子供は飛び跳ねるもの、手をしっかり握るのは当たり前の話。「かわいそう」なんてとんでもない

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客観的に第三者の視点で、しかも子供の方だけを想って「かわいそう」との意見を発する人は確かにいるけれど、往々にしてそれは余計なおせっかいどころかリスクを助長していることにもなりかねない。中には本当に虐待的な事例もありうるかもしれないけれど、多分にして親が握るその手は、子供のためにあるもの。

当方も何度か経験している。例えばバスに乗車していた親子で親かふと手を放したすきに子供が逃げ出してしまい、停車場で留まっていたバスから飛び降りてしまった事例を目の当たりにしたとか、入院中に歩行すら難儀していた時、廊下を歩いていたら突然向かい側にいた子供が親の手を離れて当方に突進してきたとか(歩いている様子がオモシロかったらしい)、自転車で走行中に前の歩道側を走っていた親子連れの子供が突如親の手を放して横に飛び跳ね、自転車と衝突しそうになったとか......まさにブラウン運動をする分子のような存在ではある。子供の良し悪しではなく、性質として突拍子もない行動をとることを前提として考えねばならないし、その行動で子供自身がリスクを負うような状態なら、親は全力でそれを防ぐ責務がある。手をしっかり握る、ハーネスを使うのは、親として当然のこと。


子供の性質が悪い云々じゃなくて、本能的なものとして、このブラウン運動的挙動は仕方がない部分もある。子猫みたいなものだから。なので傍目で観た限りで、自分の直感だけでそのような状況を非難するのは相手にも迷惑であるし、自身の無知を晒す事にも成りかねない。まぁ、あからさまに虐待している状況なら話は別だけれど。

......ぶっちゃけると似たようなパターンは子供返りをしたお年寄りにもあったりする。これも入院時に体験しているのでよくわかる。何しろ相席、というか相ベッドの人が拘束バンドで固定されている状況を見たぐらいだからね。

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このページは、不破雷蔵が2015年3月 5日 07:35に書いた記事です。

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