江戸中期頃のチョコレート売り pic.twitter.com/hsM3aq5Aeo
— ナオミチさん (@naomichisan) 2015, 2月 13
先日のバレンタインデーにちなんで披露された、江戸中期頃に江戸内を渡り歩いた、チョコレート行商人を描いた様子。バレンタインデーが近づくと、女性らはこぞって行商人からチョコを買い、気になる人に渡して歩いていたという。行商人は得てして男前の人が手掛けていたので、中には買ったその場で行商人自身に渡す女性もいたとか。
まあもちろん単なるジョークでよく見れば分かる通り、飴細工の行商人を模したもの。ただ指摘にもある通り、バレンタインデーはふんどしの日でもあるので(2月14日)、このビジュアルなら双方が合致したものとなるので、案外今後このイメージが普及する......のは難しいだろうな(笑)。
江戸時代のチョコレートは「猪口霊湯」と表記され、お酒のお猪口に収められる形で販売されるのが主だった。南蛮渡来の材料を用いているため極めて高く庶民の口には入りにくかったが、江戸中期までには輸入量も増え、庶民にも食べられるほどとなり、飴細工的な作りもなされた(大いに嘘)。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 14
@Fuwarin また西洋では同時期不死の妙薬としてカカオを使ったチョコレーションという霊薬が貴族の間で流行っており、蘭学者がその噂を聞きつけ日本風に作ったのが猪口霊湯の元とされている ちなみに日本で始めて猪口霊湯を食べたのはあの水戸のご隠居である
— 黒枷葵@とりま色々バタバタと (@kurokaseaoi) 2015, 2月 14
うっかり八兵衛がいつもうっかりと食べ過ぎ、鼻血を出したことでも知られている(大嘘)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 14
@Fuwarin 金さん銀さんが強い理由も猪口霊湯のブースト効果だし、水戸のご隠居は猪口霊湯を印籠に隠しており、実は諸国漫遊は猪口霊湯を広めるたびでもあった
— 黒枷葵@とりま色々バタバタと (@kurokaseaoi) 2015, 2月 14
この類のおバカネタは大好きで、時間があれば短編ラノベでも書いてしまいそうな勢い。思わず「これらの風習は江戸末期、江戸しぐさなるものと共に一度滅んだ」とやりそうにもなったけど、面白おかしなネタとアレなネタをくっつけるのはあまりよろしくないので自粛。
@Fuwarin http://t.co/q00ok21Has (ちなみに薬云々は実は本当だったりする(あ
— 黒枷葵@とりま色々バタバタと (@kurokaseaoi) 2015, 2月 14
@Fuwarin それを飲みやすくするために砂糖とか香辛料とか使っていたからなあ 結構お菓子作りの歴史は薬作りにも通じてるし
— 黒枷葵@とりま色々バタバタと (@kurokaseaoi) 2015, 2月 14
で、ネタ部分の話も実は一部において、大きく飛躍しているわけでは無かったりするのが興味深い。チョコレートって元々苦い薬として飲まれていたぐらいだからね。今でもカカオ分●×%とかチョコレート効果的な名前のチョコレートが、その効用を前面に出して製品化されるぐらいだから。機会があれば指摘されているリンクからチョコの歴史を一通り読んでおくと、新たな世界が開けるかも。
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