2月2日放送 テレビ朝日「報道ステーション」の報道(総理中東訪問関連)に関する申し入れ(外務省) http://t.co/vlXhzsQBx4 pic.twitter.com/ixV8zLMbLI
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 4
この報道内容は事実と全く異なるものです。
総理の中東訪問については,同2日の参議院予算委員会で総理も述べられているとおり,様々な観点を総合的に判断して決めたものであり,貴社のように社会的に影響力の大きい報道機関が,このように事実に反する報道を行うことは,国民に無用の誤解を与えるのみならず,テロリストを利することにもつながりかねないものであり,極めて遺憾と言わざるを得ません。
当該報道に関し強く抗議するとともに,本日の番組の中で速やかに訂正されるよう強く求めます。
どのような意図があるのは分からないけれど、くだんの中東問題に絡んで4マス、特にテレビ、中でもテレビ朝日の際立った報道姿勢・内容が問われている。「報道」とは何かを改めて(何度目だろうか)問わざるを得ない状況かもしれない。
今件の外務省からの申し入れも、それを象徴する一つのお話。
外務省が報道ステーションに苦言を呈した件。自ら第四の権力を自称するマスメディアに対し、権力そのものである国の機関の1つである外務省が物申すって事は、よっぽど手ひどい事が起きた物と認識した方がいい。表現の自由を傘にやってる連中に文句を言うのは自由権の侵害と返される危険性あるからな。
— エビフライ@宇宙の人 (@kiruria281) 2015, 2月 4
つか、監督官庁の総務省からじゃなくて外務省から直接申し入れって事は外務省相当キレてるのかもなぁ。
— Polaris (@Polaris_sky) 2015, 2月 4
指摘の通り単なる文面だけでもそれなりな状況はつかみ取れるけれど、その立ち位置などを思い返すと、それが文面以上の重要性、問題を有するものがあり、それに対する申し入れだったということが分かる。そういや確かに総務省ではなく外務省ってのはあまり例が無い(過去にも何度か無いわけじゃないけれど。昨年に1回、あとは4年前に......ってやはりあまり数は無い。【外務省関連報道に対する見解】)。あるいは総務省はわれ関せず、なのかもしれない。
大体まとめるとこんな感じ
・中東にいる邦人の数をわざわざ数値つきで報道する。
・国会議事堂の警備がゆるいよ~ということもわざわざ報道する。
・現地の日本人学校からは取材拒否。
大体こんな感じかあ。
誰でも見られるデータだからいいというのか、わざわざ報道するな、と思うか。
— 織部ゆたか (@iiduna_yutaka) 2015, 2月 4
【テレ朝収録 アイドル意識失う】テレビ朝日は4日、12歳アイドルが収録中に救急搬送されていたことを明らかに。今も意識が十分戻らず。 http://t.co/e1fjRBbEOg
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2015, 2月 4
謝罪の姿勢の件はともかくとして事象が発生してから1週間後になって初めて公開した件や、確かに公開情報には違いないけれど探してまとめるというコストを考えた場合、それを親切にもまとめ上げて公開するあたり、視聴者への便益と悪用されるリスクを天秤にかけたらどのような判断をしたのだろうかという件など、本来の報道機関としてはあってはならない「体たらく」的な話が、一挙に出てきた感は否めない。
外務省の通達文面にもあるけれど、社会に影響力のあることを悪用して、やりたい放題モードに突入したような雰囲気を覚えるのだよね。例のISIL周りの話は、それを露呈させるリトマス試験紙的なものとなった気もする。一部でお騒ぎになられている自称ジャーナリストの方々と合わせ。
あるいは朝日新聞の「2つの吉田問題」のように、これまでと内情的にはまったく変わらず、単に暴露されただけなのかもしれない。
コメントする