うれしくて合格した?!とツイートするのはOKなんですが、受験番号や個人名などがわかるもの(合格通知書など)を合わせて書き込むと、本人になりすまして合格を辞退したりする残念な人がいます。入試の取材とかでも、絶対に個人が特定できないように求められます。ハッピーな時ほど細心のご注意を!
— ブームスポーツ編集局 (@boomsports) 2015, 2月 16
これは合格発表に限らないのだけど、個人情報ってのはちょっとしたものでも対象となり得るし、それを悪用される事例ってのも多様に存在する。直接悪用した側に利益が得られるものじゃなく、間接的な利益を狙うもの、さらには単純にイタズラ目的ってのも多分にある。自分は一切ペナルティを受けることなく、他人が頭を抱えたり痛い目に合うことを楽しい、面白いと思う人が世の中には居るから。
今件指摘されている事案も、多分に最後の「他人が自分の悪行で慌てふためくさまを見て楽しむ」タイプのいたずら。もちろん合格ラインぎりぎりの人、あるいは補欠入学者がライバルを蹴落とすための手法の可能性もあるけれど。そして大学や高校側でも、成りすましに関しては十分以上な配慮(本人確認のための手立てを色々と講じているはず)をしているはずだけど、念には念を入れるべきであることに違いは無い。要はソーシャルハッキング防止のため、十分以上に注意しましょうってこと。
ただ、合格云々ってのは基本的に中高生が行うことになる。ネット上での情報漏洩の怖さを知らない場合も多いだろうし、LINEなどで自分のありようを披露するのに慣れているので、ついやらかしてしまうかもしれない。これから本格的に入学試験の結果が出てくる時期、自分の身の周りに該当しそうな人がいたら、注意してあげよう。
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