1)
自分は祖父から何度も
「揺れたら、まず逃げろ。テレビなんか見てる時間はない」
「他人より先に逃げろ」
「他人の倍、逃げろ」
「臆病者と言われてもかまわない」
「逃げることを笑うやつの言葉は信じるな」 pic.twitter.com/yVhI9APvUQ
— 佐藤一男 (@kajyuon) 2015, 2月 17
2)
「何も持たなくていい。逃げるスピードが遅くなる」
「命があれば、なんとかなる」
と、教えられてきました。
いいえ、刷り込まれてきました。
祖父は、明治三陸大津波や昭和35年のチリ地震津波の経験者です。
— 佐藤一男 (@kajyuon) 2015, 2月 17
3)
自分が中学時代に亡くなった祖父ですが、この言葉に助けられて、東日本大震災でも家族含めて無事でした。
この言葉を我が子にも、孫にも伝えます。
皆さんも、家族や友達に話して欲しいと思います。
— 佐藤一男 (@kajyuon) 2015, 2月 17
先日朝方と昼頃の二回に分けて発生した、ちょいと大きめの地震。気象庁側の見解では東日本大地震・震災の余震的な取り扱いができるとのことで、ここ一週間ばかりは警戒を要する云々ということだった。これに合わせてまたぞろ地震雲だの耳鳴りがするだのと、自称予知能力発揮者が張り切り出したり、不安を煽って「こっち見てぇぇぇ」的な人が活性化したりなど、地震でそんな人たちを呼び起こさないでほしいなあという感を覚えつつ。
今回の地震では津波注意報が発令されたこともあり、こんな話が目に留まった。他にも似たような話は山ほど出ているだろうし、それこそ先の震災から何度となく繰り返されているものではあるけれど、だからこそ薄れてしまう可能性もあるわけで、事あるたびに脅しすかしの意味では無く、教訓として覚え留めおきしたい内容。
結局のところ優先順位をどのように適切に割り振るか、そこが最大のポイント。そしてその割振りの順番は、平常時において定めおくことができる。これこそが「備え」なんだろう。
たとえ現在住んでいる場所が津波とは無縁の場所であっても、たまたま出先で遭遇する可能性はゼロでは無い。知っておくにこしたことはないわな。人々に笑われたノアの話も思い起こしながら。
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