生活保護と救急医療とのせめぎ合い...もうひとつの「生保」問題

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生活保護、いわゆる「生保」問題に関しては、その制度の理念にあった人に支給されにくい、逆に支給されるべきではない人に支給されているなどの問題、最低賃金よりも額面が上になり「働かない方が楽に生活できる」という状態をどうするか、そしてリソースなどの問題もあわせ、色々なせめぎ合いが起きている。個々の問題をひとつひとつ丁寧に、そして確実に解消していくと共に、どちらともとれるような視点に関してはよりよい方向性を見出す必要が生じている。なにしろ使われるのは税金だから。空から降ってわいたリソースを使うわけじゃない。全廃ってのも問題外。社会秩序が乱れ、かえってリソースが浪費される。

で、それらの問題(主に不正受給)とは別に、ちらほらと見聞きしていた話が話題に登ったので覚え書き。弱者な立場の強者問題とでも呼ぶべきなのか、この辺は一度統計を取る必要があるのではないかな、という医療リソースの浪費問題。悪用事案がまかり通ると、正当な使い方をしている人に迷惑がかかる、簡単に表現すると「正直者がバカを見る」ってことになる。


医療の現場とて人間が携わっているものだから、スットコな事案もある。だけれどやはりつらい状況で理不尽に叩かれ続け、反論できなければ心は折れる。一部市民なプロの方々はむしろこういう場面で正論を発して状況の改善を求めるべきではないのかな、とも思ったり。無理だろうな、むしろ理不尽な所業の方を後押ししかねない。

後半部分、お金の話周りの話は以前別件でしたかもしれない。お金に困ってしまい公的補助を受ける、受けざるを得ない人の中には、お金の管理がぐだぐだな人が多い。はたから見てても「ああ、こりゃダメだ」と頭を抱える事案は山ほどある。それこそFPレベルの知識を持つ人を準公的な形で派遣して指導するって仕組みを創れば、結果的にリソースがより健全に使われる気がする。

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このページは、不破雷蔵が2015年2月21日 08:19に書いた記事です。

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