お宝のピースは誰にでも手に入るようになった。それを組み合わせるのは技術と努力がいるけれど

| コメント(0)


直前の【従来の報道関係者がにわか評論家や思想家もどきに走るという指摘】に絡んだお話。いわゆるデータマイニングとかリサーチなどと呼ぶ......のかな。すでにある情報を色々と繰り出して連動させ、関連性を模索して、新たな情報を生み出したり、ジャンクのような情報に価値を見出していく。ネット上で情報取得が容易になったことで、その情報自身の真偽に関する精査は欠かせないけれど、組み合わせることは容易になった。特に官公庁周りのデータにはキラ星のような宝の地図の破片が山ほど詰まっている。

指摘の通り政治資金絡みの件もその一例。公開情報の取得と組合せで、いくらでも新たな発見を見出せる。要は事前情報による「アタリ」をつけられるか、そして関連付けるだけの知識を有しているか。先の戦艦武蔵の発見でも良くわかるのだけど、知識と技術とリソースがあれば、それらを組み合わせてどんなものでも掘り当てることができる。そこにあれば、の話だけど。


まぁぶっちゃけると従来の報道取材と手法は同じで、それがネット上で展開されているだけの話なんだけどね。根本的なところは何も変わらない。でもなぜか、従来の報道関係者にはそれが出来ない......というか苦手な人が多い。その辺がどうも理解できないんだよなあ......。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年3月 8日 08:45に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「従来の報道関係者がにわか評論家や思想家もどきに走るという指摘」です。

次の記事は「「ぶっちゃけた話」をする時の注意事項とは」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30