「宇宙戦艦武蔵」という小説が実在する。裏表紙には「大和が宇宙へ行ったのだから、武蔵も」と書いてあった。だが、カバーに描いてある宇宙戦艦は、カラフルな大根型の宇宙船で涙したwくっそー買っとけば良かったよ。誰か持ってない?
— 黒い超新星 (@G1118609) 2015, 3月 3
先日マイクロソフトの創設者の一人によって海底に着底している状況が確認できたことを受け、戦艦武蔵に関する話があちこちで見受けられる。元々大和型戦艦第二番艦の艦艇として、大和と比べるとあまり日の目を見ることが無い存在であっただけに(戦記物の話を作る際に「武蔵を出そう」と提案するとほぼ「まず大和を」と返される。人気・知名度の度合いが桁違いなのだそうな)、色々と感慨深いものがある。
で、そのような話の流れの中で、その武蔵の名前を付けた架空戦記的な小説があったという話。何かの同人誌的なもの、あるいは記憶の間違い?
.@nekoguruma 90円で売ってます 宇宙戦艦ムサシ (1980年) (ポケットメイツ) http://t.co/5AJ7pbgcV1 pic.twitter.com/YWoQdkGjbF
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 3月 3
でも一応ってことで検索したらサクッと見つかった。実在する小説でした。1980年刊行の「宇宙戦艦ムサシ」。著者は若桜木虔氏。霧島那智氏の中の人の一人。表紙デザインからして、まぁどう見ても宇宙戦艦ヤマトをモチーフにしたというかオマージュ的な感じはあるけれど、まぁ、その、何だ。
で、内容も何だか凄そう。サンプルとして挙げられている解説部分を読み解くと......
そのまま今でもラノベとして通用しそうな内容の香りがただよってくる。「パラノア銀河帝国に支配された俺達がタイムスリップして戦艦武蔵に出会ったら」みたいなタイトルになるんだろうか。
......昨日みたら90円だったけど、100円に値上がりしている。というか90円のは売れたっぽいな(汗)。読んだ人の感想がないってのが気になる。
コメントする