バレンタインチョコの「年賀状」化が著しいし、たぶんあと20年くらいしたら「最近の若い社員は職場にチョコレートを持ってこない、社会人としての常識に欠ける」とか言い出す人が出てくる
— イスカリオテの湯葉 (@yubais) 2015, 2月 14
先日のバレンタインデーに関する社会的浸透状況や慣習化に伴い、その様相を年賀状に近しいものという分析......と書くと小難しく見えるけど、要は「バレンタインデーって年賀状みたいだよねー」的な発想。確かに半ば義務化しているような感もあるし、やり取りしないと仲間外れっぽい雰囲気はあるんだけど、なんか面倒くさいところもあるよなー的なところとか、貰ったらお返ししなきゃならないあたりは、確かに年賀状ライクな感じがする。
20年云々ってのは恐らく世代を一つ区切ってという意味で、年上になった人におけるバレンタインデーに関する心境が今のまま継続している一方、若年層ではすでに廃れつつあるという感じ。ただ直近の調査結果(【今年のバレンタインのチョコ事情】など)を見ると若年層の方がチョコのやりとりは盛んなんだよね。この世代がそのまま歳を取ってもやりとりを継続する......というよりは、単に歳を重ねるに連れて醒めていく、環境が変化して必要としなくなる感が強いので、「近頃の若いものは」的なパターンになるか否かは判断が難しい。ただ、年賀状のような慣習化が果たせれば、あるいは、という気はする。和菓子メーカーも「バレンタインデーには水ようかん」みたいな感じでオモシロキャンペーンでもやれば、高齢者にも受け入れられるようになるかもしれない。
年賀状化したバレンタインチョコについて
良い点
・実用品である
・食べれば無くなるので保管の手間がない
・お返しに1ヶ月の猶予がある
悪い点
・年賀状は50円均一だがチョコは高い
・そのうえ安すぎるとか高過ぎるとか文句を言うやつがいる
・甘いもの苦手勢が困る
— イスカリオテの湯葉 (@yubais) 2015, 2月 14
仮に年賀状のような慣習化が果たされた場合。年賀状と比べると差別化が激しいので、色々と問題も生じてくる。ウセモノという点では取り扱いはし易いのだけどね。金額的に高額ってのが一番のハードルかなあ、やはり。
間をとって1月23日を「バレンタイン年賀の日」とするところが出て来るかも。年賀状っぽいメッセージ付きのバレンタインチョコを送付する。>>公式RT http://t.co/SpoRAwX6Wu
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 14
......とまあ、年賀状の送付習慣そのものが廃れつつあるのも事実なので、いっそのこと元旦と2月14日の中間にあたる1月23日を「バレンタイン年賀の日」として、年賀状とバレンタインのチョコとを合わせた贈り物をするのが一番難儀しなくてよいかもしれない。問題は何を贈るかだな。年賀のメッセージが刻まれた板チョコ、とか?(笑)
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