①子会社における出版事業の一部廃止等、希望退職者募集並びに特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ(学研、PDF) https://t.co/jp1j3YGkNi
②1.子会社における出版事業の一部廃止等について
今般の業績結果を受け、出版事業を再び継続的な利益確保が図れる事業構造へ転換すべく、連結子会社の学研パブリッシングが展開する学研M文庫や一部のムック(歴史関係や一部女性実用)などの事業を廃止するとともに、
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 25
③平成27年10月1日を目処に、学研教育出版、学研パブリッシング及び学研マーケティングの3社を統合することとしました。この決定による製販一体組織の下、市場や顧客のニーズに即した機動的な営業展開を行うとともに、経営資源を学習参考書や児童書などの教育分野や、
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 25
④「教育ICT」「電子出版」「海外展開」を軸とした新しい教育サービスなどの重点分野へ再配分することにより、さらなる企業価値向上に取り組んでまいります。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 25
「連結子会社の学研パブリッシングが展開する学研M文庫や一部のムック(歴史関係や一部女性実用)などの事業を廃止」この詳細が気になるな......
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 2月 25
先日学研から発表された出版事業の一部廃止と再統合に関するリリース。詳細はリリース参照のこと......といっても詳しい話はこれ以上の情報が出ておらず、具体的にどのラインアップが飛んでしまうのか、文章の解釈次第でどのようにも読めるので、結構ドギマギしてしまう。
色々な意見が出ているけれど、個人的には歴史群像のシリーズとかがやっぱり気になる所。加えて、それらの出版が無くなるってことは、そこに携わっていた筆者諸氏の仕事場が一つ減ることになる。人材の観点でも結構マズイ気がする。
数々の書籍などの版権に関する言及は皆無。定期発行紙のラインアップも含め、KADOKAWAあたりがまとめて買い取りそうな気もするけれど(希望的観測含む)、そうなったとしても多分な整理統廃合は成される。まぁ現状では全廃の可能性が高いので、それよりはましだけど(どうやらリリースの限りでは、学研はエンタメ系の書籍からは手を引いて、教育関連に集中するようだ)。
エンタメ系やら学問系の文筆って、一度系列なり連続性が途切れると、修復って物凄く困難なんだよね。その意味では関係方面は危機感を持っていいと思う。今後版権や個々の書き手も含め、色々と動きを見せて来るだろうなあ。
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