アイディア次第で地味な組合せがステキ商品に早変わりな「迷った時のサイコロ GAME OF DICE」

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ランダムに結果を出してくれるシンプルなアイテムとしては、知らぬものは居ないであろうサイコロ。六面体のものが一般的だけど、ボードゲームをたしなんでいる人ならご存知の通り、八面体やら十面体やらしまいにゃ百面体なんてのまである(いや、マジであるよ。ほとんど球形だけど)。

で、そのサイコロにちょっとした付加価値をつけてステキアイテムにしたのが、この「迷った時のサイコロ GAME OF DICE」。無地のサイコロ2つに、そのサイコロに貼りつけるシールが90枚。多種多様な選択肢がアイコン化されてシールとして用意してあり、利用者は自分の好きな用途向けのシールを貼って使うという次第。普通の数字1から6までが●印で描かれたものから、東西南北などの行先を示すであろうシール、レジャーなどを示すであろうアイコンなど、多種多様な使い方が(ちなみに無印の公式サイトでは現在品切れのようで商品ラインアップの確認はできないけれど、購入報告事例は多数見受けられるので、フェイクの類では無し)。

これってコロンブスの卵的な、発想の勝利的アイテムだよね。将来的には全部の面を液晶パネル化して(もちろんそのままだと破損してしまうので透明硬質プラなどで外壁を囲って)赤外線通信で画像データをやり取りできるようにすれば、自在にパソコンやスマホで作ったデザインを使ったサイコロなんてのも出来そうだけど......費用対効果を考えるとやっぱりこのように、シンプルにシール化した方が早いんだろうな。

ああ、シールそのものはこれに限る必要はないので、普通の無地シールを買ってきてサイズに合わせてプリントすればいいのか。そう考えると、やっぱりこの組合せで商品化した、無印の発想力には脱帽ものとしかいいようがない。

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このページは、不破雷蔵が2015年2月26日 06:50に書いた記事です。

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