ただこの「好きな時間に働ける」のがどの年齢階層の人なのか、に踏み込んでないんですよね。定年退職した方だと当然この傾向は出るし。 :なぜ非正規社員として働くのか? その理由を尋ねてみた(2015年)(最新) http://t.co/cPyOhRIHlZ
— KGN (@KGN_works) 2015, 2月 22
定年退職後に非正規雇用になる方の絶対数が増えてくると、シャカリキになって働くのはちょっと...という方もそれなりに増えると予測されるからね。
あと、ダブルワークの人がどこまで減ったかというのも気になる点(二つ目の仕事には『融通がきく』という条件が欲しい可能性が高い)
— KGN (@KGN_works) 2015, 2月 22
まあ景気が良くなればgdgd言わんと良くなるのは確かなんで、もうちょっとの辛抱であると思いたいところ
— KGN (@KGN_works) 2015, 2月 22
こちらも先日の本家サイトの記事【なぜ非正規社員として働くのか? その理由を尋ねてみた】に係わるお話。先の話でこのように属性別での精査が成されていない場合、あたった元資料に記載が無いか、全体論としての話であり個々のケースはまた別の話ってことになる。すべての事案で「では詳細は?」を繰り返していたら、その詳細に関するさらなる詳細は云々ということになりキリが無くなるし、全体像がぼやけてしまう。それと「ダブルワーク」(副業、兼業)のデータは無いので精査は不可能。
で、今件の場合は報告書では全体ベースでしか値がない。全体的な動向の分析だから。素のデータを探して該当するものがあるかないか、あるのならどうやって計算するのかを探ったのだけれど、元々非正規社員数を男女別に分けて、さらに世代区分別にした上で、択一選択式となると、回答者が万単位でしか値が用意されてないので、1ケタ台の値とかがあり、そこから比率を求めると多分にぶれが生じるのだよね。
恐らくはこのリスクがあるので、報告書でも世代別データは用意してなかった感がある。報告書を創る側(総務省)でも万単位のベースで各種値を計算しているのは確認済みだし、ね。無論内部的には1ケタの単位で調査結果が存在するので、それを用いればもう少し細かい値が出せるのだろうけど。
それでも無理矢理に算出した結果がこのグラフ。誤差リスクがあるので数字は明記せず。 pic.twitter.com/bRX7c6qfmx
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 22
それでも何とか算出方法を特定して数字を見つけだし、その上で計算した結果がこのグラフ。男女での非正規職についた内情が世代別に異なることが、それとなく分かる形となっている。男性の「家計のサポート」「時間の都合」が若年層と高齢層、「正規が無い」が中堅層に多いってのは興味深い。「専門技能を活かせる」はやはり歳を経るごとに多くなる。
女性は逆に若年層ほど「正規が無い」が多い。「育児や介護との両立」も同様。昨今急増しているシニア層の女性非正規社員は多分に「時間の都合がよい」「家計の補助」がメイン......ってこれは女性全体と同じか......であることが分かる。やはり女性も中堅層は「正規が無い」がいくぶん多め、かな。
以前、会社の派遣さん数人に「社員はイヤ、派遣が好きでやってる」と言われたことあって、そういう人がかなり多いと教えてもらって目鱗だった RT @Fuwarin: 記事執筆の後「んなことない」というツッコミが来たけれど、当事者は確かにその通り。でも非正規全体で見れば多数では(略
— Jin Kashimura (@kassy1069) 2015, 2月 22
ともあれ、まぁ、こういうことで。世間一般に、声高にさけんでいる、叫ばれていることと、その全体像としての実態はまた別ってことね。......これ、例の派遣周りでも起きたんだよな。声が大きい人と、それを利用した人の「おかげ」で、実態を無視したちゃぶ台返しが行われたっての。
コメントする