つーか道徳の教科書は江戸しぐさなんてマガイモンじゃなく、平成しぐさを創出して教えたほうがいいのでは。「切符を持っていない指定席には座らない」「人が話しているときは野次を飛ばさず黙って聞く」「賄賂は貰わない」「ネットの与太を鵜呑みにしない」等々。大きいお友達のみんなはできてるかな?
— 瀬川深@新刊「SOY!大いなる豆の物語」 (@segawashin) 2015, 3月 6
先日の【著名な方がわがままをして、子供達の反面教師になる事案を「エゴしぐさ」と呼ぼう】にもつながる話。「江戸しぐさ」がデタラメな歴史観に基づいた虚偽の内容であるにも関わらず、一部でプッシュしている人達の事由として「伝えている内容が役に立ちそうだから」との点がある。要は目的が大切であり手段はどうでもいいというもの。
それはそれで非常に大きな問題ではあるのだけど、そこまでしてマナーや道徳を教えたいのなら、わざわざ昔の話をねつ造して一部の人たちの懐を問題のある手法で膨らませるのではなく、現在の話に持っていけばよいだけではないかというもの。本当ならメジャーどころのキャラを用いれば浸透しやすいんだろうけど「利用するな」というツッコミがあるのは目に見えているし、キャラのイメージが崩れるとの話もある。
ともあれ、指摘されている内容はまっとう至極なもの。ただ、言い回しが「平成しぐさ」ではやや冗長すぎる感があるので「いましぐさ」の方が個人的には良いと思っている。
@segawashin 仕草にする必要があるので、「指定席に座ったら、テーブルを広げ指定券と乗車券をおく」「人が話しているときは沈黙を守り、二分に一回大きくうなづく」「ネットの与太を見かけたときはのけぞって鼻を摘む」等きちんと設定しないと(のけぞって鼻を摘みながら)
— Count_Zero (@_Count_Zero) 2015, 3月 6
@_Count_Zero 「うかつあやまり」みたくインチキ臭い名前も付けたら完璧ですね。
— 瀬川深@新刊「SOY!大いなる豆の物語」 (@segawashin) 2015, 3月 6
マナーや倫理ってのは場所や状況、立場によって異なる場合もあるけれど、例えば冠婚葬祭に関する本が今でも一定の需要があり、関連サイトも人気だったりするし、ちょっとした作法、例えば招待状の返事の仕方とかも結構需要はあるはず。「いましぐさ」、結構いいかも。
先日のパソコンとスマホ周りの話における、「パソコンを使える」って言葉の中身も同じようなもの(【パソコンは古い新しいの問題では無く、道具として使えるか否かの問題】)。ああ、こちらは「パソコンしぐさ」と称してもいいな。これはまとめてまた後で再構築しておこう。
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