Based on true events. http://t.co/XayWCWBTjO pic.twitter.com/0KoSHj3c1d
— Jorge Cham (@phdcomics) 2015, 3月 28
数年前にすでにある大学で、生徒に電子メールアドレスを付与させず、ソーシャルメディアのアカウントを持たせたって話を聞いたことがあるけれど、今件はそれを思わせる、コミュニケーションのツールの変化を再認識させてくれるお話。
大学の授業で先生が最後に「電子メールで重要なお知らせや更新情報を伝えるので、メールチェックを忘れずに」と生徒達に説明すると、ある生徒が「僕達は電子メールをチェックしません。SMSかFacebookで連絡してくれませんか」とツッコミを入れる。
すると先生は「それどういうこと? 電子メールをチェックしないって?? 電子メールは今や超重要なコミュニケーションツールなのよ」と反論。生徒はそれに対し「電子メールなんて今では時代遅れのものです(Old School)」と説明。先生はその反応に「今貴方がいるのは大学。大学ってのはOld Schoolなのよ」と説明をするというオチ。要はOld Schoolが「時代遅れ」という意味の他に、出身校とかをも意味しているので、出身校となる大学にいるのだから、時代遅れなツールを使うべきだというもの。あるいは「大学そのものは古典的で保守的だから、時代遅れな電子メールを使うべきだ」という皮肉さも混じっているのかもしれない。
まぁそのジョークはさておくとして。規模が大きく小回りが利きにくい組織では、得てして制度の変革がままならず、結果として世間一般の風潮に追いつけなくなることがある。電子メールが時代遅れってのは、量が多いしチェックも大変だし、何よりスパムばかりでまともな利用が難しくなっている。ビジネスユースならともかく、若年層の意志疎通ツールとしてはまさにOld Schoolになってしまっているんだろうな。
「便利なはずなんだけど、その便利さに付けこまれてノイズが増えて、結局不便になってしまう」。ツイッターのいくつかのハッシュタグのようで、色々と納得する部分もあったりする。
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