加害者が「自分らも被害者だから笑って語りあおう」と握手を求めて来たとき、被害者は笑顔ができるだろうか

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自らの「オイタ」を勝手に病症付けした上で自責を放り投げ、笑って語り合うという提言を成していることに対し、色々なお話が交わされている。まぁここまで身勝手で典型的なパターンの責任回避を堂々と大の大人、しかもそれなりの役職についている方がなされるのも珍しく、話題の度合いも結構なものとなっている。


まぁ指摘の通りで、謝って許されるようなものでは類のレベルはとうの昔に超えているので、そもそも論として謝罪を求めているわけではないってのが悲しいところ。多分に責任回避のためのごまかしの可能性ってのも十分な納得感がある。


結局これね。一連のセリフは被害を受けていた人から語られることで初めて意味を成すものであり、加害側が語る資格は無い。無銭飲食をした人が「自分はお腹が減っていたので無銭飲食をしてしまった。でもかわいそうなので勘弁してあげるべきだ」と店主に向かってドヤ顔で語ったら、警察に電話されるのがオチなんだよね。

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このページは、不破雷蔵が2015年3月 2日 07:16に書いた記事です。

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