フリーランスの友達に「フリーって無職だよね」って言ったら「キツいなあ」的に返されました。でも実質、だいたいいつも仕事先と何も約束してないので、明日仕事がなくなる立場。運良く今日、仕事があっただけ。人生いろいろですな。
— スタパ齋藤 (@stapasaito) 2015, 2月 13
企業等々と何の契約もせずフリーとして仕事してきて30年くらい経つけど不思議と食ってきてたニャ的な与太話を赤城先生にリツイートされて恐縮な深夜。そうか、写真家の多くがフリーランスですな。
— スタパ齋藤 (@stapasaito) 2015, 2月 13
資格を有してその資格のもとに業務を遂行したり、どこかに所属して就業したり、法人を設立してその代表として活動したりといったものでは無く、フリーランスとして働く場合は、自営業やら自由業やらフリーという肩書になる。自由人とかいう洒落たのはともかくとして。
で、そのような立場は結局読み方を変えると無職に違いない。もちろんこの場合の「職」ってのは固定した、契約上の職を意味するのであり、まったく働いていないことではないのだけど、世間一般には「働いたら負けだと思っている」的な、三年寝太郎風のイメージがある。言葉のあやみたいなものだけどね。ジャーナリストなんてのも多分にそんなところがあるんでは無いかと。名乗ったモノ勝ち。ハッピーメディアクリエイターとか(待て)。
だからさ、どうみてもありえないよなあ、消費税払わないとか、銀行振込手数料を抜いちまう版元とかよ。ったくさ。
— 赤城耕一 (@summar2) 2015, 2月 13
振込手数料抜いて支払われるとか、もう、あの、えーと、それだけでものすごいストレスになるっていうか、非常識なんですけど! とか本当に思います。材料卸問屋とかと違うんですけどね。まあ、そういう商習慣なんでしょうけど、そうされた立場になって考えたら、どう思います? という話ですな。
— スタパ齋藤 (@stapasaito) 2015, 2月 13
消費税払わない版元って......初めてかも。写真雑誌では多いのかな? 個人的には商習慣なのかなと妥協してますが、後々自業自得の問題になると思うんだけど。
— スタパ齋藤 (@stapasaito) 2015, 2月 13
原稿料も写真費も、原稿や写真を使って消費したから、買い物と同様、消費税を払わないのは「脱税」。後々追求されても知らないよ?。SNS時代、脱税企業の悪評は一気に広がって......大変よ?。
— スタパ齋藤 (@stapasaito) 2015, 2月 13
で。話はそのフリーランス的な働きスタイルから、結構見聞きする内容に。確定申告の時期ともなり、色々とお金周りに関する頭痛的な内容が出てくる。その中の一つが、フリーランスの人などへ原稿料を支払う際、消費税を支払わなかったり、銀行振り込み手数料を抜いた上で振り込んでしまうというもの。銀行手数料は少額かもしれないけれど確実にその分減るし、消費税額ともなればベースとなる原稿料次第ではえらいことになる。その上、確定申告の書類を作る時に計算が合わずに頭を抱える始末。
指摘のある通り商習慣なのか、それともケチなのかは払う側の事情によるところなのだけれど、違法行為には違いない。お金の問題は直接生活に係わるものだから、下手を打つわけにはいかないのは誰もが知るところではあるし、ましてやインターネットでかように情報が浸透する現代では、言い訳が出来ない違法行為はクリティカルなものとなる。お金にルーズなところは、仕事にもルーズ、そう評価されてしまう。担当者側は「コスト削減したぜ」ぐらいにしか思っていないのかもしれないけれど。
よく考えよう。お金のけじめは大事だよ、みたいな。お金周りで悪評が立ち、それが事実だと判明したら、それを払拭するのには、それまで悪評が立った行為で得た利益の何倍ものコストが必要になる。しかも、それを投じても評価が元に戻る保証は何もないのだよね。
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