友人のひとり娘(養女)がデリケートな歳になって「私だけ家族の中で他人なのつらい」とやたら悩んでるので、普通の突っ込みとして「遺伝学的に、君のお父さんとお母さんはガチの他人やで」って言ったら「あっ?!!」て何かがブレイクスルーしていた。そうか、そこ見落としてたか......。
— 椹野道流 (@MichiruF) 2015, 2月 9
@kmhiyo 血が繋がっていても無条件に愛せるとは限らないです。それよか別の場所で生まれて、生涯出会わない可能性のほうがずっと高いのに、何かのご縁で出会って、一緒に生きていく家族になるってそりゃもうすげーよ?と、私は個人的に思っております。
— 椹野道流 (@MichiruF) 2015, 2月 9
血のつながりは絆を形成する要素の一つであり、とても大切なものに違いないけれど、同時にそれがすべてでは無い。とはいえ、やはり色々と物思いにふけるような年頃になると、絶対に越えられないハードルを目の前にして、何かと悩んでしまうこともある。そして多分に、そのような「一人で脳内をぐるぐる回してしまうような悩み事」においては、肝心な部分をすっぽりと逃していたりする。
今件でもその事実を第三者の視点でぽんっと指摘して、思いっきり解決に向かった事例。自分が養女であることから、血のつながりが家族の中では唯一無い、と考え込んでいる一人娘に、「父と母は他人同士で血のつながりは無いやん」とツッコミを入れたところ、その事実に改めて気が付き、ぱっと心の中の霧が晴れたという話。そしてむしろ、そのような血のつながり云々は別にして、互いに出会えた奇跡を喜ぶべきだという考えには、激しく同意したい。
「赤の他人どうしが一緒に生きていこうって家族を作って、この子がいたらもっと素敵だと思って君をもらったのに何がつらい?」って言ったら「そうかーそうだよね!」って言った後、「私はみちるちゃんにとってのちびただ!」って言われて、そうなんですけど旦那がいないのはスルーかね君。
— 椹野道流 (@MichiruF) 2015, 2月 9
悟りを開いたような感すら覚えたであろう彼女に、さらなるフォローをする姿勢は立派。ただ、理解の上でちょっと軸がずれた気がするのは当方だけだろうか(笑)。
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