小麦を中心に国産の素材にこだわった国産小麦の菓子パン4アイテム 2015年3月1日新発売 http://t.co/FpCuOjjkkd pic.twitter.com/marbUsRJ7r
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 19
小麦粉中、北海道産の超強力小麦粉「ゆめちから」の使用割合は、アイテムに応じて55%から100%で、小麦の自然な甘みともっちりとした食感、口溶けのよさなど、「ゆめちから」の特徴を活かした味わいになっています。また、つぶあんや練乳などにも、国産の素材を使用しました。黒を基調としたパッケージで、売り場でのシリーズ展開を狙います。
中堅層以降、特に定年退職層の増加とその人たちの余剰資金の使い道という需要の底上げで、シニア層向けの商品開発に各社とも余念がない。食品分野では特にプレミアム感の強いもの、安全志向をうたったものが次々と出ている。
食品に関する安心・安全を求める動きは特にシニア層に強く、分かりやすい判断基準の一つとして認知されているのが「国産」。数年前の「中国産餃子」や昨年の「加工鶏肉」が良い例ではある。結局国単位での安全や商品の信頼性に対する大本の心意気......というよりも、何かトラブルが生じた際にすぐにツッコミを入れられるか否かってのが、国産の強みなんだよね。
で、今件では例えば「国産小麦の黒豆あんぱん」という形で商品名にわざわざ「国産小麦」とうたうように、国産の小麦などを使ったことをセールスポイントとした形での商品展開となる。種類は黒豆あんぱん、練乳クーペ、チーズスフレ、バウムクーヘンとオーソドックスなものばかり。価格はオープン価格で具体的な値は分からないけれど、通常商品よりは割高のはず。
ただ、やはり「国産小麦」といううたい文句は強い。データは開示されないだろうけど、恐らくはシニア層から強い人気を集めるのだろうな。パスコでは最近「ゆめちから」を使ったパンを色々出していて、そのシリーズが続いているってことは、それなりに需要があって支えられていることのあかしでもあるわけで。
機会があればチェックしてみたいね、これは。
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