企業の業績が回復し景気が上向きになればこうやって面白いことや楽しいことが増えていくわけですよ。http://t.co/uK42BnLaC9
— tadataru (@tadataru) 2015, 2月 11
景況感の悪化で中止になったイベントが全国でどのくらいありますか。脱成長とかみんなで貧乏になろうとか言ってると、世の中がどんどんつまらなくなっていくんですよ。
— tadataru (@tadataru) 2015, 2月 11
これは一例でしかないけれど、景気が良くなりお金に余裕が出てくれば、色々な物事に手を出せるようになる。すると社会全体の雰囲気が変わってくる。心のゆとりを後押しする行動が色々と出て来るから。思い返してみれば分かるけど、企業が業績悪化をしはじめると、最初に削られるのは文化事業の数々だからね。そして次に広告費。これらは数量的な効果測定が難しい一方で、一定量を継続的に投入していれば、方向性さえ間違わなければ確実に効果を発揮する。じわりと確実に効いてくる。朝のお散歩を続けていれば体調がよくなってくるようなもの。
伸びしろの部分をあちこちに回すことで、色々と面白いことは増えてくる。その伸びしろを否定すると、結局世の中がぎすぎすし始める。「脱成長」が問題なのは、この伸びしろの部分を否定するような主張でもあるから。
日本では2012年で超富裕層の富の占有率は2.6%。株式などのキャピタルゲインを含めても3.3%。キャピタルゲインの格差はバブル期に大きく開いたが、バブル崩壊と資産価格の下落で縮小した。これを見ると、「富裕層のさらなる富裕化」というピケティの警告は日本では起っていない。
— 橘 玲 (@ak_tch) 2015, 2月 11
バブル期に「庶民が家を買えないじゃないか!」と言って資産価格を暴落させた後に、「庶民が家が買える」時代がやった来たかというと、全くそんなことはないわけでして。
— tadataru (@tadataru) 2015, 2月 11
資産価格の上昇を格差拡大だと喚く人が大勢おるけど、資産価格を暴落させてもやっぱり苦しむのは弱者なんですよ。
— tadataru (@tadataru) 2015, 2月 11
キャピタルゲイン周りの話は一方面の切り口なのであって、これを総論として見るのはやや語弊があるけれど、この切り口の部分だけで貧富の拡大云々ってのは突っ込めないな、ということで。
サッチャー氏による「全員が貧乏にならない限りは真の平等はやってこない。金持ちを貧乏にさせても、貧乏人がお金持ちになるわけではなく、むしろもっと貧乏になるかもしれない」との話を思い返させる。要は同じ事の繰り返しなんだろうな......。
この資産価値云々ってのは、そうだね、株価に当てはめるとすごくよく分かる。株価が上がると必ず「株をたくさんもっている人だけが得をする」と揶揄する一方、株価が下がると「皆が皆、不幸になる」との話が出てくる。なにそれコワイ。
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