問題なのは読売新聞。今半期だけでなく前半期から、つまり2014年に入ってから連続し、突然ダイナミックな部数減少に至っている。元々読売新聞は発行部数が多いので、減少するにしてもその「数」が大きくなるのは仕方がないところではあるんだけど、朝日と違って読売にはその理由が見つからないんだよね、特には。


ツイッターで特定のツイートに付せんを貼る的に覚え止めおきすることを「お気に入りにする」、原文ではfavoriteと呼ばれていることから「Fav」「ファボ(る)」と呼ぶ。公式クライアントや一部のサードパーティークライアントでは、公式リツイートや自分あての言及だけでなく、自分のツイートがお気に入り扱いされた場合でもその旨を知らせてくれるので、場合によっては自分のツイートがずらずらと多数の人にお気に入りされた報告が並ぶことになる。

公式リツイートと違いお気に入り化は、それをした人から第三者に伝わることは無い。あくまでも「後でわかるように覚え書きしておこう」的なもののはずなんだけど、ツイート主にその旨が伝わることから、色々な意味合いを持つことになる(最近の仕様変更で、お気に入りにしたツイートもランダムで自分のフォロワーに開示される可能性があるので注意が必要)。スパムアプリが類似案件をお気に入りしまくって注目を集め、アクセス誘導をしてみるとかもその一つ。


以前にも増して増加してきた、高速道路などにおける逆走事件。インターチェンジなどの構造が結構込み入っていることで、初見者には特に分かりにくいのが大きな要因ではあるのだけど、それに加えて最近では判断力が比較的劣っているシニア層のドライバーが増えてきたのも大きな原因ではある。もちろん若年層でも間違えて逆走する事例はあるのだけれど。

常にあちこちに見張りを置いて逆走しそうな車を監視するのも無理。立て看板を増やすのも一つの手ではあるけれど、よほどの量を置かないと気がつかれにくいし、そもそも論として逆走をしてしまう人は多分に、看板の一つや二つはスルーしてしまうような注意力の可能性が高い。

ならば分かりやすく、しかも大量に配して気が付かれる機会を増やすように、こんな感じでセンターラインを単なる破線ではなく、矢印にすることで、進行方向を明記してはどうか、という話。発想としては面白い。


朝の目覚めをいかに確実に行うかは人類永遠のテーマにほかならず、時間をより厳密に計測し、管理ができるようになった現在では、むしろ昔よりもより一層激しい戦いが繰り広げられている。やること多いので睡眠時間を削りがちだしね。そして昨今では目覚まし時計よりもスマートフォンや従来型携帯電話を目覚まし時計代わりに使う人も増えている。

今件もその目覚まし系アプリの一つではあるのだけど......。ちょいとした工夫があり、表示される計算式の答えを入力しないとアラート音が止まらない仕組み。すぐに目覚ましを止めてしまい、目覚ましにならない人のために、目覚ましそのものが走り回るとか、銃を撃って当たらないといけないとか色々な仕組みのものがあるけれど、これは結構シンプルで分かりやすい。


不特定多数の前で発表する機会を持つ人はさほど多くは無いかもしれないけれど、研究者の類でなくてもプロジェクトのリーダーを任されたり、何か調査を頼まれてその結果を部局内で報告する際に、何らかの形で発表することが求められるかもしれない。その時に覚えておくと、ちょいとハッピーになれる御約束事。そしてそのような場面で質問をする際、質問側において覚えておいてほしいこと(これは単なる記者会見とか発表会にもいえること、かな)。


一見別物の事象のように思えても、何となく雰囲気や香り的に似通ったものがある。そして色々と精査をしていく、その実情を分解して確認していくと、根差すところは同じだったり、似た手法の応用や変化形でしかなかったりすることは結構ある。今件の「トンデモ論」と「詐欺師」の類似性もまた、手口面から見ると結局同じやん、というもの。さらにいえば感情論の類は得てして、そのトンデモ話につけこまれやすい。まぁそこまで仕組みが分かっていれば、ある程度組しやすくはなるのだけれど。

直前にパクツイ(パクったツイート)があってそれにツッコミを入れた上でのお話だけれど。実に巧みな言葉の言い回しや面白い体験、興味深い写真、ステキなイラストなど、ツイッターではフォローしているアカウントによりけりではあるけれど、多様なコンテンツと遭遇する機会が得られる。フォローしている人自身の創作だけでなく、それぞれの人が公式リツイートしたものも目に留まるので、情報取得元としてフォロー対象者を見なした場合、それぞれの人の本棚までのぞいて資料を探せる、読書ができる、しかもその本棚にはその棚の持ち主が他の人から借りてきた本も入っているような感じ。

一方自分自身以外の人の本棚ものぞけることもあり、それが正しいものであるのか、さらには他から盗用してきた(パクった)のかが判断できない場合が多い。この人が公式リツイートしたから安心、創作によるものでパクったモノでは無いとは断言が出来ない。結果として段々と疑り深くなる、ちょっと見で良い内容のコンテンツは、公式リツイートされてきても、それをさらに公式リツイートする前に、それが創作なのか、あるいはパクったものなのかを確かめる癖が出来てしまった。


東京スカイツリーをはじめとした関東近辺の観光名所を、北陸新幹線を経由した鉄道利用でどんどん来てね、的な案内地図。ではあるのだけど、ひとめで違和感を覚えさせる。東京近辺はまだいいけれど、いやスカイツリーの場所自身もダメだな、大宮駅が「そこ埼玉?」的な場所にあるし、色々と位置関係がぐちゃぐちゃモード。かろうじて駅同士の路線のつながりだけがあっているという感じで、このまま位置感覚を覚えてしまったらえらいことになりそう。

・2015/3/3以降、2ch.net専用ブラウザ(以下「専用ブラウザ」)を開発、公開するには、2ch.netの所有者であるRaceQueen社の許諾を得て、2ch.netが提供するAPI(以下「API」)を用いて開発する必要があります。

・ウェブスクレイピングを用いた専用ブラウザの開発、公開は禁止されます。
・datへのアクセスは近日廃止されます。
・APIの使用許諾を得ずにAPIを使用することは、不正アクセス行為の禁止等に関する法律等関係する法律に違反することになります。違法行為を発見次第、刑事民事による適切な法的対応をされることになります。
・株式会社ジェーン(以下「当社」)はRaceQueen社からAPIの使用許諾を得て、一部の専用ブラウザ開発者に対し、APIを使用許諾する権限を受けています。


ソーシャルメディアの浸透で一部掲示板ではカルト化的な動きが浸透して負のエネルギーのたまり場状態と化してしまったり、運営母体がごちゃごちゃとなりすでに引退宣言をして法的にも「自分は一切関与していない」ということになっている人が首を突っ込んで来たり、まさに人の業が詰まったカオス状態な2ちゃんねる。情報のアンテナとしてはいまだに有効な部分もあるんだけど、昔と比べるとネガティブな要素が多くなっていることに違いは無い......けれど、今なお巨大な存在には違いない。

で、昨今では権利の所在について現運営陣と元運営陣的な集団の熱きバトルが繰り広げられていて、後者は新たに2ch.scを立ち上げてそちらでの新規書込みを勧めると共に、従来の2ちゃんねるの書込みを順次ウェブスクレイピングの形で勝手にコピーして転送し「これもうちのだから自由にまとめサイトは使っていいよ」的な状態。無論従来側は「ふざけんな」状態で各種対抗措置を打ち出しているけれど、聞く耳持たず。

そのようなゴタゴタの中で、新たな手段として打ち出されたのが今件の話。要はジェーン以外の専用ブラウザは運営陣の決まりに従わないと2ちゃんねるの利用は出来ないよというもの。まぁツイッターやFacebookのようなものだな。

本を買う際にインターネットの通信販売をよく使うのは40~50代で、10代は「リアル書店」好きという結果が、日本通信販売協会が実施したアンケートで判明した。協会担当者は「若年層のネット利用が少ないのは意外だ」と驚いている。

要はネット利用は若年層がメインで、ましてや10代はスマホを使った(主にソーシャルメディア)時間の消費で社会問題化すらしているのに、本や雑誌は実店舗で購入することが多いという結果が出て「な、なんだってー!?」と驚いているとの話。それに対して周囲からその驚きへの驚き、表現を変えるとネットスラングで「お前は何を言ってるんだ」的なモード炸裂拳。


これは合格発表に限らないのだけど、個人情報ってのはちょっとしたものでも対象となり得るし、それを悪用される事例ってのも多様に存在する。直接悪用した側に利益が得られるものじゃなく、間接的な利益を狙うもの、さらには単純にイタズラ目的ってのも多分にある。自分は一切ペナルティを受けることなく、他人が頭を抱えたり痛い目に合うことを楽しい、面白いと思う人が世の中には居るから。

『桃レアチーズ大福』は、「大福」「レアチーズ」を組み合わせたスイーツです。クリームチーズ・生クリームを使ったレアチーズと白桃のソースを、やわらかい大福の皮で包みました。『桜あんみつぱふぇ』は、「あんみつ」と「パフェ」を組み合わせたスイーツです。黒蜜ソースをかけた寒天の上に桜のムースを乗せ、みつ豆・こし餡・白玉・桜味のホイップクリームなどをトッピングしました。全国の専用工場で製造し、美味しさにこだわっています。

先日紹介した一部地域で先行試験展開されたと思われる「ことりのむーすけーき」の全国展開がいまだになされず、毎日セブン-イレブンの公式サイトをチェックしたり、機会を見つけて実店舗に足を運んで確認をし、「しまったこれはセブン側のリピーター確保のための罠ね」とも思う今日この頃。ただ、その来店自身もそれなりに楽しいのは否定できない。特にスイーツコーナー。日々新しいのが登場し、こんなの見たこと無かったよ的なサプライズがある。今回「ひなまつりに向けたスイーツ」もまた、見た目が上品でコンビニスイーツとは思えないような品々。まぁ、実物を見ると思ったよりは小さくて、あれ? ってことも多いのだけれど(笑)。

春の和菓子「わらび餅」をイメージして、国産きなことわらび餅粉を練り込んだ和のびすけっと

先日日清食品から発表されたリリース一覧で、クリックしてみたらリリースそのものは無く商品紹介ページに直結しちゃってて、紹介記事そのものが書けないけれど、ちょいと個人的にチェックしておきたい一品だったのでこちらで覚え書き。発売日とかは特に書いてないけれど、同社のココナッツサブレのシリーズみたいなもんなんだろうな、形状的に見て。

わらび餅をイメージした粉もののビスケットというもとで、きなことわらび餅粉を練り込んであるとのこと。きなこはともかくわらび餅粉を混ぜるとどんな味になるんだろう。ちょっと気になる。

牛すき鍋定食(すき家、2015年2月)試食

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↑ 税務署そばのすき家。年に一度のレッツトライ
↑ 税務署そばのすき家。年に一度のレッツトライ


ここ数年は税務署に確定申告をした帰りに必ずよっているすき家。普段の行動領域には吉野家と松屋があって、すき家だけがないので、画材の調達やら味わいの確認やら色々とお仕事的なものも兼ねて......というのもある。例のワンオペ騒動で潰れることもなく、いつも通りの姿。ターゲットのメニューは、やはり「牛すき鍋定食」。材料がシュリンクされた状態でお客に渡される云々ってのが言われてるけど本当なんだろうか。

↑ メロンパンのクッキー(チョコチップ/メープル)(フジパン)。ヤマザキのメロンパンの皮焼いちゃいましたと一緒に
↑ メロンパンのクッキー(チョコチップ/メープル)(フジパン)。ヤマザキのメロンパンの皮焼いちゃいましたと一緒に


税務署で申告をした帰りに神社によってお祈りをして(これも毎年やってる)、その後あちこちを歩き回っていると、半世紀ほど続いていたスーパーが閉店するという貼り紙が。気になるので足を運んだところ、以前探していて見つからなかったメープルの「メロンパンの皮」が......あー、なんか違和感あったけど、この時には気が付かなかった。ともあれ良い機会とばかりにゲット。双方とも税込で73円。

↑ 練馬東税務署
↑ 練馬東税務署


先日【確定申告は2月16日月曜からです、申告書類はもう作ったかな?】で言及した通り、申告所得税の書類提出などは2月16日からということで、毎年お馴染みの初日にざっくりと、管轄の東京都練馬東税務署まで足をのばして書類提出。申告そのものをする理由としては勉強のため、お金のやり取りが把握できるため、そして医療費などの経費計上をしたいためと色々あるけれど、やはり税金周りが肌身を持って感じ取れるのが一番かな。自分に少しでも係わるお金の諸表には少々トラウマがあるので胃をキリキりさせながらの計算は毎年難儀するけれど。


何らかの知的な思考は持ち合わせているのだけど、人間にはその実情を推し量ることはできず、勝手気ままなその様相と愛らしい外見がまた魅力的でもある、犬と並び人間にとって欠かせない愛玩動物、ねこ。その猫たちが自分の庭先にやってくるのをひたすら眺めているだけの、環境型箱庭ゲーム......というかソフト「ねこあつめ」。ビジュアルの愛らしさと、ソフトそのもののコンセプトが結構ツボだったりする。タイトルも分かりやすくていい。説明も「ゴハンとグッズを置いておき庭先に集まってきたねこたちをただただ眺めて癒される。基本的にはそんなアプリです」。事実上一行ですべてが説明されてしまう。


昨今は当方自身がパッケージ版のゲームを買っていないのでどのような状況なのか直に確かめたことはないのだけれど、最後に買ったソフトでも、それより前に買ったものと比べたら同梱されている紙の冊子の類が少なかった記憶がある。元々CDなどの再生産しやすいものと重版するのが結構手間な紙媒体の添付品を一緒にすると、再生産・販売の際に紙媒体の方にスケジュール上の足を引っ張られてしまうって短所があるし、コストの問題(単に印刷云々だけじゃなくて、文面などの制作費も合わせ)、さらにはダウンロード版が並列発売されるので、それとの不平等さを無くすためという大義名分もあるらしい。まぁ、説明書を読まなくなりつつあるというのも一因らしいけど。iPhoneシリーズとか良い例だよね。むしろ「説明書を読まなくても操作できるモノを創れ」的な需要ですらあるのかもしれない。

ただ、やはり紙媒体の質感......というかプレミアム感ってのは何事にも代えがたいものがあり、少しずつその中身が減っていく状況を実感すると、モノ悲しさを覚えるのも理解できる。


先日「艦これ」とバレンタインデーに絡んで、「艦これ」の設定とはあまり関係の無い話ではあるのだけれど絶妙な素材の用い方をした、結構渋めな創作短編漫画を目にし、何気に想っていたことがズバリと語られていたので驚いた。この話って以前「妖怪ウォッチ」でも触れていた「他の人たちの手あかで汚れていない、自分達の領域が欲しい」との需要に応えたから受けたってのと通じるところがあるんだよね。昨今では創造性に劣る子供が増えたという話もあるけれど、それは見方を変えれば創造性を創りだす、発揮する、披露する場が失われていることをも意味するような気がする。


紙媒体としての書籍や雑誌のビジネスが単体としては難しくなり、中小の書店は次々とシャッターを閉じ、大手もCDレンタルや雑貨、喫茶店と連動する形でどうにか息をついている昨今。他方でデジタルメディアを使った電子書籍・雑誌は少しずつだが浸透しはじめ、最近では紙媒体版と同時に電子版が販売されたり、さらには紙媒体版を購入すると電子版が無料で読めるようになるサービスを提供する雑誌も出てきた。

将来としてはこんな感じで、紙媒体版の本を購入する際に電子版もその場で購入できるというのはどうかしら、というお話が出ていた。フラッシュアイディア的なもので、色々と考慮の余地はあるけれど、想起のための牽制球としては十分に意義がある。特に後者は「それ、本屋というよりはデジタルコンテンツ屋としての展開ができるよね」的な感じがする。電子書籍って要はデータでしょ? そしてデータで提供できるコンテンツってのは、電子書籍に限らないわけだ。グラフィックとか、音声データとか、映像とか。


【沖縄・九州電力に続き北海道・東北・四国電力も再生可能エネルギーの新規買取中止へ】などで解説した、以前ちょいと騒ぎになった再生可能エネルギーの買い取り問題。半ばオレンジ共済事件や円天、ライブドアショックによる損失問題のような話でしかないにも関わらず(最後のは微妙に違うかな)、またもやアレな報道ステーションが「再生エネルギー関係者はみんな被害者ダ」的な話の切り口で伝えていたというもの。いい加減「報道」という名前を外さないとJAROに訴えられるような感じがするんだけどねえ。マクドナルドが「カレー屋マクド」と改名して商品ラインアップそのままだったら、ってな感じなんだよね。


頭の中で考えている構成、あるいは仕様書にある内容をそのままプログラムに完璧に落とし、なおかつそれらにまったく齟齬が無ければ問題はまったくなく、時間を大いに節約できるのだけど、人間はそこまで進化していないから、必ずと言ってよい程どこかにトラブルを抱えるようになる。説明書なしでプラモデルを作るようなもの。いや、プラモデルの場合はまだ完成するのが前提で用意されているから微妙に違うな。夏休みの自由工作か。

組み上げている内容に問題のあるなし、何か根本的な問題が生じているか、その時には何も問題なくクリアでき「時間の無駄だったかな」と思ったとしても、逐次チェックはした方が良い。何もテストせずに突っ走ってプログラムを続けていると、まさに写真のように、致命的なミスを犯していることに気が付かず、作業を続けてしまうことになる。この場合は立ち止まって周囲を確認する=現状をチェックして正しいか否かを精査するってこと。


LINEの浸透やツイッター・Facebookなどのように気軽にグラフィックを使えるソーシャルメディアの普及で、昔ほど文字の組合せで表情を創り上げる顔文字は使われなくなった。とはいえシンプルに利用が出来ることから、昔からの利用者は今でも積極的に使い続けている。すでに文化の一様式としてDNAに刻まれ、普通の漢字と同じように使っている人も多いだろうし、あるいはFEPに多数の自前な顔文字を登録している人もいるだろう(FEPによってはいくつかのパターンが収録されているものもある)。


昨年のマクドナルドにおけるマックフライポテト狂想曲......とでも呼べばいいのか、ジャガイモが確保できなくなって大変だよママン的な状態に陥った起因となった、アメリカ西海岸の港湾労働者による労使交渉問題。マクドナルドの状況は平常化して、その後どうなったのかなあという感はあったのだけど(そもそもこの問題、日本ではあまり伝えられていないのはなんでだろう。結構クリティカルな話の気がする)。輸出だけではなく輸入も大変なので、アメリカと取引してるところは多かれ少なかれ影響を受けているはずだろうし。東海岸もこれのとばっちりを受けて遅延が発生しているとの報告もある。


先日の【「世界報道の自由度ランキング(World Press Freedom Index)」に関するあれこれ】の後日談的な......というか色々と疑問に思ったこと、それに基づいたさらなる精査などをまとめてみる。一番不思議に思ったのは、先の記事でも指摘したこの点。調査対象母集団が具体的に言及されてないのよね。人数とか。原文を見たけれど載ってない。一応、こんな人を対象にしているよ、的なものはあるけれど、多分にお仲間意識的な感じでピックアップして自由に語らせている、でもその内容は担保されない的な。

さらに沖縄の平和運動について「『平和』と言うが、抗議運動家は棒で米国人の従業員を突いたり、私の9歳と6歳の息子に口汚い言葉を浴びせて泣かせたりしている」と指摘した。

沖縄県における新聞事情は非常に特殊で、いわゆる全国紙の普及率が極めて低く、地元紙が高い浸透率を示している。そしてその地元紙がいずれも結構内容的に偏っていて、はたから見ると引いてしまうものがある。まあ東京都でも東京新聞がそれに近いものがあるのだけれども。

で、この沖縄地元紙の報道が転送されてあちこちで話題に登っている海兵隊幹部の話ではあるけれど、むしろそこでぽろりと出てきた実態に注目が集まりつつある。元々言われてきたことではあったけど、このような形で公にされるのは珍しい。

指摘にもある通り、絶対反撃されないからとたかをくくっての攻撃は、非常にタチが悪いモノ。いわゆるサンドバック叩き、案山子たたきと言われるようなもので、先日もちょいと触れた、鉄道従業員に対する不条理なバッシングと本質的な部分は同じ。さらに元をたどれば「意識だけが高い人たち」と近しいものもあるかもしれない。

さらにいうのなら、子供に攻撃を仕掛けるのは悪行以外の何者でもない。子供自身には大きなトラウマとなり、関係者にとってはかけがえのない大切な対象を傷つけられたことで、本人に対するダメージよりも大きな痛手を負うことになるから。ヒーローものの漫画やアニメに登場する悪役が、脅しをかける時に本人にでは無く、友達や子供を本人の前で傷つけるのと性質は同じなんだよね。......そう例えれば、事の異常さが理解できると思う。「逆のことを自分がやられたら、どう思う?」。


先日のバレンタインデーに関する社会的浸透状況や慣習化に伴い、その様相を年賀状に近しいものという分析......と書くと小難しく見えるけど、要は「バレンタインデーって年賀状みたいだよねー」的な発想。確かに半ば義務化しているような感もあるし、やり取りしないと仲間外れっぽい雰囲気はあるんだけど、なんか面倒くさいところもあるよなー的なところとか、貰ったらお返ししなきゃならないあたりは、確かに年賀状ライクな感じがする。

20年云々ってのは恐らく世代を一つ区切ってという意味で、年上になった人におけるバレンタインデーに関する心境が今のまま継続している一方、若年層ではすでに廃れつつあるという感じ。ただ直近の調査結果(【今年のバレンタインのチョコ事情】など)を見ると若年層の方がチョコのやりとりは盛んなんだよね。この世代がそのまま歳を取ってもやりとりを継続する......というよりは、単に歳を重ねるに連れて醒めていく、環境が変化して必要としなくなる感が強いので、「近頃の若いものは」的なパターンになるか否かは判断が難しい。ただ、年賀状のような慣習化が果たせれば、あるいは、という気はする。和菓子メーカーも「バレンタインデーには水ようかん」みたいな感じでオモシロキャンペーンでもやれば、高齢者にも受け入れられるようになるかもしれない。


先日のバレンタインデーに伴い、世の中では戦場の銃弾のごとくチョコレートが飛び交い、その銃弾を作るべく自宅内には多様なチョコレートが完成品、あるいは原材料の形で点在する状況もあったはず。だけれど、室内犬や室内猫を飼っている......あーそれだけに限らず、室内で自由に歩き回れるような飼育方法をしているペットを飼っている人においては、チョコレートの管理を厳重にしましょうという話。これはもちろん、バレンタインデーに限らず。

チョコレートは今や誰もが気軽に手に入れられる洋菓子となったこともあり、ついついさくっとテーブルなどに置きっぱなしにしてしまう機会があるかもしれない。キャラクター系のチョコレートとかね。食玩についてくるタイプのもしかり。あるいは子供が知らずにペットにあげてしまうかもしれない。親がしっかりと教えていたにも関わらず。だからちゃんとした管理が必要。


年齢を問わず自由自在に使える不思議でステキなツール、インターネットや、そのインターネットを駆使して提供されるワンダフルサービスのソーシャルメディア。便利でステキなのは良いのだけれど、利用ハードルが低く免許取得なども必要ないので、社会的倫理観や利用上の「暗黙の了解」を知らず、あるいは会得せずに使い、その便利に振り回されて地獄を見てしまったり、人生を棒に振ったり、あるいは人生そのものに終止符を打ってしまう人も少なくない。そこで未成年者に対しても、利用の基本となる啓蒙なり教示が求められている。

今件もその一つ。スマホなどの普及によって写真や動画の取得は容易になり、それを気軽にネット上に公開することもできるようになった......けど、その内容は多分にプライベートのもの。家族や友達に見せる感覚で披露すると、ワールドワイドに閲覧されてしまうことになりうる。それをどこまで認識しているの、大丈夫かな? というもの。「んなもん分かってるよ」と突っ込む人もいるかもしれないけれど、そう突っ込む人も結構危うい。また、すべてがちゃんと理解して、その上で行動しているとは限らないのだよね。


先日のバレンタインデーにちなんで披露された、江戸中期頃に江戸内を渡り歩いた、チョコレート行商人を描いた様子。バレンタインデーが近づくと、女性らはこぞって行商人からチョコを買い、気になる人に渡して歩いていたという。行商人は得てして男前の人が手掛けていたので、中には買ったその場で行商人自身に渡す女性もいたとか。

まあもちろん単なるジョークでよく見れば分かる通り、飴細工の行商人を模したもの。ただ指摘にもある通り、バレンタインデーはふんどしの日でもあるので(2月14日)、このビジュアルなら双方が合致したものとなるので、案外今後このイメージが普及する......のは難しいだろうな(笑)。


先日本家サイトで紹介したファミリーマートによる実証実験、コンビニをタクシーの待ち合わせ場所にしてしまえ計画【コンビニがタクシー乗り場になりました・ファミマと日本交通が手を組みタクシー呼び出しサービスを都内で実証実験】。採算性を考えるとまずは利用客が多くなるであろう人口密集地帯から始めるのは利にかなっているけれど、いわゆる「買い物困難者」解消策の発想としては面白い。


油で揚げた小粒の餅菓子としては一番メジャーどころで、子供から大人まで気軽に楽しめる「餅太郎」。小さく刻んだ形なので、のどに詰まることもないし、食べる人を選ばないのがステキ。しかも量が適量なので、ちょっとだけ楽しみたいって時にもぴったり。大本の販売メーカーは「菓道」というところなのだけど、なぜか今に至るまでウェブサイトはなかったりする。

で、その餅太郎。コンビニなどでも気軽に見つけられるのだけど、先日【美味し懐かしだがデカし・あの懐かしの駄菓子がでっかいサイズでファミマから発売】で紹介したように、ファミマのプライベートブランド「FamilyMart collection」から、大袋タイプのものが登場している。それを購入した林家志弦先生の指摘曰く、イラストに餅太郎がいないとのこと。確かに。これは大本のミニサイズ餅太郎でも同じ。

まぁ、杵で餅をついていること、背景には商品の餅太郎が山ほどうなっているので、彼らが作ったものがこの商品だよということを表していて、登場しているキャラクタは桃太郎と餅太郎をかけたので、桃太郎に登場する動物たちなのでは無いカナ、と。

YouTubeって10周年迎えてたんだ!?

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こちらもアメリカの調査機関PewResearchCenterによるツイート。ただし記事そのものは先日、2015年2月12日のもの。同年1月22日に動画共有サイトのYouTubeが10周年を迎えたということで、YouTubeをはじめとした動画共有サイトにおけるアメリカの利用実態を調査した結果がいくつかまとめられている。


こちらもアメリカの調査機関PewResearchCenterが先日ツイートした、でも記事そのものは1年ほど前のインターネット......というかWWW(World Wide Web)に関する履歴みたいなもの。Wikipediaを見ればそれでええやん、という話もあるけれど、図版などが結構盛り込まれているし、リンク先から多種多様な別記事(Pewの調査結果)にたどれるあたりは、こちらの方が便利かもしれない。


元記事はアメリカの調査機関PewResearchCenterによる2013年5月に実施された調査結果から。18歳以上の同国居住者を対象としており、結婚・未結婚などは問わず。結婚は妥協の産物とか契約による意志の表れとか色々と難しい話もされており、【「結婚制度は時代遅れか」「未婚の母を認めるか」世界の価値観の違いをグラフ化してみる(2005-2009年)(最新)】などにもあるように一部の国では制度そのものが時代遅れであるとの認識も広まりつつあるようだけれど、少なくともアメリカ合衆国では「愛情」があるからこそ結婚をする、つまり愛情の一形態としての認識が強いようだ。


アメリカの学生ものドラマやビジネスマンの日常生活的なシーンではよく登場する、食パンを切らずにそのままがっつりと使って具材を挟んだタイプのサンドイッチ。それを納めるケースってのも多種多様なものが登場しているけれど、これは久々に「おもろいやん」と思わせてくれた一品。


先日から本家サイトの記事【世界各国の「新聞・雑誌」や「テレビ」への信頼度をグラフ化してみる(2010-2014年)(最新)】が繰り返し引用されている件でちらりと気になってはいたのだけれど、色々と首を傾げていた件に関してある程度「ああ、そうなのか」的な話が寄せられた、確認できたこともあり、覚え書きも兼ねて。

多分にこの結果をもって「だから日本はダメだ」さらに「自分達は弾圧されている云々」と先日の1200人な人たちと絡めてきたりとか、色々と斜め上な話が続いており、それに当方の上記リンク先の記事が使われているので、頭が痛い限り。

この結果を基に多種多様なジャーナリストを肩書きとして持たれる方々が多数ご意見を述べられているけれど、そのような意見を自由に出来るだけでなく、不特定多数に情報として発信を行え、しかも公権力で拘束されていない状態が「自由度が低い」と言えるのかな、と。これって「独裁だ」と叫んでいる方々が、国の立法府の真ん前でデモを繰り広げているのと同じなので、その存在自体が、主張の否定になってしまっているという。

世界報道自由度ランキングは2002年度からのものだけど、情報の定義やら配信技術の変化やら(特にインターネット周り)、そもそも論として「報道とは何ぞや」的な話やら、国家と個人の情報面での位置関係の複雑化、多様化やらを考えると、指針そのものが旧態依然的な感は否めない。多分に設定そのものが情報革命が起きる前のままで止まっているのだと思う...要は物差しが古いまま。

とまあ、ここまではよくありがちな「時代の変化に伴う正当な情勢の変化に対応できない、古めかしさを覚える指針で生じたひずみ」的なものということで、そんな見方もあるよね、で済むレベルの話。ネタとして数日もすれば風化するもの的かな、というところだったのだけど。

「当該国の回答者が前年比で報道の自由を感じたかアンケート」であることを頭に入れた上で。


資格を有してその資格のもとに業務を遂行したり、どこかに所属して就業したり、法人を設立してその代表として活動したりといったものでは無く、フリーランスとして働く場合は、自営業やら自由業やらフリーという肩書になる。自由人とかいう洒落たのはともかくとして。

で、そのような立場は結局読み方を変えると無職に違いない。もちろんこの場合の「職」ってのは固定した、契約上の職を意味するのであり、まったく働いていないことではないのだけど、世間一般には「働いたら負けだと思っている」的な、三年寝太郎風のイメージがある。言葉のあやみたいなものだけどね。ジャーナリストなんてのも多分にそんなところがあるんでは無いかと。名乗ったモノ勝ち。ハッピーメディアクリエイターとか(待て)。


先日から繰り返しお伝えしている、中東事案のイスイス団ことダーイッシュ、ISILと呼ばれる集団の呼称に関するお話。海外はもちろん日本国内でも政府与野党官公庁ではすでに「国」との使い方を止めてISILなどに変更し、それと前後して関係方面からは「イスラム国」という表記を使うなとの強い嘆願や要請、さらには抗議が相次いでいるにも関わらず、強い影響力を持つ4マスは相変わらず使用を継続。その理由についても特に説明は無く、伝わってくるのは噂話やら関係者の逸話レベル。一体どうなってるのかしら。

という話が続く中。ようやくNHKではこんな感じで名称の変更を決定した。それ自身は十分に評価に値する。

だが。

■カレーメシをお湯で作るレシピ

1.お湯(260ml)を沸かす。
2.カレーメシの蓋を開ける。
3.カレーメシの内側の線までお湯を注ぐ。(容器が別の場合は260mlのお湯を注ぐ。)
4.中身をよく混ぜる。
5.カレーメシの蓋を閉める。保温バッグがある場合は容器ごと中に入れる。
6.15分待つ。
7.再び蓋を開けて中身をよく混ぜる
8.出来上がり!



カップ麺的な発想で電子レンジでチンするだけで出来上がるステキなライス系メニューの中でもひときわ際立つカレーメシ。それを電子レンジを使わずにお湯で創ってしまおうというお話。使われているお米がいわゆる保存食向けとして使われることでお馴染みなアルファ米のようなので、似たような調理法をすればいいんじゃないかとやってみたら、結構上手く行ったよとのレポートが伝えられている。

これの何がオドロキかっていうと、記事にもある通り、電子レンジで無くともお湯で作れるってことは、屋外でもがつがつと使えるということ。登山用のアイテムとして最適との話ではあるけれど、他にもキャンプなどでも使えそう。これで保存が利けば最強なんだけど、半年しか持たないので残念ながら現商品では難しい。


ネタ系投稿サイトRedditからの作品。LINEのキャラクタを正面に貼り付けた、今流行的なシャツの販売コーナーではあるのだけど......一瞬「え?」とか思ってしまう。中央下にあるのはクマがハートを抱えた絵柄で、これは分かる。その上にあるのは、同じ絵柄のシャツが折りたたんで積み上げられている、のだけど。何で横から見ても同じような絵柄に見えるの!? ちょっとしたサプライズを見た人に与え、思わず注目させてしまう。


先日【一部の方が語る「ジャーナリストの使命」は前世紀の遺物】で紹介した解説文でも触れられているけれど、デジタルメディアの浸透によって不特定多数が情報発信を行うことが容易になり、メディアや報道のパワーバランスが大きな変化を遂げている。多角的な情報の発信がなされる現在では、だからこそプロともいえる報道が規律を但し見本となるような情報を発していかねばならないのに、過去の悪しき既得権益にしがみついてあがいているので、色々と非難を浴びるのだよね、的なお話。

あがいている云々はともかく、情報の展開スピードの変化などを改めて思い知る事が出来たのが、先日の竜巻騒ぎ。神奈川県を中心に大気が不安定な状態が発生し、横浜地方気象台でも注意報を発している......けど、気象データ上事前予想は極めて困難で、気象台の注意報も目撃情報の上での話となっている(タイムスタンプを見れば一目瞭然)。これらの目撃情報が画像や映像データとして取得され公知されるというのは、気象学的には極めて有益な話に違いない。色々と検証できる素材となるのだから。


統計を取ったわけではないのだけれど、昨今ではデジタル処理をしている漫画家先生の方が多い気はする。編集部サイドとの原稿のやり取りもデータ化しているのも多いだろうし。各先生のツイッターやFacebookの書込みを見ても、原稿を送った、届けてきたという表現より、原稿を送信したとの表現が目立つ。なんだか不思議な感じはするけれど。

で、デジタル系での原稿制作が浸透する以上、こんな感じで漫画の休載の説明文章に「作者急病」では無く「作者のハードディスククラッシュ」などという文言が使われるようになる日もそう遠くないような気がする(すでに「やる気が無いので」というのはあったようだけど)。ハードディスクが飛んだってのは多くの人にとってリアルさを覚える話なので、同情感もある。無論「データをやりとりするビジネスなのだからバックアップはちゃんとしておかなアカンやろ」というツッコミもあるに違いないけれど。

ただ、実際にデジタル系で作業をしている人なら分かるけれど、結構データレベルでも紙ベース同様に致命的なミスをやらかしてしまう・遭遇することはある。バックアップとマスターの双方が同時に飛ぶとか、マスターで致命的ミスを犯したけれどバックアップがあるから大丈夫と思っていたら、バックアップもミスの状態で上書きしていたとか。結局バックアップも保険の類でしかなく、万能のリカバリー法ではないからね。リスクの体現確率を減らすだけ。


先行する90式戦車やはやぶさ2のトミカ周りでアマゾンを検索していた際に見つけた、公式サイトへの掲載はもう少し先になるであろう、6月発売予定のトミカの新作。日立住友重機械建設の「クローラクレーン」がトミカとして登場する。上の写真は日立住友重機械建設の公式サイトから商品紹介の写真を持ってきたもので、トミカそのものの写真ではないので、念のため。


先日【「トミカプレミアム」の90式戦車や「はやぶさ」は確定】などで紹介した、トミカの新カテゴリー「プレミアムトミカ」で展開される、はやぶさや90式戦車。トミカの公式サイトの新商品発売予定一覧への収録が確認され、そのスペックなどが確定できた。両方とも4月2日に発売で、価格ははやぶさが800円、90式が900円。

餃子を握りの具にするという発想

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元気寿司グループの店舗の一つ「魚べい」において展開中の「特選グルメ祭り」で提供中の寿司メニュー。同時展開されているサイドメニューやデザートメニューを見る限り、他の回転寿司同様ファミレス化してきたよなあ、的な感が否めなく、逆に差別化には苦労させられるだろうとは思っていたのだけれど。ある意味強烈な差別化が出来たのが、このメニュー。

鶏そぼろぐんかんやエビバジルまよなどと合わせ、ちょいと違和感を覚えたのがこの「餃子の握り」。内容はといえばそのままで、握りずしの上に餃子が一つ、でーんと載っている。まさにそのまま餃子にぎり。

麻婆カレー(松屋、2015年2月)試食

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↑ 麻婆カレーの大アピール状態
↑ 麻婆カレーの大アピール状態値


先日【松屋から麻婆カレーが出るそうだ】で紹介した、松屋の定番アレンジカレー「麻婆カレー」。発売は2月12日の午後3時からで、結構評判が良い動きを示しているので、せっかくだからと試食をしてみることにした。松屋に足を運ぶと、入口の商品ポスターが全部麻婆カレー。相当気合いが入っている。......いや、おそらくは時間帯によって垂れ幕などの差し換えはしているんだろうけど。麻婆カレーのフォーカード状態。


血のつながりは絆を形成する要素の一つであり、とても大切なものに違いないけれど、同時にそれがすべてでは無い。とはいえ、やはり色々と物思いにふけるような年頃になると、絶対に越えられないハードルを目の前にして、何かと悩んでしまうこともある。そして多分に、そのような「一人で脳内をぐるぐる回してしまうような悩み事」においては、肝心な部分をすっぽりと逃していたりする。

今件でもその事実を第三者の視点でぽんっと指摘して、思いっきり解決に向かった事例。自分が養女であることから、血のつながりが家族の中では唯一無い、と考え込んでいる一人娘に、「父と母は他人同士で血のつながりは無いやん」とツッコミを入れたところ、その事実に改めて気が付き、ぱっと心の中の霧が晴れたという話。そしてむしろ、そのような血のつながり云々は別にして、互いに出会えた奇跡を喜ぶべきだという考えには、激しく同意したい。


この時期になるとバレンタイン関連でのチョコ話、受験生関連で勉強方法や風邪対策と並び、話にとして持ち上がるのが、学生と教授陣らの(卒業)論文を巡る攻防戦。学生側ではいかに論文を仕上げるか、さらには内容はともかくクリアするか、教授陣側では寄せられた論文の内容や対応に関するよもやま話など、どこまでネタがリアルな話なのか、区別がつかないあれこれで、客観的に見られる立場にある限りでは、興味深く、楽しい状況を過ごせることになる。

そのような状況下の中で、論文を精査する側にある人が試作したとする、ポストイット(付せん)の試案。要は単に覚え書き的なものとしてだけでなく、なぜそこにチェックを入れたのかが分かるよう、大まかにカテゴライズ化し、その具体的要件をあらかじめ明記したというもの。色別に意味を持たせるって位は結構やっているし、特定少数の事案に関してはペンなどで直接書くことは時折やるけれど......。つまりこれら表記されている内容は、多数の論文で想定されうるってことなんだろうな。


バレンタインデーが近づくにつれて、多種多様なチョコレート論議が花を咲かせている。ジョーク交じりにブラックサンダーを1箱丸ごと注文したら、子供が勝手に箱を開けて食べてしまったとか、チョコレートの代わりにカレー粉を再構築してハート形にしてしまったトラップ型ギフトを創ったとか。どこまでネタなのかリアルなのか分からない、カオスなバレンタインデー。

先日紹介された、ゴディバが欲しい理由として挙げられた写真も、そんなカオスなひとときの中の写真の一つ。ゴディバは高級チョコとして知られているけれど、欲しい理由はチョコそのものでは無く......

カップアイス「森永モウ」シリーズから、初の果肉入り商品がセブン-イレブン限定で登場。濃厚な乳原料と苺ピューレを組み合わせたストロベリーアイスクリームに、爽やかな酸味と食感を堪能できるペルー産カマロッサ種の苺果肉を混ぜ込みました。贅沢に閉じ込められた苺本来の美味しさをお楽しみください。

先行するドライカレーおにぎりの話をチェックしていた際に見つけたステキなラインアップ。2月11日から全国で発売中とのこと。モウシリーズは結構メジャーどころなアイスで、ファンも多いから、そのシリーズでは初の果肉入りとなればニュース性は十分にあるのに、プレスリリースが無いのがちょいと残念。


コンビニの良し悪しを決める一つの指標となるのが、おにぎりの美味しさとラインアップ。気軽に食することができ、腹持ちも良く、しかも気軽に多種多様な食材を楽しめる。そう、まるでバイキング料理みたいなチョイスができるのが、とっても嬉しい。セブン-イレブンはこのおにぎりの点でかなり頑張っている方で、色々と意欲的に新商品を展開してくるので注目している。

今回登場するのは、ドライカレーのおむすび。結構通常品のラインアップ中にありそうな気もするけれど、スパイシーと銘打っているだけに、ピリリとした辛さがポイントなのだろう。先日の大学いももごく普通にありそうなもので、いざ食してみたら「ポイント高いじゃん」的な内容だったこともあり、ちょいと注目したいところ。

ブラザーズカフェ梅田オーパ店から、"新食感"スイーツ「SCOOKIE(スコッキー)」が2月15日に発売される。価格は780円(税込) 。スコッキーは、"スコーン"と"クッキー"を組み合わせたハイブリッドスイーツ。外はサクサク、中はしっとりとした食感で、「まるでスコーンのようなクッキー」の味わいが楽しめるとか。

先日紹介した【今度はこれが流行るかも!? クロッキーなる新スイーツとは】での「クロッキー」は、クロワッサンとクッキーの組合せだった。今度はスコーンとクッキーを組み合わせたスイーツが登場するとのこと。その名はスコッキー。なんだかタイムボカンシリーズの登場人物とか、ロシア風の名前みたいな感じ。「キー」がついてるだけだろ、それ。


例のパスポートの強制返納措置を受けたフリーカメラマンが記者会見を外国人記者クラブで行ったそうで、ある戦場ジャーナリストをはじめとした一部ジャーナリスト界隈の方々が逆切れしながら該当者を後押しする様子が見受けられる。【一部の方が語る「ジャーナリストの使命」は前世紀の遺物】でも言及した胡散臭さと共に、今件では該当者当人のバックボーン、これまでの行動性向などを検証すれば、情報を取得して精査するジャーナリストだからこそ、対応を慎重にしなければならないという結果に至るはずなのにな、とちょいとため息。


先日開催されたワンフェスの戦利品を披露する人達のステキ報告がちらほら見受けられて、ああこれは欲しいなあ、こんなのどうやって作ったんだろう、量産市販化してほしいな、的な物欲がめらめらと沸いてくるような話がそこかしこに。

今件もその一つ。一見すると普通の湯飲み茶わんなのだけれど、底の部分にかえるさんがちょこっと鎮座している。飲み進めていくうちに頭を出し、その全体像が見えてくる。お茶の色と合わせ、水深の浅い池の中に住んでいるかえるとの出会いを、お茶を飲むたびに体験できそうで、粋なセンスに悶絶もの。ちょいと洗うのが大変そうだけど。


半ばジョーク的に新聞の有益な使い方が語られる際に、防寒対策や添え木代わりとして使われる話が持ち上げられる。特に防寒対策はよく知られており、防災用の避難袋に収めておくと結構役に立つとの話もある。それだけ身近にある存在ってこともあるんだろうけど。

その新聞紙の使い方として、警視庁のアカウントが「スリッパとしても役に立つ」という話を取り上げていた。ありゃこれは初耳。新聞自身が薄いので耐久性的な問題はあるだろうけれど、覚えておいて損はなさそう。

でも......作り方がこれでは分からん。

難関私立中学の合格者には「朝日小学生新聞」(朝小)の読者の割合が高い-。そんな調査結果が10日、朝小を発行する朝日学生新聞社から公表された。

本文中には一言もそのようなことは書かれていないし、一次ソースとなる調査結果でも言及はないのだけれど、多分にこのソースを使って「新聞を読むと頭がよくなる」的な話は出てくるのだろうなぁ、ということで自分自身への注意も合わせて覚え書き。


仮想戦記小説ではちらほらとお目見えしている、XF5Uことフライングパンケーキ。大戦中にアメリカ海軍向けに試作された艦上戦闘機で、今でも資料映像をちらほらと確認できる。空飛ぶホットケーキ的な名前がついていることからも分かる通り、見た目はホント、ホットケーキというかパンケーキというか。結局戦争が終ってしまい、「このまま作ってもジェット機の方がええやん」「この形だと装備の点で問題があるよね」ってことになり、試作で終了。でも形がオモシロいので、作り話では結構登場する。

そのフライングパンケーキがレストアされたという話......ってこれもう3年前の話だな。詳しくはリプライ周りを参照のこと。まぁ実際この機体が採用されて実戦投入されてたら、当時の日本陸海軍はどんな反応を示しただろうか。


先行する「脱成長」周りと一部関連がある話として。景況感の転換や円安......というよりは為替レートの適正化、労働市場の需給バランスの変化に伴い、デフレ感の強かった商品市場にも変化が生じてきた。安かろう悪かろうが第一義主義だった様相が、良いものは良いとして正当な評価を受ける兆しが見えている。プレミアム系の商品の顕著化などが一例。まぁこの辺は小リッチ層となりうる団塊世代の退職が一因なんだろうけど。

「勝った」という表現はやや語弊があり、優位性が明らかになってきたというところ。ただ指摘の通り、一度浸透したイメージは払しょくが難しい。特にマイナスのイメージはなかなか消えない。底上げするのには単に実態を変えるだけの何倍もの労苦が必要になる。

 日本の大手自動車メーカーが、モータースポーツへの復帰を続々と決めている。2008年秋のリーマン・ショック後に業績が悪くなり、相次いで撤退していた。世界的なレースは注目度が高く、ブランドイメージの向上にも役立つ。業績が回復してきたのを受け、再び力を入れ始めた。

これは一例でしかないけれど、景気が良くなりお金に余裕が出てくれば、色々な物事に手を出せるようになる。すると社会全体の雰囲気が変わってくる。心のゆとりを後押しする行動が色々と出て来るから。思い返してみれば分かるけど、企業が業績悪化をしはじめると、最初に削られるのは文化事業の数々だからね。そして次に広告費。これらは数量的な効果測定が難しい一方で、一定量を継続的に投入していれば、方向性さえ間違わなければ確実に効果を発揮する。じわりと確実に効いてくる。朝のお散歩を続けていれば体調がよくなってくるようなもの。

伸びしろの部分をあちこちに回すことで、色々と面白いことは増えてくる。その伸びしろを否定すると、結局世の中がぎすぎすし始める。「脱成長」が問題なのは、この伸びしろの部分を否定するような主張でもあるから。

 私たちは新聞・TVなどの既存メディアは一方的に情報を垂れ流すだけのメディアであることに気づいてしまいました。マスメディアからの情報は受信するのみ許され、私たちが反論を発信する手段はありませんでした。一方、ネットでは私たち自身が情報発信が可能である、参加者になれます。この決定的な媒体としての特性の違いをマスメディアや既存ジャーナリストは理解していません。彼らはもはや情報発信を独占する「特権階級」ではないのです。


田原氏のいう、危険な場所でもジャーナリストが情報発信をする「使命」ですが、そのような使命がかつてあったことは敬意をこめて認めるものの、現時点そして将来その「ジャーナリストの使命」なるものは、変質を余儀なくされることでしょう。現地からの情報発信者がジャーナリストである必然性が失われつつあるからです。その意味で、「ジャーナリストの使命」という考え方そのものが、前時代の残滓(ざんし)なのだと感じています。


先日【「旅券をはく奪された」ジャーナリストを「報道の自由」を掲げて擁護する、それっていいのかな】【想いの通りにならないと地べたにへばりついて駄々をこねる子供のような...「批判自粛が広がっている」とジャーナリストや知識人が会見】で触れた、旧来型のスタイルに固執する一部報道勢や知識人における行動性向や言及が、どうも首を傾げるような、現在の情勢にマッチしていないような感を覚えさせた件で、ある程度納得が出来そうな解説をした話があって同意できる部分も多々あったので、覚え書きも兼ねて。


私事ではあるのだけど、先日は半日ほどかけて確定申告用の書類を作成した。国税庁の専用ページでぽちぽちと入力し、結果をPDFファイル化してもらい、それをプリントする......という簡単そうな作業に見えるけれど、結構これが面倒くさくて色々と難儀する。これでも以前と比べれば随分とマシにはなったのだけど、やはりこの類のサービスってのは、使い難いのが定説のようだ。


先日【「変なアプリが連携されて困ってるので対策アプリを創りました」もまた変なアプリ、絶対使っちゃダメ】でお伝えした、リスト型アカウントハッキングや悪質系連携アプリを用いて、誘導ツイートや偽物ブランド商品を販売するサイトに誘導するツイートを自動的に行ってしまう悪質なアプリ関連のトラブルが増えている状況を悪用し、それらの事態を解決する特効薬的なアプリを創ったよと親切心的にアピールするものの、そのアプリも実際には悪質アプリだったという事案(少々ややこしい)。要は詐欺にかかった人に「そのお金、取り返します」と言葉巧みに近づく詐欺師みたいなもの。

記事を書いたあとに該当アカウントは凍結されていて、事なきを得たのかなと思ったら、言い回しを微妙に変えて多数のアカウントで似たような誘導が一斉に湧き出した。


微妙な傾斜をつけて絵を道に書き連ね、立体感を覚えさせたり、穴が開いているように見せたりするトリックアート。高速道路の上に突起部分があるような絵を描いてスピードを落とす工夫をしているのもよく話に聞く。そのような人の錯覚を逆手にとって色々と楽しめる作品が集まった場所があるという。そこの入口にあったのが、この千円札。

パッと見で二つに折りたたんだ形の千円札が床に落ちているように見える。財布から何かを取り出す際にぱらりと落ち、気が付かずに......のパターンかなと頭にイメージしながらもしゃがんで手に取ろうとすると、床の感覚を指に覚えることになる。あ、これもトリックかよ、とまさに「一本取られた」感じ。撮影当事者の話などを見るに、ひっかかった人は他にも多数いること、普通にそこにある自然さが絶妙とのこと。


全ての事例で通用するわけでは無く、多分に環境によって左右される部分はあると思うのだけど、スマートで理詰めな感が強い、いじめの解消法。いじめをする側はその中心人物が単独、あるいはごく少数の集団で、それに煽動される形で不特定多数がグループを成して、少数特定対象を攻撃することになる。攻撃そのものが目的であり、対象への攻撃が目的では無いことが多いので、ある対象がいじめられない状況になれば、ターゲットが次の対象に移るだけ。つまりは中心人物以外はすべていじめの対象となる可能性がある。だからこそ不特定多数の人たちは「いじめに加わっていないと、今度は自分がいじめられるかもしれない」という恐怖を抱き、賛同してしまう。


電子書籍はデータで保存されるので劣化しない。だからいつまで経ってもずっと新品のままその姿を維持し続ける事が出来る......はずなのだけれど。データの形で残しておくとどこかに埋もれてしまう可能性は多分にある(多数のファイルを保存している人は理解できるはず)。検索すれば何とかたどり着けるだろうけど、記憶媒体がデータ的に吹き飛ぶリスクがあるのは、結局紙媒体と変わらない。

クラウド的にあちこちに分散すればいいけれど、マスターデータからは姿形を変えてしまい、元ネタや履歴、その詳しい背景などが分からなくなる可能性も高い。ネット上に出回っているネタ画像のうち、どれほどまで元ネタが判断できるものがあるだろうか。その上、データのフォーマットが変わってしまったら、読み込めなくなるリスクもある。例えばMOとかバブルカセットとかフロッピーディスクとか、今手元に持っていてもどれだけの人が読み込める?(媒体自身が劣化してデータが滅んでしまっているかもしれない)。

まして現在の電子書籍スタンドは、多分にデータを取得できるのではなく、データを読み込む権利がもらえるだけ。データ配信元が滅んだりしたら、その場でアウト。このリスクは以前複数の電子書籍スタンドが吹き飛んだことで理解している人も少なくない。

指摘の通り、少なくとも既存の紙媒体のような保全のされ方は成されず、また歴史上過去に類を見ないことから、将来「昔のこの漫画が読みたい」と思っても手に入らない可能性は多分にある。もちろん絶版マンガ図書館のようなアーカイブをする動きもあるけれど、これとて万能では無い。


ぶっちゃけると自由業・自営業の類は自ら名乗るだけで特に資格などは必要ないことから、いくら名乗っても構わないのだけれど、実力がある、結構知名度の高い、影響力を持つカメラマンやジャーナリストの方々の中にも、今件において「ジャーナリスト、カメラマンを名乗っているから」というだけで深い精査もせずに諸手を挙げて擁護している向きがある。それって大丈夫なのかな、という話。まぁ、該当当事者の実情を精査すれば、立ち止まって考える位の慎重さはプロには必要だと思うのだけれど。

 「イスラム国」人質事件後、政権批判の自粛が社会に広がっている――。フリージャーナリストや学者らが9日、会見を開き、「翼賛体制の構築に抗する言論人、報道人、表現者の声明」を発表した。インターネットなどを通じ、映画監督森達也さん、社会学者の宮台真司さん、作家平野啓一郎さんや中島岳志さんら表現に携わる1200人が賛同し、NHKのディレクターや新聞記者も名を連ねた。

今件主旨のような場で文面において「イスラム国」との表記をいまだに使っていること自身大きな問題があるように思えるのだけどそれはさておくとして。引用しているツイートで大よそツッコミ所は網羅されているので、あとは大本の記事の文面に出てくる方々の名前と写真を見れば、「ああ、いつもの方々なのね」という感想が大勢を占めるはず。

要は「自分達の意見に同意してくれる人が少ない、耳を傾けてくれない。これはおかしい」「きっと世間が悪いんだ、僕らは弾圧されてるんだ、だからどうにかしなきゃいけない」との斜め上的な発想。指摘の通り、非論理的、不整合、ぶっちゃけデタラメな形での批判が多いので、無視されたりツッコミを受けている事案が多分にあるというだけの話。


ウェブ上で各種サービスを提供する側は、そのすべてを露呈する、つまり情報公開をしてしまうと、運用上大きな支障を生じることがあるため、全情報を開示するわけにはいかない。そのためツッコミが一部入っているところもあるけれど、その点は言葉の端々から推測していくしかない。まぁ、上場企業の適時開示情報と同じ。

で、今件の場合は従来ありえないような挙動が生じたということで報告をした人が居て、その結果として上記のような結論を公的な情報として発表したことになる。


お薬手帳と「リケンガー」周りの話は以前元ドコモの人の「それとも何かの利権か?」関連で語った感もあるのだけど、自称医療ジャーナリストで医療関係者からフルスロットルのツッコミを受けつつも「報道の自由」「ジャーナリズムは尊重すべき」の旗を掲げて止まない方が、放送でこのようなことを語ったおかげで、色々とやっかいな事態が現場で起きているという談......お薬手帳に限らず、テレビなどの従来型大手メディアから語られたことを呪文のように聞き覚え、それがすべて真実だととらえるのって、特にシニア層に多いのよね。その方が簡単だし、面倒が無くていいから。無論メディアから語られることがすべて間違っているというわけでもなく、自分の力で考えることが欠かせないだけの話なんだけど。

で。

人が記入する以上「お薬手帳は間違える可能性がある」って話をされていたようだけれど、それってデジタルでも変わらない。入力するのは人。プログラムを作るのも人。結局人が介在している時点でミスは発生しうる。デジタルに任せた部分でのケアレスミスは極力減らせるけれど。

事件が発生した場所で同じような事件が発生する確率は最も低く、1等当選宝くじが出た場所で、再び1等当選が出る確率は最も低い。これは統計的な事実であり、残念ながら感情論が入り込む余地はない。このことが解らないというのであれば、その人物は「私はロジカルシンキングができません」と言っているに等しい。

一見すると「なるほどなぁ......」と思うことがあるかもしれない。声高で論理的な考え方が出来ない人たちが多い、感情論が優先されるのでこの国はダメだ的な話が挙げられ、その上で別の事例を1項目別途設けて掲げ、自論の正当性を解説している。

......の、だが。

【各地に伝わる「昔話のことば」】

例えば、青森では「むがしァあったじォんなァ...どっとはらい」、山形では「とんと昔あったけど...とっぴんからりん」、福島では「ざっと昔あったと...いちがさかえもうした」、岡山では「なんと昔があったげな...昔まっこう」など。


東北地方に伝わる「どっとはらい」「とっぴんからりん」は、【ありがたい、貴重だ】という意味の「尊かれ」ということばが変化したものですし、福島に伝わる「いちがさかえもうした」は、【一生、栄華に暮らした】という意味の「一期が栄えた」ということばが変化したもの。主人公の「一期=一生」が素晴らしいものだったと語り納めたのですね。中国・四国地方に伝わる「昔まっこう」。「こう」は"かくのごとし"と使われる"斯く"で、「まっ」はその強調。つまり【昔話は以上のようなこと】という意味なのですよ。


話の内容そのものは別所で改めて解説するので、それは別にして。昔話っぽく最後の「おしまい」的な言い回しを書き記す時に「......えーと、どういう言い回しだっけ?」と記憶をたどることになり、それでもあやふやなところがあり、色々と覚えているワードをやりくりして検索したところ、「どっとはらい」でよかったんだ、というオチ。最初「どったらはい」だったっけ、とかも思ってしまった。

この最後につける決まり文句は「語り納め」というのだそうな。逆に「むかしむかし」というはじめの文章は「語り始め」。


先日【セブン-イレブンのネットプリントのステキな使い方】でセブン-イレブンの多目的コピー機を使ってカラーのペーパーを第三者が提供するという、新たな情報展開・販売スタイルの可能性を見出してくれる事案を紹介した。これ、作り手側がデータを作るだけで不特定多数にカラーの絵を提供できる仕組みを全国規模で展開できるので、後は集金システムをどうにか工夫すると、色々とエラいことになるんじゃないかなと思っている。


漫画の内容そのものにもツッコミどころが多々あれど、その漫画をネタに騒いで煽動するまとめサイトの所業がツッコミの宝石箱状態だったんで、ちょいと放置していた事案。また別件をきっかけに再燃し、ちょいと興味深い指摘があり、それを見ていたら色々と資料の投げ合いによる流れが出来たので、まとめる形で。

年金制度がどたばたしているのは、途中で改正されてしまったのも一因だけど(1985年の基礎年金一元化で賦課方式に移行した)、同時に制度が始まった時の状況が語られることも滅多に無い。その辺りがサクッと抜けている......だけじゃなくて、現状の雇用状況もほとんどスルーされている。

年金周りの調整をする一環として、定年の引き上げもなされているけれど、これが結局若年層の雇用の足をひっぱり、年金を支える側の力をますます削っている形になる。前にも使った言い回しだけど、長老たちが種もみを食べてしまい、農家の人たちが新たに種まきが出来ない状態。


昨今の中東事案のあれこれでいくつも疑問に思うところがあり、その一つがこの指摘でちょいと霧が晴れて来たかなという感じがするので、覚え書きも兼ねて。以前も指摘したけれど、ISIL(ダーイッシュ)という組織の異常性もさることながら、海外に居住なされているジャーナリストの方々や、戦場で働いておられることを自負しているジャーナリストの一部において、関係者が何をやっても逆切れして反発する雰囲気がある。要は自由に何でもやらせろ、何かあったら何でも責任を取れ、それが俺達に与えられた永久不滅な権限だ、みたいな。それが許されなけば自由は滅びる、的な。まるで何かあるたびに「民主主義は死んだ」とお葬式を挙げる一部知識人と同じ......って結構層がかぶっているのはアレだけど。

で、覚えていた違和感の一つだったのはまさにこれ。反発している方々の掲げている状況や自称する権利って、結局前世紀における(戦場)ジャーナリストのそれなんだよね。戦地、現場の情報取得はその人たち経由でないとほぼ取得は不可能。唯一無比な存在。それを誰もかれも分かっているから、当事者も強引な手出しは出来なかった。


ネット界隈では「イスイス団」「イスイス盗賊団」などとも呼ばれている、例の中東の武力組織、ISIL。最近ではダーイッシュと表記すべきだとの話も結構出ているけれど、今なおテレビや新聞などの各主要報道機関では、その多くで「イスラム国」との表記を用いている。当初平記で記述していたのが、カッコ表記としたり、「いわゆる」をつけるところもみかけるようになりつつあるけれど、誤解を招く、そして宗教観点の上で問題視されている部分はなお残っているので、解決には至っていない。トルコ国営放送の記名ではあるけれど、ついにトルコ大使館からの公知文まで登場し、抗議に近い要請文が出てしまう始末。


自らも調理師の見習いさんで友達とお料理会的なものをしょっちゅうやっている方のお話。友達が持ってきたのは一本(三斤分)のパン。最近では初めからスライスしてあるのがほとんどで、パン屋さんなりにいかないとなかなかこの姿自身を見受けることができず、なにこれと驚く子供もいるかもしれない。あるいは自前の厨房で料理をしている喫茶店あたりだと、サンドイッチを作る際に本単位でパンを調達しているはずだから、喫茶店通いをしている人は見る機会もあるかもしれないけれど。

とまれ、この一本のパンをでーんと持ってきただけでもインパクトはある。ただ、このままではインパクトでオシマイ。面白いけど、食パン丸ごと持ってきてどうするのよ、みたいな。

でも実は......

今日は田河水泡先生の誕生日だよ

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先日2月9日は手塚治虫先生の命日ということで、あちこちで手塚先生の話が出てきたりイラストが掲載されてなるほど感を覚えさせたんだけれど、今日は田河水泡先生の誕生日との話がちらりと目に留まる。最初命日と誤読して「あれ?」とか思った当方だが、さらに「のらくろ」では無く「蛸の八ちゃん」が引用されていたことにも驚いた。名前そのものを何となく知っている人は多いだろうけど、どんな作品なのか、そして作者が田河先生だということまで知っている人はあまりいないんだよね。

で、その「蛸の八ちゃん」だけど読み返してみると色々と興味深かったりする。


偽善とは善っぽいけれど完全に善では無い、多分に内面にはネガティブな様相を呈している事を指す。つまり行為そのものは良いこと、でもその動機や理由には何か善意では無いたくらみがあることを意味する。

ただこれも一概に「完全に善意で無ければその行為はすべて偽善だ」として叩くのもおかしな話。例えば食糧援助をする際に、寄贈をした企業の名前をパッケージに貼りつけたり、寄贈をしたことを公知した場合、「宣伝行為に使っただけだろ」と指摘を受け、偽善行為だと非難される事例がある。

他方、人の行為は得てして何らかの利益を得るためのものだから、偽善で無い善の行為ってなんだろう、ということになる(良いことをしたいとの思いだけで行った行為も、「良いことをしたいと思う自分の良心」を充足するための欲求だからね)。また、偽善にしても善の行為には違いないので、悪の行為や行為そのものを成さないよりは遥かにマシとの考え方もできる。

まんがタイムきらら2015年3月号 読了

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↑ まんがタイムきらら2015年3月号
↑ まんがタイムきらら2015年3月号


表紙は「棺担ぎのクロ。」。冬らしく寒空の中......というか雪の国のような場所でカーディガンをかぶりながらのクロ。その表情の向こうには? うん、まぁ、その、なんだ。コピーも合わせ、訴えたいことは分かるのだけど、表紙とマッチするのかというと、賛否が分かれるかな。でもこの図柄を図書カードにするとビリッと来るほどの見た目になるんだよな。


非常に忙しくて人手が足りない時に、「猫の手も借りたい」という表現を使うことがある。実際には役に立たないであろう猫にすら手助けしてほしいという、よほど切羽詰った状況を意味するのだが、猫からしてみればたまったもんではないだろう。まるで役立たずの象徴のように使われているのだから。

でも今件では猫の手が役立つという、例外的な実例を映像に捕えられている。具体的には床の上に置かれているタオルを前足で抑え、後ろ足を使って後ずさりをし、拭き掃除をするというもの。飼い主がカメラを向けているのを認識し、何度となくちらほらとこちらに目線を向け、自己主張をし、さらに繰り返し同じ場所を行き来し、拭き掃除をし続ける。


最近では性同一性障害に関する理解も進んできてはいるのだけれど、境界線は今なおあいまいで色々と考えさせられる話。当方自身や親族にはいなかったけど、確かに女装が好き......というか、女の子らしい服装を好む男の子はいた。ただ、「男の子らしさ、女の子らしさって何だろう」と考え直してみると、案外自分自身もステレオタイプのあれこれに縛られていることに気が付く。


対象特定人物の話に限ったものではなく、分析した結果による行動リストは非常に興味深い。その複数要件に関して重なる部分を持つ人から、「ご意見」を受けた経験を持つ人は多いかもしれない。いわゆる悪質な、催眠術にかかってるかとも表現できそうな新興宗教の信者と誤認してしまうようなもの。そして誤解釈や無知を武器とし、その無知は「市民」であれば当然だという自己流方程式を振りかざす。誰もが最初の状態では誰もが無知なのだからそれははじるべきでは無く、また非難する対象でもないのだけれど、それを振りかざして第三者に対し優位を得ようとする材料に使っちゃいけない。学校で生徒が「俺はこの方程式が分からないから教えろ」とドヤ顔で先生に迫ってきたら、どのような反応を先生が、他の生徒が見せるかは一目瞭然。


そのような場面に遭遇する機会は滅多にないだろうけれど、覚えておくと役に立つかもしれないお話。何か緊急な要件があり、自分の現在位置を第三者に伝える必要がある場合、そばに自販機があればその自販機に書かれている住所を参考にすべし、というもの。似たような話は電信柱でも昔から言われていて、汎用性ではむしろ電信柱の方が上かな、という気もする。田舎では自動販売機がすぐそばにあるとは限らないからね(当方の自宅近所も「すぐそばに自販機がある」とは言い難い)。

まぁ中には自販機に住所が貼ってないとの指摘もあるし(裏付けが取れていないのでちょいと保留。一方で10年前からこの施策を実施しているとの話もある)、自治体ではケータイで連絡を入れるとGPS機能を使ってかけてきた場所を割り出す云々ってのもある。ただ矢張り、使える情報はさくっと用いて通達した方が、スピーディーな対応ができることに違いない。


先日別方面で自販機絡みの話として【ちょっとウレシイ子供に配慮した自動販売機】を挙げた関係からか、こんな指摘があった。本体の下の方にボタンなどが配されている自動販売機について、子供に配慮したからという話に関して、車いすを利用する人にもプラスとなる、配慮しているのではという意見。......ああ、なるほど、確かにそれは言える。これは気がつかなかった。

実際のところどちらを、あるいは双方を考慮した上でのものなのか否かは、自動販売機に書いてあるわけではないので分からない。とはいえ結果的には双方にとってプラスとなることに違いは無い。多少のコストアップは生じるけれど、少なくとも売り上げが減ることは無いし、わずかでもプラスになりうるだけでなく、その心意気に好感触を覚える人も出てくる。確実な数量化はできないけれど、良い話には違いない。

最後13分過ぎに確かにザクが走ってます。他にも色々ネタキャラいますね(:D 2015年2月8日 第53回愛媛マラソン スタート: http://t.co/DOw1zTcy3O @YouTubeさんから

— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 8


先日開催された愛媛マラソン。その出場者の中に、ガンダムに登場するジオン公国軍のモビルスーツ「ザク」がいるという話が、放送中の番組のキャプチャー画面で出回ってきた。それ自身を取り上げるのもちょいとばかりアレだし、第一今回のマラソンのものと確定づけるだけのものがない......ということで、実際に愛媛マラソンで動画を撮影した人の作品を探してみたところ、ズバリその通り、ザクの姿で走っている人が居た。

映像の最後の方、13分過ぎ。奥手の方にあの特徴的なフォルムと色を有するザクが確かに走ってる。これは非常に異様で目立つ。でも走るのに相当難儀しているようで、果たして完走できたのか否か、少々不安ではある。


先日の【昨今のツイッタースパム・乗っ取り事案事情】やそのリライト版にあたる 続きを読む: 「変なアプリが連携されて困ってるので対策アプリを創りました」もまた変なアプリ、絶対使っちゃダメ


朝日新聞のが特に有名だけれど、新聞は多かれ少なかれ読者のコーナーや社説、さらには有識者の寄稿などの点で、個々の新聞社の「核心的利益」に基づいた話が展開される。編集部自身の意見では無くそれぞれ、第三者の意見として、「戯言みたいなものだから」、有識者の語る内容なのでという大義名分としての責任回避を果たしつつ、主張したい内容が語られることになる。しかも社説は責任がぼかされ、それ以外は自分達の言では無いのだから、「世間一般でもこうなんだよ」的に、群衆心理にゆさぶりをかける。

元々新聞は報道機関であるのと同時に言論機関でもあるのだから(新聞協会などの規約もあるんだけどね、罰則規定は無いので有言無実)、どのような偽装をしたところで主張ができればそれでよい、ということなのかもしれない。だからこそ、新聞の中身に関する信頼性が漸減しているのだろうけど。


同人誌即売会・頒布会は半ば対面商売の疑似的な場であるのと共に、実際に商品が提供され対価として現金が支払われる以上、れっきとしたビジネスによる商取引の場でもある。当然、当事者としては商売なりの思惑を有していなくても、実商売同様の問題に多々遭遇することになる。置き引きやクレイマーとの遭遇、万引きはよく見聞きするけれど、この類の話は初めて聞いたので覚え書きも兼ねて。


先日リスト型ハッキングに関して言及した【進化するスパムアカウントとリスト型攻撃と】【Facebookから波及かそれとも...ツイッター上で勝手に広告スパムツイートをしてしまう事案急増中!?】に絡んだ話で、先日タイムライン上で類似事案によるスパムが大量発生したようなので、状況を簡単におさらいし、対応策をもまとめてみる。

上記ではアカウント保有者=スパム発信の意図を持つ者と判断してスパム報告をしたようだれど、状況を精査するとどうも微妙に違うらしい。指定されたアカウントや、当方あてに偶然きた類似ツイートを確認すると......


マクドナルドの月次売上を前年同月比で4割近くも下げる一因となった、昨今の異物混入事件。あまりにもの報道のはしゃぎっぷりに、騒がれていた当時から「元々確率論的には常に起きうるもので、実際そのような状況だった。対応のまずさなども一因だけれど、話題に登り始めるとここぞとばかりに追い打ちをかける的な話に過ぎないのでは」との指摘がなされていたけれど、まさに中東事案(ダーイッシュの件)が始まったとたん、ぱたりと伝えられることが無くなった。

実際にはニュース検索をすると分かるのだけど、事案そのものはちらほらと出ている。けれど取り扱いがほんのわずかとなり、続報も無い。まるで状況証拠を創っておくために第一報を伝えたよ、じゃあね、的な。

で、今件でちょいと誤解してしまいがちなんだけど、

Q&Aサービス「知恵袋」の功罪

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これは以前触れた記憶もあるのだけれど、「知恵袋」をはじめすとするQ&Aサービスによる情報は、検索をする際のトリガーとしては使えるけれど、情報精査の際の一次ソースとしては使うことが出来ないとするもの。Wikipediaも似たようなものだけれど(引用する場合はちゃんと精査しないとダメなんだよね。その点、引用元が明記されているのはありがたい)。


女性用のトイレに入ったことはないので詳細は分からないのだけど(当たり前だ)、特に交通機関など人の出入りが激しい公共の場における女性用トイレでは、用を足している時の音を紛らわせるために別の音を発生させる消音器、ノイズ発生器みたいなものが用意されていることが多い(トイレ用擬音装置)。これをオシャレに「音姫」と呼んでいる。要は「乙姫」からかけたもの。ヘタに水を流して音を出すようにすると、水が無駄、だから音で......になるってのもあるそうな。

で、男性用トイレにも音姫が設置されている事例があるのだけれど、商品名はやはり音姫。でも男性だから乙姫をかけたものってのはちょっと、ということで名づけられたのが「音殿様(おとのさま)」。そう、お殿様からもじった形。乙姫にお殿様。そして音姫と音殿様。一対ではないけれど、語呂の良さに悶絶もの。「お殿」を「音殿」と読ませる当たりが絶妙。


「だからなに?」と突っ込まれるとそこで試合終了的な事案。先日検索をしていた際に違和感を覚え、別途別種類のブラウザを立ち上げて確認したところ、グーグルサービスのログインをした状態と、そうでない状態とでは、検索結果に表示されるコマンドの選択肢の順番が変わっていた。最初、いつも通りに選択をしようとして別のコマンドを選びそうになったので、おやと思ってチェックした次第。


先日の中東関連の事案に状況変化があった際、子供向けの番組が連続して放送される時間帯(いわゆるニチアサ)で突然番組を切り替え、関連事案についてショッキングな映像の数々と共に伝えた件について、色々な意見が上がっている。速報はともかく番組切り替えをしてまでする必要があったのか、さらに切り替えるとしても放映時間に関する考慮・配慮をして映像を用いたのかなど、まさにBPO事案レベルの話。

で、その際に挙がった話がこれ。サービスなり商品を提供する側は、受け手を考慮した上での対応が必要不可欠であるというもの。その前提として、受け手がどのような対象なのか、精査できる体制が求められるけれどもね。その点では、JRのステッカーの例は非常に分かりやすい。子供向けの文面を大人目線の位置に掲載しても、肝心の子供が見ることは出来ない。「注意喚起はしましたよ」という大義名分は得られても、実用性は低くなる。


以前何度か紹介した、面白標語やことわざをイラスト付きで披露したところ、パクツイbot達の格好のエサと化してしまいぱくられまくってもんどりうった......に留まらず、それに対抗する手段を色々と考え、そのプロセスを漫画にしてしまおうという試み(っていうか結果論的にそうなっただけの話)。その話が先日とりあえずの幕引きとなった。


多様性はとても大切。何らかの物差しではかった際に一方向のみのベクトルにまとめてしまうと、段々と集束し、先鋭化され、結果として閉じたものが出来てしまう。生物の進化と同じで、一方向のみへの歩みは、状況の変化に対応できなくなる。変化が起きなければ無駄扱いされがちなんだけどね。

で、ウェブの世界ではハードルを低く設定できることから、コンテンツ投稿・収集型の情報提供サービスでも、多様な意見を取り入れて掲載するってスタイルが流行。漫画雑誌なら雑誌の色に合わせたような連載を取りそろえるよりは、青春漫画、スポーツ漫画、劇画調の時代劇漫画、オチャラケ漫画、社会風刺漫画、レポ漫画などなど、統一性に欠けているようなごった煮状態。一応最低限の枠組みは設けてあるけれど。

ただ、その枠組みの設定の際に、とにかく多様性云々ってのを優先して、真偽性の上で疑わしい、さらにはいかがわしいものを加えてしまうのは、多様性への配慮とは別だと思うのだな。上の例えにある通り、和洋中の惣菜を織り交ぜた幕の内弁当と、消費期限切れの素材やら泥団子まで入れたお弁当は、多様性の観点では同じだけれど、人に出せるお弁当か否かの点ではまったくの別物。


具体的な名前を挙げるのは避けるけれど、先日某議員がまるで周辺の迷惑ぶりも気にせずに店員に罵詈雑言を吐くようなクレーム的な口調で怒鳴りまくしたて、時間を超過して委員長に制止されてもそれを無視し、挙句の果てに怒られるという顛末を目にした。昔の話では無く、つい先日のこと。で、その内容を聴いてちょいと思ったこと。

この議員の発言でも顕著なんだけど、「自分が知っている特定の個人、あるいはごく少数の事例」に直接触れる、あるいは資料を見聞きして感情移入し過ぎ、その内容をそのまま全体に当てはめる、発する声の音量だけフルスロットル・意識だけ高い的な話が増えてきた感がある。

【ゲーム業界の低迷反映か...ゲーム・エンタメ系雑誌部数動向(2014年10月-12月)】

↑ PHS電撃PlayStation印刷実績(部)
↑ 電撃PlayStation印刷実績(部)


先日本家サイトで掲載した、印刷証明部数のデータを基にした精査記事のうち、ゲームやエンタメ部門における記事の補完......というか記事製作過程で省略しちゃったけど、後になってやっぱり付け加えようってことで生成したグラフ。対象は電撃PlayStation。

家庭用ゲーム機業界はぶっちゃけ市場が減退傾向。例のCESAの年ベースでの公開データが直近分から大きく精査様式が異なってしまったので過去からの継続性がなくなったため、状況を確認できていないのだけど、どう考えても拡大しているようには見えない。

そりゃ「モンスターストライク」などのソーシャルゲーム・アプリゲームの類は順調だし、ブラウザゲームも例の「艦これ」などで奮闘中。ただそれらは家庭用ゲーム機の市場とはちょいと違う。デジタルゲーム系のくくりならば該当するのだろうけれど。立場的にはウェブ版の新聞に掲載された広告って、新聞コンテンツを誘引素材として発生した広告費だけど、新聞の広告費じゃなくてウェブ広告費になっちゃうんだよねー、みたいな。

それと「妖怪ウォッチ」特需がちーとも無いのはなんでだろう、みたいな感もある。少年向けコミック誌にすいとられちゃったんだろうな。

あれれ減ってるPHS契約者数の推移

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【ウィルコムの契約数】
【テレコム競争政策ポータルサイト > 加入者数・契約数(総務省)】

↑ PHS契約者数推移(万件)(-2014年9月)
↑ PHS契約者数推移(万件)(-2014年9月)


別件で色々と携帯電話周りのデータを精査していた最中の話。【自宅パソコンのネット接続回線の種類をグラフ化してみる】では「2013年10月以降は非公開化されたため、動向がつかめなくなっている」としたPHSの契約者数推移が、四半期単位ではあるけれどある程度つかめたので、覚え書きも兼ねて。

【Twitter、広告収入ほぼ倍増で赤字幅縮小 MAUは伸び悩み】

米Twitterは2月5日(現地時間)、2014年第4四半期(10~12月)の決算を発表した。


売上高は広告収入がほぼ倍増し、前年同期比97%増(約2倍)の4億7908万ドル、GAAPベースの純損失は1億2535万ドル(1株当たり20セント)で、前年同期(5億1147万ドルの赤字)より赤字幅が縮小した。純損失は前期に続き、株式公開に伴う従業員へのストックオプション提供の影響が大きい。そうした特別費用などを除いた非GAAPベースでは7932万ドルの黒字(1株当たり12セント)だった。


先行する記事にもある通り、公式リリースは今なお出ていないものの、グーグルとツイッターが提携をして、ツイッターのツイートがグーグルの検索結果としてリアルタイムに近い形で反映されることになるかも、という話も記述されているのが今件の引用記事。ツイッターの決算短信そのものをチェックして来たけれど、その話については一言も言及なし。要は関係者が肯定しているけれど、具体的な内容も含め公式な文面の類は一切ないという、もやもや状態。

【牛すき焼き鍋膳 火のついたコンロにのせてご提供!】

↑ 牛すき焼き鍋
↑ 牛すき焼き鍋


先行する【松屋から麻婆カレーが出るそうだ】で松屋のメニューを再確認していたところ、視界の端に見慣れぬ文字が。「牛すき焼き鍋」。あれ、松屋っていつの間に鍋やってたんだっけ......ということで調べてみたところ、大発見。去年に続き今年も、松屋で限定展開ながらも鍋メニューに参戦していた。1月29日15時から展開開始で、価格は620円。ライスと生卵とおしんこ付き。


先日【ここ数日で「からあげ」に新たな世界が開けた感じ】などで触れた、唐揚げの写真をベースに爆炎などを創生するという、新たな唐揚げの世界が切り開かれた感。いわばからあげアートとでも呼ぶべきなんだろうけれど、それに関して新たな展開が。ネット界隈の人にとってはコラージュの発展的なもので驚きはするけれど「またいつものノリね」的な領域から出たものではないのだけれど、世間一般から見れば普段から良く食するからあげがアートの世界に取り入れられたってのが相当衝撃的に見えるようで、こんな感じでコンセプトアーティストの田島氏がテレビに取り上げられることに。

「修行中」とはあるけれど、結構有名どころなものを続々作っておられる方で、それでもテレビへの出演は今回が初めてとのこと。アート関係で「テレビデビューが唐揚げ」ってのも恐らく前代未聞な気がする。これで世間一般にからあげが、ではなく氏の力量が認識されて色々と動きがあれば、それはそれで嬉しい話に違いない。からあげ好きな人にとっても神的存在になるのかも。

松屋から麻婆カレーが出るそうだ

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「麻婆カレー」は、刻み長ねぎや豚ひき肉がたっぷり入った具材感のあるカレーソースに、さっぱりとした甘味のある揚げ茄子がトッピングされており、後を引く辛さが食欲を刺激する逸品です。カレーソースには、ラー油、豆板醤、10種類以上の香辛料がブレンドされ、本格的な四川風の辛さをお楽しみ頂けます。

松屋は牛丼、もとい牛めしよりも定食を楽しむためにあるという話は何度となく本家サイトの記事でも触れているけれど、実はそれと共に注目したいのがカレー。最近は具材が結構スカスカになってきているのが難点ではあるのだけど、ピリリと効いている香辛料とルーの美味しさは多くのカレーファンを魅了する。さらに時々季節限定で発売される、変わったスタイルのカレーもまたポイントが高い。トマトカレーはその代表例だよね。


先日の【「刀剣乱舞」(とうらぶ)絡みで博物館に行きたい人への注意事項】に続き、「刀剣乱舞」の流行に伴い、刀などを展示する博物館に来訪する人の層が広がるに連れて、普段では想定しがたい層の方々も足を運ぶであろうことから、博物館への来館に関するマナーや注意事項に関する話。これ、後ほど出て来るけれど、特に「刀剣乱舞」に限った話では無く、博物館周りへの来館に絡み、基本的なマナーとしての話なんだよね。ただ、普段足を運んでいない人は、そのルールというか不文律を知らない、あるいは自らの常識や欲望が先行・優先してしまうことがあるので、目を通しておくに越したことは無い。

自衛隊が昨年1~2月、米国西部の砂漠地帯で、中東での対テロ戦争や多国籍軍の一員としての武力行使を想定したとみられる戦闘訓練を、米陸軍と共同で行っていたことが分かった。集団的自衛権の行使を限定容認した同年7月の閣議決定後も、安倍晋三首相が一貫して否定する中東での戦闘参加を連想させる。日本にはない砂漠での訓練が、国土を守る「専守防衛」の自衛隊になぜ必要なのか。「イスラム国」など過激派組織が勢力を強める中東・アフリカ地域で、米軍と肩を並べて戦う布石ではないのだろうか。

すでにオーサー権限でコメントはしているけれど、ごくありきたりな訓練を色々とこじつけする形で煽り、先のダーイッシュ(IS)と絡めて危機感を覚えさせるという、報道というよりは機関紙の煽動記事的な香りの強いニュース。この類の強制的な誘導記事が日常茶飯事的に展開されているのなら、文化も何もあったものではないし、非常に怖い気がする。

それと共に、有名どころの専門家の名前も挙がっていて、ちょいと違和感。記事の書き手はこの方からどのような話を聞いたのだろうか。......と思っていたら、その方自身から言及があった。ネット、すげえ。

休刊雑誌の一覧、これは便利だな

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周辺環境の変化を受けて、これまで以上に雑誌の新陳代謝が激しい昨今。目に留まる、気になる雑誌の動向は逐次本家サイトなりこちらでピックアップしているのだけれど、創刊はともかく休刊の類は出版社サイドからはあまり喧伝したくないという面もあるようで、それほど話題に登らず、いつの間にか消えているというものが増えてきた。

例の印刷証明部数に係わる定期更新記事に関して、そろそろ直近分のデータ精査をしなければならない時期に至り、「この雑誌、休刊してたっけ?」と首を傾げる事態がいつにもまして増えてきた。中には公式サイトはいつも通りの情報公知をしているにもかかわらず、実は休刊宣言をしていたってのもあったりするのでタチが悪い。

↑ 水ようかんと杏仁豆腐
↑ 水ようかんと杏仁豆腐


以前【1リットル紙パックぎっしりな羊かんは実在する】で紹介した、業務スーパーの業務用的な水ようかん。牛乳の紙パックみたいな容器に入った、巨大な一品で、羊かん好きにはまさに夢のようなアイテム。業務スーパーに足を運ぶことは何度かあったけれど、ついつい忘れてしまって、今回ようやく取得。

↑ ドーナツの販売をお知らせするちらし
↑ ドーナツの販売をお知らせするちらし


直前の【「ハートの生チョコまん」(セブン-イレブン)試食】にあるように、セブン-イレブンを何件かはしごした際に手に入れたチラシ。そのお店では例のセブンカフェドーナツの導入初日だったようで、こんな感じに気合いを入れて独自(!?)のチラシを作り、店内でボンガボンガ配っていた。内容はといえば先行展開されている他の店舗のドーナツと同じで、特に目新しいところは無いのだけれど、気合いの入れ方が違うってのは分かる。

↑ 「ハートの生チョコまん」(セブン-イレブン)。熱量206kcal、特定原材料は乳と小麦
↑ 「ハートの生チョコまん」(セブン-イレブン)。熱量206kcal、特定原材料は乳と小麦


先日【セブン-イレブンの「おしりっぽい中華まん」は実在する】で紹介した、一部で話題なセブン-イレブンの新商品「ハートの生チョコまん」。恐らくはバレンタインデーに合わせた商品で、首都圏限定の地域アイテム的な物。別件でちょいと出回る機会があったので、探してみたところ、ほどなくゲットした次第。熱量は206kcal、サイズは10×9センチほどで小柄なタイプ。

事情に詳しい複数の関係者が4日に明らかにしたところによると、今年前半には、ツイート投稿後すぐにグーグルの検索結果に反映されるようになる。グーグルはこれまで更新情報を求めてツイッターのサイトにアクセスしていたが、ツイッターのデータの流れに直接アクセスできる契約により、今後は自動的に情報が反映されるようになる。

現時点ではGoogle・Twitter間の正式な契約内容に関する公式リリースは出ていないため、具体的にどのような形で反映されるかは未知数。以前(2011年7月まで)のような、「Googleリアルタイム検索」の形で1機能として復活するのかもしれないし、あるいは本文中の通り他のサイトやブログの文面と同様にツイートそのものが検索対象となるのかもしれない。


植物の場合はまだ未知数の部分があるのでアレだけど、無機質に対しては単なる音声の周波数の違いによる影響以上のものは発生しえないはずなのに、「良い言葉をかけ続けると良い水が出来る」的なオカルト話があったりする。最近もみかんだかりんごだかに似たような話があって、ひと騒動が生じたことは記憶に新しい。

で、水に対して汚い言葉をかけ続けると水自身も汚染されてしまうというのなら、海はどうなるのだろうという話。言われてみれば確かにそうだ。

この提携によってGoogleは、Twitterの "fire hose"[消防ホース=全ツイートデータ]を再びアクセスできるようになる。検索のライバル、YahooとMicrosoft Bingは既にこれを享受している。TwitterとGoogleは同様の契約を2009年に交わしたが、2011年には更新しなかった。その結果Googleは、ツイートをインデックスするためにTwitterのサービスをクローリングしなければならなくなった ― 時間のかかるプロセスである。今回の契約条件の下、ツイートは投稿された直後から、Googleの検索結果で見られるようになる。

元記事にもあるように、以前はツイッターのツイート内容をほぼリアルタイムでグーグルからもかなり遡る形で検索出来たのだけれど、2011年以降はそれが不可能になり、現在ではヤフー経由のみで出来るようになっていた。ところがちょいと前からツイッター側が検索エンジンにアプローチをかけるようになり、その一環として検索エンジン対策を積極的に行うようになったことで、ツイートの内容がたくさん検索結果に出るようになっている。要は、より多くのアクセスをツイッター側が欲しいと熱望し始めたってこと。


先日【アマゾンドットコムの売上推移などをグラフ化してみる(2015年)(最新)】でアマゾンの直近決算短信を精査したわけだけれど、実はこれ、最初アマゾンの決算うんぬんという話を耳にし、調べていく中で見つけたのが、この楽天証券が提供しているスケジュール表。

あくまでも各社の決算発表日であり、より詳細なデータが期待できる電子開示システムEDGAR(Electric Data Gathering、Analysis and Retrieval)内へのデータ収録は、それより後になる。アマゾンの場合はほぼ同時だったけれど、確かツイッターの場合は少しタイムラグが生じていた気がする(以前の四半期決算短信では、ツイッター社のサイト内データは結構粗があり、EDGARでの開示待ちだったけれど、数日遅れての掲載だった)。


報道各社が今なお「ISIL」「ISIS」や「ダーイッシュ」ではなく「国」の名称を用いている件で、なぜそこまで固執するのか、色々な可能性や妄想が取りざたされている。「変えるの面倒くさい」「一度広めちゃったし」「政府などが止めろって言ったから反発しなきゃ」「ISILとかだとスポンサーがごにょごにょ」「対象がイメージしやすい方が分かりやすいでしょ」とか。指摘の通り錯誤状態で理解している人が多いから、このまま使っちゃえという心境もあるんだろう。

ただ何度も説明しているけれど、分かりやすいと正しいは別物。そのトリックに各報道は見事にはまっている気がする。分かりやすいからとばかりに、間違っている、誤解させることを堂々と公知してしまっている。


2つ目の引用元は番組の公式ページから。取材系のバラエティ番組なのだから、それなりに経験があるはずなのに、どこをどうすればこれだけの問題点が1つの放送で盛り込まれるのだろうかという位の、まさにオンパレード状態な感じ。

相手の承諾なしに影響力のあるメディアで利用する、実際には良い結果に終わっていたにも関わらずマイナスのイメージを抱かせるような内容を描く、相手の固有名詞を間違える、さらには直接の取材を一切していない。色々な前提やら舞台設定が根底から崩れ、まさにフィクションをノンフィクションとして語ったかのような、山師的な状態。


Facebookやツイッターなどの短文完結スタイルのソーシャルメディアでは、ぱっと見で衝動的にリアクションをし易いような仕組みが用意されていることから、それを悪用する形で悪質なアプリを組み込ませたり、不法な商品を購入させようとする悪徳商法的な様式が数多く構築され、手ぐすね引いて待っている......どころか積極果敢にやってくる。以前も何度か紹介した、画像で驚かせてついクリックさせる方法が代表的で、テンプレみたいなものがあるので、そこに時節のネタをぶち込めばいくらでも増殖できる次第。

で、今件ではその類の悪質なツイートをするアカウントが出てきたという話なんだけど、それに乗っ取られた対象が、結構有名なマスコミ関係者だったというのであら大変(まぁ、官公庁のアカウントでも似たような話があったので、はじめてというわけでもないのだけど)。今流行のリスト型ではないようだ。

日本マクドナルドホールディングスが5日発表した1月の売上高は、全店ベース、既存店ベースとも38.6%減と大幅なマイナスになった。これは昨年8月の25%減を上回り、2001年7月の上場以来、最大の落ち込みとなった。

数字を見た時にちょいと自分の目を疑ったのが、このマクドナルドの1月分月次業績。確かに最近、マクドナルドの近くを通り過ぎる時、以前と比べて客の数が減っているという実感はあったのだけれど(具体的にカウントしているわけではないのだけど、明らかに様相が異なる。喧騒さが見られない)、よもやここまで減っていたとは。

Togetterが公式にまとめるタイアップメニューで、Twitterの投稿を元に、ユーザーの生の反応を集約して可視化し、マーケティングに利用できるメニューです。


・Togetterのバズ専門キュレーターがユーザーに刺さるまとめを制作・拡散
・動画や企業リンクなどTwitter以外の情報も自由に掲載可能
・ネイティブアド形式の誘導もセットになっており、自然な形でユーザーに情報を届けられる


今も多分に確認できるのだけど、一時期「まとめサイトの形を模した広告誘導サイト」ってのが注目を集めた。なんちゃら速報的な名前のサイトで、見た目も記事の展開の仕方もいわゆるまとめサイトと同じ。しかし書かれている内容は他の書込みをまとめたものではなく、それっぽい文面を創作したもの。そして最後にサービスなり商品なりへ誘導。要は世間一般にこんなものが話題に登っているよ的な雰囲気をまとめサイト的なものでアピールし、広告対象への誘導を推し量ろうとするもの。テレフォンショッピングでのベタな芝居をまとめサイト的にやったのと同じ、といえば話は分かるかな。

最近ではツイッターのツイートをまとめるトゥギャッターでも、そのような感じを覚えさせるまとめがちらほら増えてきた。ネイバーまとめはその類ので山ほど、Q&Aサイトもしかり、ならばトゥギャッターに来ないはずはない。

...と思っていたら、だ。よりによってシステム側がそれを広告プランとして提唱することに。


この時期になって関東地域でも積雪が確認されると、元々雪がしこたま降ることを想定していない地域なだけに、交通機関が相次いで止まってしまったり、住民が慌てふためいたり大喜びしたり頭を抱える状況が相次ぎ報じられ、直接当人から語られる。するとそのような慌てぶりを見て、普段からその何倍もの積雪に遭遇し、慣れている北国の方々から色々とツッコミが入るわけで。そのような状況を「上から目線」ならぬ「北から目線」みたいだな、という話。確かに言葉の内容的にはあっている。語呂も良い。

長谷川町子原作によるアニメ「サザエさん」の放送開始45周年を記念して、「ありがとう45周年!みんなのサザエさん展」の巡回展が2月16日まで東京・日本橋三越本店にて開催されている。

朝から思いっきり噴かせてもらったのがこのお知らせ。アニメの「サザエさん」を記念した「ありがとう45周年!みんなのサザエさん展」の巡回展が現在日本橋三越本店で展開中とのことなんだけど、そこで販売されているオリジナルグッズの個性豊かすぎる出来栄えに全俺が涙的な。

連載中の作品で少々間が開いたので「そろそろ単行本発売の時期かな」と思って調べてみたらやっぱりアマゾンに最新巻の収録ががが。早速注文をしてあとは到着を待つのみ......と思っていたら、注文直後に表示される「ついで買いトリガー」的な情報一覧に違和感が。


YouTubeなどの動画投稿サイトや、ソーシャルメディアへの画像投稿がごく当たり前のものとなり、ネタ的なものをアップロードしてウケを得るという「注目されたい症候群」的な行動が問題視されている。報道でも「撮ってる暇があったら助けろよ」的な問題が提起されることがあるけれど、それに近いモノ。子供が泣き叫んでいる様子をただただカメラに捕えるだけで、何も手助けしない保護者。映像としては良い作品かもしれないけれど、保護者の立場としてはどうなのよ、的な......って書いていて気が付いたけど、このパターン、昔から「読者ビデオ投稿」の番組とかであったので、結局それが普及した、ハードルが低くなっただけの話か。

で、今件もその類の「問題視される保護者」の話かなあ、と思っていたら。

貴社は,平成27年2月2日放送の「報道ステーション」において,シリアにおける邦人人質殺害事件につき報じる中で,総理の中東訪問に関し,「そもそも外務省関係者によれば,パリのテロ事件もあり,外務省は総理官邸に対し中東訪問自体を見直すよう進言していた」旨報じ,また,エジプトで行われた総理の政策スピーチに関し,「外務省幹部によると,この内容についても総理官邸が主導して作成されたという」と報じるなど,あたかも外務省の意に反して,中東訪問が行われ,スピーチの当該部分が作成されたかのような報道がありました。


この報道内容は事実と全く異なるものです。

総理の中東訪問については,同2日の参議院予算委員会で総理も述べられているとおり,様々な観点を総合的に判断して決めたものであり,貴社のように社会的に影響力の大きい報道機関が,このように事実に反する報道を行うことは,国民に無用の誤解を与えるのみならず,テロリストを利することにもつながりかねないものであり,極めて遺憾と言わざるを得ません。

当該報道に関し強く抗議するとともに,本日の番組の中で速やかに訂正されるよう強く求めます。


どのような意図があるのは分からないけれど、くだんの中東問題に絡んで4マス、特にテレビ、中でもテレビ朝日の際立った報道姿勢・内容が問われている。「報道」とは何かを改めて(何度目だろうか)問わざるを得ない状況かもしれない。

今件の外務省からの申し入れも、それを象徴する一つのお話。


昔からアニメが流行るとその作品のモチーフとなった場所や関連する建物にファンが押し寄せ、聖地化するという現象は結構あった。昨今では万単位の利用者が登場するソーシャルゲームにおいて、先日分析したように設定の上で現実とのリンクがなされていることから、その関連する地域に足を運んだり物品を観賞し、さらに世界観にはまったり、二次創作の素材とする動きが活性化している。経済波及効果的なこの流れ、個人的には非常にステキなものだと思う。

で、「とうらぶ」こと「刀剣乱舞」が人気を博するに連れて、関連書籍に重版がかかるなどの効果が出始めている。それに伴い、博物館などに足を運んでゲームの世界観にのめり込もうとする人も増えて来るだろうなあ、ということで、注意事項をば。これ、単に「とうらぶ」絡みだけでなく、博物館への来館全般に言えるものなので、直接ゲームで遊んでいない人もチェックをしておくと良いかも。


こちらも先日ヤフー個人ニュースのオーサー権限によるコメントで言及した話ではあるのだけど、例の「ISIL」では動画や画像を積極的に「広報宣伝活動」に用いている。そしてそれらを報道ソースとして用いて伝えることで、喧伝したい内容がより多くの人の目に触れ、耳に入り、情報として浸透することになる。ある意味効率的なプロパガンダで、報道行動が間接的に、彼らの悪しきアプローチを手助けしていることになる。

報道そのものとの兼ね合わせ、天秤、さじ加減ということで非常に難しい話ではあるのだけど、映像・画像の訴求力の強さを自認した上で報道の職についている人たちは、自分達の持つ剣が諸刃の剣であることを知っており、今件のような事案では上のような動きを示している。欧米の諸メディア(アルジャジーラも然り)はほぼその不文律、倫理観にそった姿勢で展開中。

ところが日本ではまったく正反対の動き。テレビなどの影響力の大きいメディアや、一部のジャーナリストな方々は、彼ら、ISILが望んだとおりに各種映像を繰り返し、それこそ啓蒙・洗脳素材のように垂れ流している。報道の本質を理解していないのか、受ければ良いと思っているのか、それとも世間を騒がせることが目的で、中身は何でもいいのか。いずれにせよ、問題ある行動には違いない。


先日の国会中継の中で某野党議員がパネルを用意して5分以上もかけてバッシングをしたところ、モノの数秒でリサーチ不足による突っ込みを受けて思いっきりブーメラン状態と化した状況に関して、「ふじこ状態」とコメントするツイートがあった。

その事案そのものはさておくとしても、「ふじこってなんだろう」という疑問符を浮かべた人がいるかもしれないので、覚え書きも兼ねて。

「イスラム国」という名称にイスラムという語が入っているために、本来の平和なイスラームが誤解され、日本に暮らす大勢のムスリム(イスラーム教徒)への偏見は大変深刻です。


日本においても自民党や外務省が「イスラム国」という名称をやめ、「ISIL」の呼称に統一したことに基づき、各報道機関においても名称の変更がされるべきであると考えます。
日本の皆さま、どうか「イスラム国」という名称の使用中止をお願いいたします。


ヤフー個人ニュースのオーサー権限によるコメントでも何度か言及しているけれど、例の中東の一部集団に対する名称を「国」とすることは、その存在自身を政党国家として認めることを意味する。さらにその中に(上記指摘にもある通り)宗教名が丸ごと入っていることから、関連する人たちにあらぬ誤解を生じさせる可能性が多分にある。政府でも与野党間でも認識は一致しており「国という表現は止めよう」とのことでやりとりが交わされているし、その実情は公開されている。そして複数の関連団体からも今件のように「使わないでほしい。誤解を受けるから」との声明が出されている。

にも関わらず日本の大手メディアは繰り返し使い続けており、改める気配が無い。以前指摘したけれど、台湾と中華民国、東日本大震災という言い回しなどでは、さくっと切り替えが出来たのに。何か問題があるのだろうか。あくまでも「国」を使いたい、使わねばならない理由でもあるのだろうか。

江崎グリコ株式会社は、ロングセラー焼き菓子ブランド「コロン」において、爽やかなブルーベリーとまろやかなミルクのハーモニーがおいしい「ブルーベリーコロン」(大箱)を2015年2月10日(火)より新発売いたします。また同日すべての「コロン」シリーズを"生クリーム仕立て"にしてリニューアル発売いたします。


1970年誕生のグリコを代表する菓子ブランド「コロン」から発売する新商品「ブルーベリーコロン」(大箱)は、甘酸っぱいブルーベリークリームをさくさく香ばしいワッフル生地で包んだひと口サイズのクリーム洋菓子です。小分けしやすい6袋入りの大箱タイプなので、家族団らんの時間に皆様でお楽しみいただけます。


さくさくとしたワッフルと、その中のクリームの甘さやふわふわ感が絶妙な、そして形状が可愛くて一つ一つつまんで食べるのがまたいとおかしなコロン。そのまま食べても冷蔵してクリーム部分をある程度固まらせても、そして冷凍してシャクシャク感にしても楽しめるという、驚異のお菓子。そのコロンにブルーベリー味が加わるとの話。「爽やかな」とあるので、ちょっとした酸味がアクセントになるのかな。

当サイトは、2014年2月より運営を開始し、すきま時間に楽しんで頂くことができる記事を掲載して参りました。以来多くの方にご愛顧いただきましたが、現在では同様のサービスが多くなり、一通りの役割を終えたと判断いたしました。我々としましても、今は、当サイトで得た経験を元に、新たな価値あるサービスを生み出すことに集中すべきであると考え、サービスの提供終了という結論に至りました。

ここでも何度か取り上げた記憶もあるけれど、「バイラルメディア」という海外で流行のウェブサービスの概念を悪用し、そのシステムを用いた実質的には盗用コンテンツメディアが有象無象に展開される日本のウェブ業界において、代表的な日本風バイラルメディアの一つとして挙げられていたBUZZNEWS。

先日発表されたこのリリースによると、「同様のサービスが増えたので(自分達は先駆者として)一通りの役割を終えたと判断し」終了するとのこと。まぁ理由は色々と後付できるし、この類の大義名分がそのまま事実を物語っているってことは滅多にないし(経験者は語る)。

【「 その警告表示はソフトウェア購入へ誘導されるかも知れません 」~ Yes. Ok. クリック前に 一呼吸※ ~(IPA)】

「パソコンの調子がおかしくなったようだ。性能が低下しているというエラーが出る」等の相談がIPAに多く寄せられています。具体的には、ウェブサイト閲覧中に図1のようなメッセージが表示されたが、パソコンに問題があるのかという相談です。

【「ドライバの更新をインストールします。」と訴えかける広告】などここでも何度となくお伝えしている、初心者をびっくりさせてクリック誘導する、騙し脅し系の広告。直接契約を結んだものではなく、広告配信代理店経由なので、掲載サイト側では制御ブロックが難しいんだよね。何しろ次から次へとクローンが沸いてくる。URLも中継やら偽装をかますから始末が悪い。

今回の解説記事、そしてIPAの報告書では、それらスットコドッコイな広告にひっかかってしまった人の事例や状況、そしてそれらの広告がどのような場所へ誘導しているのか、何をさせようとしているのかが分かるものとなっている。好奇心がある人は実際にクリックするのではなく、こちらのレポートで確認するのがベスト。

ピンク色の生地で生チョコレートクリームを包んだハート型の中華まんです。ベルギー産チョコレートと北海道産生クリームを使用し、濃厚でなめらかな食感に仕上げました。セブンカフェと一緒にいかがですか?

先日から当方のツイッター上のタイムラインで、セブン-イレブンで臀部......まぁつまりお尻の部分っぽい中華まんが発売されているとの話が、写真付きで登場するようになった。多分にカメラアングルによるところも大きいのだけれど、確かにパッと見ではそんな感じがする。以前の話の再録的なものか、あるいは単なるフェイクなのか、うーん、と思って念のために調べてみたところ、思いっきり実在していた。


同人誌即売会・頒布会に足を運んで直接購入した人への特典として、ちょいとしたイラストや小冊子が付けられることがある。また、特定の本屋で新刊を買うと、筆者の「ありがとう」的なメッセージを添えた描き下ろしイラストがつけられる場合がある。概して「ペーパー」とか呼ばれる類のもので、ファンにとってはありがたい品に違いない。

その「ペーパー」をデジタルの恩恵を駆使して頒布するというスタイルが広まっている。「PDF化するなりグラフィックデータでアップすればいいやん?」と思うかもしれないけれど、それではデータそのものがコピーされ、無数に複製が広がってしまう。まぁ電子媒体としての同人誌周りが今一つ盛り上がらないのは、それが一因だったりするのだけれど。その点、今回使われている、ネットプリントを使えば、データレベルでコピーされることが無いので安心な次第。


昨日別件で検索をしていた際に、偶然見つけた連載漫画。独特のノリと的確な専門的知識の披露、ある程度決まったパターンがあるのだけれど、それでもすんなりと最後まで読めてしまうステキなストーリー展開、そして個性豊かすぎる登場人物たち。いわゆる「解説系漫画」としては、ベストテンに間違いなく入るであろう作品「ゆうメンタルクリニック」の漫画を手掛けているソウ先生の、ウェブフォーラムでの作品。

初めは「どこかで見たことあるような絵柄だな」と思い、執筆者を確かめたら「ああ、やっぱり」という感じ。「ゆうメンタルクリニック」での非現実的なノリが無かったので、「似た絵柄を持つ別の人かな」と思った次第。

絵とセリフ、あわせて一つの作品に

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漫画の好き嫌いに関する要素は人それぞれで、中には例えばストーリーも無茶苦茶だし描写も下手だけれど、絵柄が好きだからこの漫画が好きって人もいるかもしれない。でも多くの人の場合は、要素要素を好きになるという明確な意識は無く、セリフ回しや効果音などの描写、そして絵が一体化して初めて「いいな、これ」という印象を抱き、その作品に好感触を持つことになる。

絵だけが良くても漫画には成り得ないし、セリフだけですべてが完結してしまうのも「ダメ」というのは言い過ぎかもしれないけれど、あまり良いものとは言い難い。テレビ番組で映像を切り、音声だけで分かってしまうような作品は、そもそもテレビにする必要が無くなってしまう、そんな感じ。逆もまた真なり(まぁ、無声映画的な演出も一つの手ではあるのだけれど)。


WFとはワンダーフェスティバルの略で、創作造形を中心とした展示会的なイベント。そのイベントが2月8日に開催されるということもあり、出展予定者がツイッター上に「こんな感じの造形作ってるよ」「これを展開する予定です」的なアピールの画像を挙げているのだけれど。

以前指摘した記憶もあるのだけれど、いつからかツイッターでは公式サイト上からの画像アップが出来るようになったのと前後し、それ以外のツールでアップロードした画像の場合、リンクのみが表示されるようになってしまった。


先日の【ほほう、どん兵衛にあんかけうどんが登場する、とな!?】に関する後日談的な話。リリースに目を通した時には単に「うまそうやね」程度の印象だったのだけれど、結構な反響があって心に響く味わいっぽい雰囲気なんだな、という実感を得てはいたのだけれど。京都で「たぬきうどん」と呼んでいるという、初耳の面白話が。なんでこれがたぬき?! 天かすとか入ってないよ。

で、調べてみたら......


以前「親族や友達から『仕事でやっている創作物』をタダでやってほしいと依頼される」件について触れた記憶もあるのだけど、それを思い返させるような話。絵を描けるスキルがあると周知されてしまった人には、一度ならずとも経験がある気がする。

具体的なリストは本格的捜索をしておらず実物も確認できていないので、あくまでも推測でしかないのだけれど、作成自身は容易ではあるし、詐欺商法やインチキ情報商材、オレオレ詐欺系の話ではこの類のリスト(いわゆる「カモリスト」)の存在は良く知られていることなので、あっても不思議では無い。「昨年後半から依頼が増えた」ってのは、単に知名度が上がっただけという感もあるのだけど、仕事の依頼では無く無償奉仕の依頼が増えたというのは、やはりおかしな話ではある。


一連の中東での事案に関するあれこれの中で。どうも映像そのものに対する再検証も始まっていて、情報戦・心理戦の側面(意図的、あるいは結果論として)が出てきた雰囲気もあるのだけれど。日本国内の意識の高い方々のお話の中に、上記で指摘されているような意見がある。直近では2013年のアルジェリアにおける日揮の人質事件をはじめ、数々の事件が起きているけれど、それらはコンテンツとして消費され消化され、意識の高い人たちの脳裏には刻み込まれないのだろうなあという感は否めない。もう10年以上も前になるけれど、世界史の上で大きな事象として後々まで語られるであろう、「9.11.」の話はどこにいったことやらって感じだ。

子どもは、口の中に食べものを入れたまま動いたり泣いたりし、ふとした拍子に口の中の食べものを吸い込んでしまうことがあります。


豆やナッツ類は、臼歯が生え揃う前の子どもには噛み砕くことが難しく、少し噛むとかえって吸い込みやすい大きさの破片になってしまいます。それが気道や気管支に入ると、窒息時のような苦しさはないものの、軽い咳が続くなどして、放置すると気管支炎や肺炎を起こし呼吸ができなくなることもあります。

取り除くには全身麻酔が必要です。特にピーナッツは除去が困難な上、油脂成分により炎症を起こしやすく完治しないこともあります。歯が生え揃う3歳頃まで豆やナッツ類は食べさせないようにしましょう。


節分そのものは今年はもう過ぎてしまったのだけれど、ピーナツは年中食べる機会があるし、節分も毎年巡ってくることから、覚え書き。そういや豆まきをするってことは食卓に節分の豆が登場することや、部屋の中に豆が散らばり、それを子供が見つけて口にするリスクってのも生じることになる。積極的に食べさせるだけでなく、意図せず口にしてしまうってこともあるわけだ(食べちゃいけないといっても、子供は何でも口にしたがるもの)。

安倍晋三首相は3日午前の参院予算委員会で、大地震や原発事故などの複合災害に一元的に対応する「緊急事態管理庁(日本版FEMA)」の新設について「今年度内をめどに成案を得たい」と述べた。同庁に自衛隊や海上保安庁、警察、消防などを動員できる権限を持たせ、縦割り行政を排し、迅速に対応できるようにするのが狙い。公明党の横山信一氏に対する答弁。

以前【FEMA(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)のサイトが実に実践的ですごかった】で紹介したアメリカのFEMA(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)や、ロシアの「ロシア民間防衛問題・非常事態・自然災害復旧省」(ロシア非常事態省)的な機関の日本版を新設するという話。以前から話題には登っていたのだけれど、いよいよ本格的に設立されるということで、話が具体的に出てきたことから、覚え書き。


イギリスのアカウントは以前紹介したような記憶もあるのだけれど。上場も果たし、いつの間にか日本のレシピサイトにおけるスタンダード的な存在となったクックパッド。そのネーミングも良かったんだろうなという感はあるけれど、最近ではポータルの威厳をフルに活用する形で、国レベルでのアカウント取得もなされ、上記のように複数の国(厳密には大使館)が自国の料理を披露し、親近感の底上げや啓蒙活動に励んでいる。


紙媒体の雑誌は基本的な発売日が定められているものの、地域によっては一日、二日遅れでの発売となる。そのタイムラグを極力なくすため、各本屋などへの配本は発売日より前になされることが多い。例えば月曜発売の雑誌が金曜の夜に届くとかね。その代り、正規の発売日までは絶対に売らないようにとの約束をする、のだけれど、本屋によってはそれを破ることもある。これがいわゆる「早売り」。

例えば月曜発売の週刊誌に掲載される情報が第一報のはずなのに、金曜の夜から話がネット上に浸透することがある。最近では大手のニュースサイトでも「云々という話が広まっている」という前書きで報じてしまうこともある。

「ネット媒体は瞬時に情報が伝達されるからしゃーないやん」という見方も出来るけれど、これが繰り返されると「んじゃそーいうことが無いように、日付的な事前配本は極力控えようか」という対応をせざるを得なくなり、地域によるタイムラグが拡大するリスクが生じる。また、広報展開の上でも、雑誌社側と関連企業との間のトラブルの元になるかもしれない。


スマートフォンが世間に広く浸透した一方、形状がほぼ一定であることから、いかに個性的な一品であるかをアピールするため、スマホケースがもりもりと進化している。ホルダー、充電器も多様なものが登場しているけれど、それらはあくまでも特定の場所に置かれているだけ。やはり不特定多数の目に留まるケースが一番。従来型携帯電話のストラップも結局、自己主張の体現化だからね。


思想や政治など微妙な事案を、他のエンタメの界隈に持ち込んだり、権威や威光を悪用しようとするといかなる結果となるのかを、身を持って知らしめてくれた「美味しんぼ」問題。原作者の某氏が先に問題視されたシリーズ部分について再び書籍を出版し、それが時事通信で「論議を呼びそうだ」と煽り立てる形で伝えられたことによって、色々と話が出ている。その書籍自身はよりによって某氏自身が作った出版社であることを考えれば、それが何を意味しているかは容易に分かりそうなものだけど。


先日【から揚げで爆炎を簡単に作る方法】で紹介した、唐揚げを画材として用いて煙っぽいもくもく感を出すという手法。作り方が簡単で、コントラストを上げて明るさを下げるだけなので、さくっと出来るのがポイント。

で、今件では単に爆炎としてだけでなく、サンゴ礁的な海底や、さらには入道雲まで唐揚げで作り上げてしまったというもの。この場合色の調整とかが必要になるのでコントラストと明るさの調整だけで済むわけではないのだけれど、確かにあのからあげのもくもくとした独特の質感は、色々と応用が出来そう......ってこれよく見ると左奥手の島も唐揚げか。


先日実売の際に大きな混乱を巻き起こし、結局通販で希望者全員に販売することとなった、「東京駅開業100周年記念Suica」。「全員に販売するので心配しないで」「一応年度内10万枚製造体制を整えたよ」的なことが告知され、インターネットと郵送での受付開始。受付期間が比較的短いけれど、当初は枚数限定で1日限りの販売だったから、まぁ良しとすべきか......というところでこんな状況が。


美術の世界でよく使われるクロッキーではなく、クロワッサンとクッキーを写真のように組み合わせた新しい菓子パン、というかスイーツというか、その融合体みたいな。スペルはThe Crookieで、まるでcookieみたいな感じ。

昨年大いに日本にも浸透したクロワッサンドーナツことクロナッツ。いや逆か。クロナッツことクロワッサンドーナツ、か。元々アメリカ・ニューヨークで広まったのが話題を呼んで......ということから、ニューヨークは新種スイーツのメッカみたいな形になっている。ミスドで今展開しているブルックリンスタイルのドーナツも、その流れに乗ったモノ。なんだか仕込まれた感じも多分にあるけれど、傾向としては面白い。文化が次々に登場するってのは、ある意味人々に余裕が出来てきたことを意味するのだから、アメリカの景気回復は本物かもしれない。

その「日清のどん兵衛」シリーズから、寒さの続くこの時期にぴったりな「京風あんかけうどん」を新発売します。


昆布だしをベースにしたつゆにショウガをしっかりと利かせ、とろみをつけてあんかけ風に仕上げました。「日清のどん兵衛」ならではのもっちりとしたうどんにもよく絡みます。「京風あんかけうどん」ならではの具材であるショウガのほか、かきたま、かまぼこ、きざみあげ、ネギが入っています。


年度更新が間近になってきたこともあり、各ナショナルブランドなメーカーからは既存商品のリニューアルやアレンジ商品の展開が続々と......という状況なのだけれど、リニューアルは基本的に紹介するには至らないし、アレンジ商品は言及されている内容がほんのわずかで、本家サイトで記事にするのは難しい。検索周りを気にしなければ別にいいんだけどねえ。現状ではそういうわけにもいかない(哀)。

 第一屋製パン株式会社(代表取締役社長:門脇宜人)は、テレビ朝日系列で放映される「Go!プリンセスプリキュア」、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」のキャラクターパン全6品(<「Go!プリンセスプリキュア」キャラクターパン3品>、<「手裏剣戦隊ニンニンジャー」キャラクターパン3品>)を2015年2月1日(日)より発売いたします!各商品には、はってはがせる「プラペタシール」がそれぞれ1枚ずつ入っています。


また、商品の発売に併せ、2015年2月1日(日)から株式会社バンダイ(代表取締役社長:上野和典)のアパレル事業部・キャンディ事業部とタイアップした『おはよう!パンパジャパーンキャンペーン』を実施いたします。



キャラクターパンではお馴染みの第一パンで発売される、子供向けテレビ番組と連動したお馴染みの菓子パン新商品。プリキュアの最新作『Go!プリンセスプリキュア』と戦隊モノの最新作『手裏剣戦隊ニンニンジャー』にスポットライトを当てている......って当方の勉強不足なんだけど、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」って物凄いネーミングだな。ドストライクなニンジャ戦隊もの。一瞬、ニンジャスレイヤー的なものがニチアサで展開するのかと思ったよ(2月15日から放送開始だそうな)。子供と一緒に「ニンジャ、ナンデェ!?」とビックリする清々しい日曜の朝。ある意味狂気的。いやそれは無い。


今もまだあるか否かは確認していないけれど、かつて当方が通った学校の学生街にあった古本屋のうち一件に「テレビは罪悪、見てはならぬ」的な貼り紙があった。当時は単に「テレビを観ずに本を読もう」的な意味合いかと思っていたのだけれど、今から思い返してみると色々な意味が込められていたのかな、とも感じたりする。

今件指摘の話は時系列とか、順番を考えると「これとこれは入れ替えた方が」「もうちょっと後では?」という感はあるのだけれど、時代の流れ、技術の進歩と共に、これまで信奉してきた、絶対視されていたものが、実は薄っぺらい書き割り的なものでしかなった部分が結構あったよね、と思い返される。もちろん同時に、価値の再確認ができることも少なくない。技術の進歩は「ラーの鏡」を民に与えたもうた、みたいな。いや、真実ではなく、素の姿、というべきか。


インターネットの普及浸透、特にソーシャルメディアの普及率の上昇に伴い、情報の共有化が気軽に行えるようになったこと、加えてスマートフォンで写真や動画の共有もお手軽さを増したことから、ちょっとした日常生活のテクニック、おばあちゃんの知恵袋的な情報が容易に展開される、取得できるようになった。時々ここでも紹介している、海外の「とぅでーぃ」で始まるワンポイントアドバイス的な動画が良い例。

で、そのような流れの中で、炊飯器などを使って意外な料理をお手軽に作ってしまうという手法が広まっている。ちょっと凝った調理器具が無くても、センスのある料理を作れるお得テクニック云々。大手のレシピ集約系サイトにも、その類の話は山ほど見つけることができる。


ネタとしてはシンプルでコロンブスの卵的なものなので、あるいは以前に類似の切り口でのネタを紹介したかもしれないけれど、ガッツリ心を打つものがあったのでチェック。アマゾンの梱包箱に書かれているロゴ「amazon.co.jp」の部分に、その直前に大文字の「M」を足すだけで、「Mamazon.co.jp」、つまり「ママゾン」となる。母親からの贈り物ですよ、的なことをアピールできるというもの。

【ご好評につき、これからも「0円」!~ATMを利用したゆうちょ銀行口座間の送金料金0円を2年間延長いたします~】

↑ ATMを利用したゆうちょ銀行口座間の送金料金0円を2年間延長いたします
↑ ATMを利用したゆうちょ銀行口座間の送金料金0円を2年間延長いたします
株式会社ゆうちょ銀行(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 井澤 吉幸(「よし」は「土」の下に「口」)、以下「ゆうちょ銀行」)は、2007年10月から実施しているATMを利用した、ゆうちょ銀行口座間の送金料金を0円とするお取扱いを、ご好評につき、さらに2016年9月末まで延長することにいたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。


ATMを利用した、ゆうちょ銀行の総合口座からゆうちょ銀行の総合口座、または振替口座への送金(電信振替)料金を0円といたします。


先日の【クロネコヤマトがクロネコメール便を廃止する件について】で紹介した、クロネコヤマトによるクロネコメール便廃止の件がちょいとした騒ぎになっているのは、多分に同人界隈で利用されているのが原因。それと似たような話として、やはり少額の金銭のやり取りの便利手段として使われている、ゆうちょ銀行の口座間におけるATM利用での送金手数料がゼロ円のサービスが、実は来年9月末で終了するという話。ちょいと耳にして確認したら事実だったので、覚え書きも兼ねて。

【「松屋のハンバーグ」個食パックを全国の量販店等で新発売!】

↑ 松屋監修デミハンバーグと松屋監修うまトマハンバーグ
↑ 松屋監修デミハンバーグと松屋監修うまトマハンバーグ
松屋の店舗で大人気の『デミたまハンバーグ定食』と『うまトマハンバーグ定食』の味がご家庭でお手軽にお楽しみ頂けるよう冷凍個食パックで登場します。いずれの商品も袋のまま湯煎するだけでお召し上がり頂けます。

松屋は一応牛丼チェーン店......というか牛めしチェーン店ではあるのだけど、最近は特に定食屋の色合いが強くなってきた。携帯電話における音声通話機能が牛めし、という感じ。中でもハンバーグ系の定食は定評のようで、今回冷凍個食パックでの展開が始まるという。


恐らくは個人営業のパン屋さん。多分に趣味で経営していることも多いタイプのパン屋さんのようで、多種多様な創作パンを送り出している。本日の創作惣菜パンは節分パン。恵方巻きみたいなパンかな、それとも小豆入りの蒸しパンかな、と思ったら。

ダイレクトにそのまま大豆のいり豆をコッペパンにぶち込んだものでした。うひょー。その発想は無かったわ。説明によると柊は軽い毒性があるので、食べる時は取り外してから、ってそういう問題じゃない(笑)。


最近は画像コラージュ技術も進歩しているので、面白い商品の画像を見かけても、すぐにはそれを信じず、正しいか否かについて疑問符を頭の中に浮かべてしまうという癖がついてしまった悲しい昨今。今件画像も「え......えー!?」的な。ZARAといえば大好きな漫画家先生の一人、の方では無く、結構有名なファッションブランド。そこで「ラーメン」と大きく書かれて、ラーメンの、しかもかなり抽象画的なイラストが配されているTシャツが発売されているという。女性がマジな顔(いや、いくぶんあきれているようにも見えるけど)をしてポーズを決めているので、ますます違和感を覚えさせる。

これ、コラじゃないの?


即売会、あるいは頒布会が趣味趣向の界隈における楽しみ方の一つとして浸透し始めるに連れて、多種多様なオモシロ、あるいはナイスアイテムが開発されるようになった。多分に必要性から、そして他分野の便利アイテムのちょっとした応用から、そしてあるいは独自の発想から、創意工夫で。そのかじ取りの仕方はさまざまだけど、創意工夫感に満ちあふれていて面白い。

今件はテーブルの上に段差を設け、販売する小冊子をより良く見せようというもの。要はコンビニの雑誌陳列棚みたいなものを、創ってしまおうという感じ。


中東方面での一連の事案に関する状況の変化に関してのお話。そもそもISIL側が流す情報を拡散力の強いテレビ媒体で映像として流すこと自体、極力避けるべき事柄であるのに加え(プロパガンダに加担したことになる。報道とは当事者の提供ソースを意図も考えずにそのまま横流しする事を意味しない)、番組時間帯を考慮しない上での展開。「下種の勘繰り」とのツッコミもあるかもしれないけれど、他局は身動きもしなかったことを合わせ考えると、半ば意図的な感は否めない。同局では報道ステーションでISILの主張を垂れ流し的&ヨイショするような特集を組んだぐらいだから。

 大湯リハビリ温泉病院(鹿角市)のインフルエンザ集団感染で、大館保健所(相沢寛所長)が確認を怠り、複数の死亡者発生という「重大情報」を公表するのが遅れていたことが30日、分かった。


県の「健康危機管理感染症マニュアル」は、集団感染で2人以上の死亡者が出た場合、必要に応じて公表する、としているがこれを怠った。


先日ちょいと触れたけど、今年度はインフルエンザの流行が大きなものになる傾向がある......というかすでにその状況にある。当方も通院をする身なので他人事じゃない。待合室などでマスクをしたり咳き込んでいる人を多分にみかけるからね。で、医療側のリソースは有限。だから個人ベースでも出来ることは積極的にやっていかなきやならないし、下手に騒いで世の中をかき回すのも得策では無い。

今件もケースバイケースで判断する事案で、その選択肢のうち片方を取らなかったから「これ、良くない」と糾弾し、相手に頭を下げさせた感じ。そして指摘にある通り、インフルエンザでも毎年死者は少なからず出る。単に報道されていないだけ。

【キリンとグリコの素敵なコラボ・「キリン 午後の紅茶 ほんのりシナモンのアップルティー」「ポッキーミディ<バター華やぐぽってりカスタード>」でアップルパイの味わいを】


商品名が長いと下手に省略するわけにもいかず、書かないと何を指しているのかが分かりにくくなるので、結局記事タイトルが冗長なものになっちゃうよなぁという反省をしてしまった、でも商品そのものは「結構面白いじゃん」的な感想を抱いた、キリンとグリコのコラボ商品。パッケージの表裏に王子と姫が描かれていて、双方の商品を合わせると王子が手招きして姫が応える、姫が手招きして王子が応える的な、ステキシーンが作れるというもの。

でも別々のパッケージで王子と姫が分離しているのではなく、表裏に描かれているのなら、指摘された通り王子同士が手を結んでうほっ的な状況も作れるのでは。

から揚げで爆炎を簡単に作る方法

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先日ツイッターのタイムライン上に挙がっていた、から揚げのもこもこ感と爆炎のそれとが似通っているので、から揚げ画像を加工して自分だけの爆炎のビジュアルを創ってしまおうという試み......というかこれ、マジでから揚げベースなの?? 作者は一応「画像検索で拾った唐揚げ画像で作ってみました」と言ってるけど......ってああ、確かにもこもこ感の周辺のエフェクトが妙といえば妙だな。でもぱっと見は気が付かない。化学系の工場で事故が起きると、こんな感じの爆炎が上がる。


カレンダーに目を向ければ分かる通り、今年の2月は日取りが特殊で、きっちりと日にちが曜日内に収まって、4週間で仕切れる形になっている。元々28日=4週間ではあるのだけど、こんな見た目だと美しいよね。

ところがこれを受けて、こんな感じに収まるのがすげー久しぶりだというデマ......政治的要因が無いからこの場合はガセネタというべきかな......が出回っている。それについて東スポが指摘し、皆が感銘を受けたという話。

いや、元々東スポが流すのは「分かり切ったジョーク」であり、本当のように見せかけて読み手を騙すデマやガセネタや煽動とは別物なんだけどね(それはむしろゲンダイとかが良くやらかす)。


元々子供は夕方以降は外に遊びに出ないからという発想なのか、転んだりして衝撃が加わることが多いので破損しやすいからなのか、発電機を作動させた時のペダルの重さを嫌うからなのか、子供用自転車にはライトがついていない場合が多いという。それではちょっと危険だな、でも普通のライトではつまらない(待て)ということで、今件取り上げられたライトというのが......


「倫理」という言葉の定義は難しく、多種多様な表現方法があるけれど、集団行動を行う社会性を持つ人間が経験の蓄積によって得た、最大公約数的な益を得るための知恵だと考えている。それを守ることで、より多くの人が益を受け、益の総量が最大化するような、自然発生的なしきたり。それを破ると一部の人はより多くの益を受け取れるかもしれないけれど、それ以外の人は一層の損失を受けることになり、益の総量は減ってしまう。益の部分を富、幸せに代えても良い。

で、その仕組みが良くわかるのがこの解説。具体的にどの作品かは忘れてしまったけれど、究極のカンニングアイテムを手に入れた主人公が、それをクラスの皆に売ったか手渡したところ、クラス全員がそれを用いてしまい、誰もが自力で試験を解こうとしない状況となってしまう、当然皆が点数を得られないというオチがついた話を思い出した。米ソ冷戦時代の相互確実破壊と結びつける解釈もあったな。


先行する記事【このタイトルに負けた「本で床は抜けるのか」】を書いていて気が付いたこと。詳しくはツイッターの開発者用仕様ページの 続きを読む: アマゾンの商品ページでもいつの間にかツイッターカードが導入されていた


同人誌即売会では一種の同朋意識みたいなものが存在する。いわゆる「わが同志よ」みたいな感じ。さらにオンリーイベントとなればその度合いは強くなる。何しろ共通の話題を持ち、愛好する人たちの集まりなのだから。また、イベントに参加しないまでも、サークル活動的に集まり、仲良くなった上で、ちょいと遊びに誘われて足を運んでみたら......という話。

これ、作り話でも何でもなく、昔からよく言われているモノ。「同じ趣味なら悪い人はいない」ってのも、別に同人誌に限った話では無い。ほら、よくあるでしょ? ペットを飼っている人に悪い人はいないっての(ペットを飼うことそのものを揶揄しているわけではないので、念のため)。

「大量の蔵書をどう処分するか」という問題に直面した作家が、同じ問題をかかえた著名人をたずね、それぞれの具体的な対処法を紹介するノンフィクションです。


2012年、著者が仕事場として都内の木造アパートを借りるところから話ははじまります。狭いアパートの床にうず積み上げられた本、本、本。「こんなに部屋中本だらけだと、そのうち床が抜けてしまうのでは?」と不安におそわれた著者は、最良の解決策をもとめて取材を開始。蔵書をまとめて処分した人、蔵書を電子化した人、私設図書館を作った人、大きな書庫を作った人等々。

これらに加えて、「東日本大震災と本棚」「自炊(電子化)代行は違法なのか」など、近年話題となったトピックにもふれ、さまざまな角度から「モノとしての本」をめぐる問題にアプローチします。「蔵書と仕事」「蔵書と家族」という悩みは、世間の愛書家、読書家にとってもけっして人ごとではないはず。はたして著者は蔵書をどう処分するのか? アパートの床は抜けずにすんだのか?


先日【身に覚えのある人、手を上げて...積み系読書家の心得とはなんだろう】でちょいと紹介した、罪系愛読家、読書家の話の後日談的なもの。グッドタイミングというかなんというか、ちょうどこの時期に合わせ、書籍を収集する人たちの悩みである「本を積み重ねすぎると、床が抜けるんじゃね?」というリスクをトリガーにした、多種多様な事案にスポットライトを当てたノンフィクション。まぁやはり、本を所蔵して頭を抱えている人は多いようで、解説部分だけを読んでも当方自身も色々とうなづける部分はあるし、読んでみたい気にはさせられる。


ピケティ氏の話がスポットライトを浴びたことで、あちこちでその話に便乗する、中には曲解までしてバッシングに用いるなんてのもあって、結構閉口している。それ、言ってることちゃうやん、一部だけ抜いてどうすんねん、的な。

中でも目立つのが上で指摘したような話。若年層への手当を厚くするのは間違っていない。当方もこれまで複数のデータで提示している。で、だ......


パッケージソフト単体のセールスが伸び悩み、またネットワーク系ゲームが普及浸透しつつあることを受けて、双方の要素を含めたスタイルのゲームが増えてきた。それ自身は便宜性の向上もあるので歓迎すべき話ではあるのだけれど、制作側とユーザー側の思惑が多分にずれた形で展開され、悲劇を呼ぶ事案も増えている。

先日発売された、某有名シリーズの最新作。ちょいとした機会があって状況を精査したのだけれど、これがまあ酷い。上にある通り、色々と素晴らしいセールストークが並べられていたものの、実際にはお試し版レベルの内容、質の上でも今二つな構成。売り要素のいくつかは実装されてすらいない。それらを楽しみたかったら、DLC、ダウンロードコンテンツで補てんしてね、有料だよ、というもの。

で、パッケージ版自身の価格は、これまでの普通のソフトと変わりない。これではユーザー側が切れるのも仕方がない。


以前紹介した記憶もあるのだけど、また話題に登ってきたので覚え書きも兼ねて。昨今急速に浸透しつつあるLEDタイプの信号機、最近ではより発光性能に優れて見やすいタイプのも登場している。で、電力消費関連では良いことなのだけれど、それが仇になった事例。

要はこれまでの電球タイプで生じていた発熱がほとんど無くなったため、その熱が結果として融雪効果を生み出していたのだけれど、それが無くなったことから、雪が貼り付いてしまって信号そのものが見えなくなってしまうトラブルが生じている。もっとも見方を変えればこれは積雪地域だけの話であって、他の地域では問題なし。

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