↑ 麻婆カレーの大アピール状態値
先日【松屋から麻婆カレーが出るそうだ】で紹介した、松屋の定番アレンジカレー「麻婆カレー」。発売は2月12日の午後3時からで、結構評判が良い動きを示しているので、せっかくだからと試食をしてみることにした。松屋に足を運ぶと、入口の商品ポスターが全部麻婆カレー。相当気合いが入っている。......いや、おそらくは時間帯によって垂れ幕などの差し換えはしているんだろうけど。麻婆カレーのフォーカード状態。
↑ 松屋の麻婆カレー。普通盛りでこんな感じ
で、早速実食。写真は普通盛り。味噌汁付で430円(税込)。スプーンにちょいと隠れてしまっているけれど、カレーらしくちゃんと福神漬けもついている。ポスターなどには唐辛子のマークが2つ並び「辛みの強い商品です」という注意書きがあったけど、確かに目の前にどん置かれた限りでもつーんと辛みの香りが漂ってくる。
スプーンにご飯とルーを合わせてすくって、まずはひと口。ほどよい辛さ......というか単なる辛味では無く、スパイス感にあふれた、風味豊かな辛味。しかもスパイス感的な辛さ特有の、後からじわりと響くタイプ。説明などにはカレーとあるけれど、カレーというよりはむしろ麻婆の色合いが強い感じがする。また、麻婆茄子っぽさを演出するためでもあるのだろうけど、ちらりと見える切り身の茄子が、辛さに対して適度な甘みのアクセント、そして歯ごたえの点でも異なる食感を提供し、バランスの調整をしてくれる。
具材はその茄子と、ひき肉のみで、他には特に見当たらず。いや、煮込んだ上で色々と細かいものはあるのだろうけど、「具」として確認できるものは特にない。ただ、ひき肉ががっつりと入っているので意外にボリューム感はある。この辺りもやはりカレーというよりは麻婆感。
元々麻婆もカレーもご飯に良く合うため、その融合体といえる麻婆カレーもまた、ご飯に良く合う味わいとなっているのが高ポイント。確かに少し辛味がきついため、弱い人にはパスした方が良いかもしれないけれど、それ以外ならかなり良いあんばい。
一部には具材に豆腐を入れた方が良いかもとの意見も見受けられたけど、ご飯と共に食べるのであれば、豆腐も含め他の具材は要らない。甘味のアクセントとなる茄子、重厚感を演出するひき肉、これだけで十分。
総合評価は十分合格点。普段のカレーにちょいと飽きが来た人、元々カレーが好きな人は、ぜひ一度お試しあれ。
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