うわぁ......つぶやきまとめサイト『Togetter』がタイアップ・ネイティブアドの広告メニューを販売開始 http://t.co/WSgolMY1Kf pic.twitter.com/boaJuhef6J
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 5
・Togetterのバズ専門キュレーターがユーザーに刺さるまとめを制作・拡散
・動画や企業リンクなどTwitter以外の情報も自由に掲載可能
・ネイティブアド形式の誘導もセットになっており、自然な形でユーザーに情報を届けられる
今も多分に確認できるのだけど、一時期「まとめサイトの形を模した広告誘導サイト」ってのが注目を集めた。なんちゃら速報的な名前のサイトで、見た目も記事の展開の仕方もいわゆるまとめサイトと同じ。しかし書かれている内容は他の書込みをまとめたものではなく、それっぽい文面を創作したもの。そして最後にサービスなり商品なりへ誘導。要は世間一般にこんなものが話題に登っているよ的な雰囲気をまとめサイト的なものでアピールし、広告対象への誘導を推し量ろうとするもの。テレフォンショッピングでのベタな芝居をまとめサイト的にやったのと同じ、といえば話は分かるかな。
最近ではツイッターのツイートをまとめるトゥギャッターでも、そのような感じを覚えさせるまとめがちらほら増えてきた。ネイバーまとめはその類ので山ほど、Q&Aサイトもしかり、ならばトゥギャッターに来ないはずはない。
...と思っていたら、だ。よりによってシステム側がそれを広告プランとして提唱することに。
様式は以前も何度か紹介した、いわゆるネイティブアド。でもそれって結局広告記事とかステルスマーケティングと同じ。境界線を明確にしない方が「自然な話の中で形成された」的な雰囲気が強くなるので広告効果はアップするのだろうけど、同時に読み手の錯誤をもたらすことになるので、信義的には色々と問題がある。文面などのフォーマットは普通の記事と同じで、カテゴリー区分に「広告」とだけ書かれている広告記事が普通の記事と混じっていたら、読み手は良い気分にはなれないだろう。たとえその記事そのものが面白く、推奨されていた商品に興味を覚え、購入したとしても。
ツールは利用の仕方次第で便利な道具にもなるし、弊害ももたらす。結局は使い手側の思惑次第、なんだよね。
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