Adobe Flash Playerアップグレード時の注意。初期設定はチェックが入っていてそのままではマカフィーが組込まれます。必要な場合はOKですが、すでにセキュリティ系のソフトを利用している場合はチェックを外すようにしませう。 pic.twitter.com/dJDocLgij7
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 3月 19
先日Adobe Flash Playerのアップグレードが実施された際に、ついインストールをしそうになってしまったこともあり、覚え書きも兼ねて。Adobe Flash Playerのアップグレードの際には上のような画像が表示される。その際、中央部分の「オプションのプログラム」の部分で、無償のマカフィーセキュリティスキャンプラスをインストールしませんかというアプローチが行われる。これ、初期設定の上ではすでにチェックが入っていて、そのまま「今すぐアップデート」をクリックすると、マカフィーのインストールまでOKしたことになってしまう。
mixiや楽天市場のメルマガで問題になった、「提供側が強力にお勧めしたい事案に関して、最初からチェックが入っていて、成約率を高める方法」があからさまに使われている。少なくともユーザーフレンドリーでは無い。ビジネスモデルだからシカタナイって意見も一理あるけれど、ほめられる手法ではないのもまた事実。
まだセキュリティ系のサービスを利用していない人は、マカフィーを選択肢の一つとしてチョイスをするのもいいし、これを機会にとにかく中身を見てみようって考えるのもグッド。ただ、すでに何らかの形でセキュリティ系のサービスを利用している人は、多重に使ったところで端末の負荷が増えるばかりだし、競合してさらなるトラブルのもとになるかもしれない。
先行記事の【「これは選んでほしくないな」ゲームにおける運用側の思惑をいかに利用者に見せるか】にもあるけれど、むしろこの場合、マカフィー選択者にさらなるアドバンテージを設けた方が、ビジネスモデル云々はともかくとして、健全には違いない。
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