ピケティ氏の理論も同じですね。都合の良い部分だけの抽出、都合の良い解釈で、知名度の高さが使われ、振り回されている。実態をしっかりととらえた上で用いられているのは、ピケティ氏が登場する論説のうち、果たして何%にあたるのかしら。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 17
ようやく最近下火になっては来たけれど、経済学者のピケティ氏が来日した関係で、氏の理論やら例のトリクルダウンがまたぞろ話に登ってきている......のはいいんだけれど、どうも氏の理論をしっかりと把握認識した上でその内容と現状を比較して云々するのではなく、美味しい所、目立つところ、理解したと思ったところのみを抽出して、それを相手を叩く素材に使っている感が否めない。というかほとんどがそれ。いったいどうなっていることやら。
まぁ見方を変えると、それだけ氏の理論が難解に思えるってことなんだろう。実際、関連書籍は分厚いのばかりだし。ただ思いっきりざっくばらんにまとめると、数ページの本に出来てしまう気もする。経済理論的な話って概してそんなものだから。多くはその裏付け。
で、その「美味しい所取り」が概していつもの「何でも官邸団」と重なるような、現状が気に食わない人達の武器として使われている雰囲気がある。ピケティ氏も臨んだ状況ではないだろう。こんな時は状況を思いっきり茶化すネタを投下して場の空気を変えさせるのが一番。
ピケティとピカチュウは似ている。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 17
ピケティげんきでちゅう
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 17
けいざいポケモン・ピケティ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 17
こんなところでどうだろう(だめだ)。話によるとピカチュウ姿のピケティ氏のイラストもあるということだったけれど、残念ながら見つからなかった。
まぁ雰囲気的に「騒ぎの浪費ネタ」として扱われている感が強いので、数週間もすればほとんどの人が忘れ去り、後はネタのリサイクルとして半年ぐらい毎に「お騒がせ」な人が持ち出してくるんだろうな。本来の主旨、語られていることはほとんど無視された上で。
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