これでアンテナサイトが壊滅するのかな......Googleのロジックが誘導ページへの評価を厳しくするようです

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先日Googleの検索ロジック周りに関して色々と報道があり......ってのはいいのだけれど、解説文やら原文を一通り読み通しても、どうも色々な解釈が出来てしまい、釈然としない。まぁ、がっつと理解しきるような内容であるのなら、その対応も容易なので、グーグル側としてもそれなりにぼかす必要はあるのだろうけど。

「とは検索」「由来検索」の直接表示機能は面白いけれど、そこで呈された内容が果たして正しいものを抽出しているのか否かは極めて疑問。Wikipediaは便利だけれど、それが正しい、あるいは唯一の甲斐とは限らないし、ニューストピックの事例にもある通り、スットコなものを「これが正しい」と挙げる可能性もある。人気がある=正しいという、因果関係と相関関係の違いを理解していないところがあるからねえ。

個人的にはむしろそれよりも、アンテナサイトやら誘導サイトの撲滅......まぁ、表記上は検索結果の順位引き下げ......ってのが気になる。

どこまで評価を下げるのか、そして何よりもどこまでがアウト判定をするのかってのが問題になるわけだけれど、これまでネイバーまとめやら悪質系まとめサイトを野放しにしてきた、するような技術しか呈せなかったことを考えると、ちょいとばかり疑心暗鬼。さらにはネイバーまとめのパーツ単位(画像や段落文章)のページも、事実上アンテナサイトとして機能し、検索の上で非常に大きな邪魔者となっている。これもどうにかしないと意味が無い。

またこれとは別に、これまでは「利用者便宜を考えると必要であるし、心配することは無い」とされていた、サイト内の各ページへのガイダンス的な目次リンクページがアウトになる、そのページ自身だけでなく、そのページを含むサイト全体も評価を下げられるのでは、との不安を抱いても仕方がない。

具体的な動きがいつになるのかは不明......ではあるけれど、検索順位の大きな変動が生じることは必至で、その時には関連界隈が大きな騒ぎとなるはず。果たしてどうなることやら。

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このページは、不破雷蔵が2015年3月20日 07:15に書いた記事です。

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