当選者数水増し 竹書房に処分 - NHK 首都圏 NEWS WEB http://t.co/wbtd3LwDjx
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 3月 13
株式会社竹書房に対する景品表示法に基づく措置命令について(PDF) http://t.co/Txv9maTT05
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命令について竹書房は「しんしに受け止め、社内の体制を強化して再発防止に取り組んでいきたい」と話しています。
指摘にある通りこの類の話は時折話題に登るし、直近では秋田でも話題に登った事案。「予算の都合で景品を購入できなくなったが、アンケートの回収率を上げたかったため、うその表示をした」と説明したとの話が報道されているけれど、このような事案の場合「編集担当などが商品をちょろまかした」「数字を底上げして懸賞の魅力度をアップさせたかった」のどちらかなんだよね。そしてその体質が編集者レベルなのか、編集部レベルなのか、それとも企業全体としてのものなのかという違いもある。
消費者庁のリリースではそこまで読み取ることは出来ないけれど、報道の限りでは「編集部レベルの話」「予算不足で景品が確保できなかったけど豪華に見せたかった」ということらしい。
"例えば、上記の「まんがくらぶ2012年9月号」にあっては、下表のとおりであるなど、対象商品の誌面上で実施した懸賞企画において、記載された当選者数を下回る数の景品類の提供を行っていた" pic.twitter.com/iConq1qIBl
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PDFファイルには指摘された各号のプレゼントのリスト、表記上当選者数と実際の当選者数が書かれてますが......特製クオカード50名が実際には1名とか、実際には当選者ゼロってのも結構多いですね。
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「予算の都合で景品を購入できなくなったが、アンケートの回収率を上げたかったため、うその表示をした」とありますけど、中途半端な当選者数の減らし方が気になりますね.........
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これだけ大規模に長期間に渡り行われていたことに加え、公開資料を見るにしっかりと表向きの数字と実態数値が記録として残っていた点を見るに、ある程度の組織だった動きであることに違いは無い(個人編集が商品を抜いていたのなら、ここまでの記録は取れない)。
一方で、表向きの数字と実態の数字の間の差異がばらばらで、規則性が無いのも気になる所。単なる出来心的なものではなく、もっと深い部分で色々と問題がある気がする。
いずれにせよ徹底的な原因究明とその対応策を構築した上で公開し、実行しない限り、「この会社の雑誌の懸賞、また中抜きとか上げ底してるんじゃないかな」と思われることに違いは無い。そしてそれに限らず、さまざまな方面で信頼を損なってしまったことも否定できまい。普段は見えない、分かりにくい所だからこそ、周囲の信頼を裏切らないよう、誠実にこなす必要があるのにね。
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