加害者側が積極的に悪事の証拠を次々披露するのはなぜだろう

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震災が発生した3月11日に合わせて色々と話題に便乗しようと話を持ち出したものの、かえって海保側の正当性を裏付けするだけとなってしまった琉球新報の一連の「報道」の話。詳細はトゥギャッターのまとめや記事そのものを確認してもらうとして、前日に写真のみをツイッターで広めて「海保怖い、悪い」「正義の市民たちが危ない」的な印象を広めようとしている思惑が良くわかる。

まぁ、昔のように情報が一過性で蓄積もされないのなら、その印象手法は通用したのだろうし、今でも新聞やテレビしか情報取得ツールとして用いない一部高齢層なら引っかかると思うのだけど、ネット上に情報が上がった途端、不特定多数の人によって検証され、問題があればツッコミが入るし、間違いがあれば指摘されるし、悪意のトリックが使われていれば暴露される。

でも今件が非常に良い例となったのだけど、いわゆる反社会的な方々の多くが、ネットなどの情報発信ツールが浸透した今でも、その不法・違法行為、さらには欺瞞行為の数々を平気で次々に公開している。自らの悪事を自分で暴露していることにしかならないのに。松屋の鼻にとうがらしツッコミや、アイスケースダイブ事案のような、目立ちたい症候群?? いや、それは違うな......。

「加害者側が積極的に証拠を次々呈示するのはなぜだろう」。この疑問。今件のドヤ顔的な披露で、何となく自分自身の納得を得る答えが導き出せた。結局のところ「自分の都合の良い解釈を、情報を受け取った側はしてくれるに違いない」という慢心。あるいは「正しい事を披露しているだけで何もやましいことは無い。だから堂々と披露し、自分達の"真実"を世に知らしめていく」との盲信。いずれか、あるいは双方のミックスなんだろうな。

昔のチラシ配りやデモ行進、関係者への嫌がらせ、要所への破壊的行動などと同じ発想によるものなのだろう。自らが信じる正義のためには何事も許される。違法行為でも。君たちは騙されている、正義は我にあり、みたいな。一歩間違えると「世界支配層」とか言い出しそうな......ああ、一部はすでにその領域にあるか。


これらの指摘もまさに意を得たり、的なもの。この仮説が正しいとすれば、今後も今件のボートの映像のような、自ら問題行為を披露するような話ってのは相次いでくるんだろうな。正しい解説・分析による、実態ってのを公知することが、世の中全体として求められるのかもしれない。

同時に、巧みな映像・画像の加工や


で指摘されている印象操作的な手法には気を付けなきゃいけないな。

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このページは、不破雷蔵が2015年3月12日 07:56に書いた記事です。

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