MACHI cafe「ブレンドコーヒー」リニューアル(ローソン) http://t.co/xvSgp9KYXF pic.twitter.com/yvZvLRFXgb
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 3月 23
たばこと雑誌の売上の急激な減退で、代替となる集客・売上底上げの開発が急務だったコンビニに、救世主的な形で登場したスタンドコーヒー。色々な記事で言及しているけれど、さまざまな派生効果が生まれ、タナボタ的な状態になりつつある。ただ、たばこや雑誌の売上減退は予想以上のスピードで進んでいるようで、スタンドコーヒーの効果でも補完できるか否か怪しいところ。
で、とりあえずほとんどの店舗にコーヒーを配したコンビニ側としては、連動商品の充実とコーヒーそのものの品質アップのステージに移行している。セブン-イレブンのドーナツが好例で、それに合わせて各社ともコーヒーの品質を挙げ、他店舗とは違う旨みってのをアピールしつつある。今件のローソンにおける「さらに美味しくなったよ」宣言も然り。詳しい品目や豆の種類は分からずとも、それが美味しいモノであれば、中長期的に必ず差が出てくるからね。当然コスパも重要なポイントだけれど。お弁当ならご飯そのものが美味しくなければ売れなくなるってのと同じ。
今後も漸次コーヒーそのものの品質改良や個性付けは続けられるのだろうけれど、一般客からみればそろそろ差別化が出来なくなるような状態のはず。「よそでは無くてうちがいいよ」と胸を張ってアピールできるような切り口が求められるんだろうな。個人的には親子連れでスタンドコーヒーを頼む事例が良く見受けられるので、子供向けのコーヒー......あるいはそれと相性の良い飲料の提供がポイントかな、と思うのだけれど。コーヒーが飲めない子供もいるからね。
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