なるほどこれは理解できる、先行試写会や試食会の功罪

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最近ではソーシャルメディアを活用した広報宣伝活動も活性化し、知名度の高い人、バス力のある人を積極的に試写会や試食会に招待してその感想を(場合によってはリアルタイムで)情報発信してもらい、その内容を公式アカウントがリツイートなりシェアすることで、「新作の情報開示」「多数の人による賛美の口コミによるポジティブ情報の拡散」的な手法を取り入れている。該当公式アカウントをフォローしている人は少なからずその商品なりメーカーに興味があるから、リツイートなどをされた情報に飛びつくことになる。そこからさらに公式リツイートなどがされれば、大きな広報効果が望める。

の、だけど。

指摘の通り、いわゆる「つまみ食いで満腹状態」な可能性も生じている。「公式RT腹くだし」ってのは初めて聞いた言い回しだけど、事前情報やら断片的な報道・利用者の感想で、自分自身が既に体験してしまった感を覚えてしまうってのは、動画やブログ、さらには新聞や電車のつり革広告、雑誌の投稿欄などでよく起きる現象。

それを懸念してか、マスコミ試写も一般試写も一切しないってのは、ある意味斬新(いや、本当にそれを意図したのか否か、その実態は神のみぞ知る、なんだけど)。


アカウント閉鎖云々は流石に冗談だろうけど、色んな意味で普通の映画とは異なるノリが「インドオブ・ザ・デッド」という映画自身にもあるのだろうな、というのは容易に想像が出来る。果たして公開後もこのノリが続くのか、注目したいところだ。


ちなみに「インドオブ・ザ・デッド」の予告編の映像はこちら。......まぁ、インド映画っぽいノリではある。前半と後半、全然別物じゃん(笑)。

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このページは、不破雷蔵が2015年2月21日 07:25に書いた記事です。

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