昨年末の総選挙のデータから。投票者数で見れば男女とも20~34歳全部と、65~69歳の団塊の世代とほぼ同じ。投票者ピラミッドをグラフ化してみる http://t.co/sHaA2WxXUV より補足 pic.twitter.com/FJysa5eRqx
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 21
先程本家サイトで掲載した【若年の意見力は団塊の三分の一にも満たず!? 投票者ピラミッドをグラフ化してみる(第47回衆議院選挙版)】の補足的なお話。投票者数は投票率で大きく変動するので、有権者数をもとに政治家は得票を試算し、色々と考えるわけだれど、実際には投票をしてもらわねば意味が無いことを考えると、多分に世代別の投票率の差が気になるというもの。
で、先の総選挙における世代・性別の概算投票数を基に、世代間格差......というか政治影響力的なものを投票数で色々と見たところ、20歳から34歳までの15歳分の投票数と、65歳から69歳の団塊世代(5歳区切り部分)の投票数がほぼ同じという結果となった。
政治家や政党における最大のリターンは、自分達に投票してくれるか否か。いわゆる「票田」。これではより効果的なリターンが期待できる高齢層に向けた施策に重点を置くのも仕方がない。
ただ、本文でも言及しているけれど、若年層の投票率を挙げることで、この問題は相当解消できる(よもや高齢層に選挙権を返納させるわけにもいかないし)。自分の方を向いてもらうには、まず自分の存在感をアピールしなきゃならない。そのためには何よりもまず、投票。
若年層も投票を促せるような、義務化するのではなく権利を積極的に行使してもらえるような仕組み、何かないかねえ......
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