何だこれは?曹洞宗の大本山が監修した「精進料理」のカップ麺が登場 http://t.co/kACr8t4fiH @IRORIO_JPさんから
— Rogue Monk (@Rogue_Monk) 2015, 3月 10
曹洞宗大本山總持寺監修「我逢麺(がほうめん)」 http://t.co/qsvh8Z0d1O これですね pic.twitter.com/WZnkcVxK9s
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 3月 10
曹洞宗大本山總持寺の「禅」を親しみやすく、もっと身近に。そんな思いを「食」に込めたのが本商品となります。「動物性食品」一切不使用でありながら、山と海の恵みを活かした多種多様な食材を使用し、寺院において食する味を再現しております。そば・うどんとそれぞれにベースの出汁を変え、そばは昆布醤油に玉ねぎ・しいたけから十分な出汁をとったコクのあるスープ、うどんは塩ベースに野菜のエキスをふんだんに溶け込ませました。
また、そば・うどんの蓋裏側に全国の曹洞宗僧侶が「我逢麺」のために綴った法話(全12種類)を記しており、麺の出来上がるまでの少しの時間を使い、「禅」の心を感じていただける工夫を施しております。
いわゆる生臭物を使っていない精進料理は、日本の名物的な料理の一つともいえる。宗教上の問題はともかくとして、「禅」の心が感じ取れるというのは理解できる......が、それがカップ麺で食することができるようになるとは。時代も変わったものだ。動物性の食材を使えないという制限は随分とハードルが高かったんだろうけど、その意気込みには高い評価をしたいところ。価格は300円(税込)。いわゆる菜食中心のライフスタイルをポリシーとしている人にも受けられるんじゃないかな。
これって結局、アレルギー体質を持つ人向けの食品と、発想的には同じなんだよね。取り入れるのを避けたい食材の違いでしかない。代替の食材を用いて元の食材に近い味・姿形を見せるってのは調理側の腕の見せ所であって、今件うどん・そばでもその点が気になる所。
この商品がビジネス的に成功すれば、似たような発想の商品が続々登場するようになるかもしれない。ちょっと期待したいところではある。
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