ツイッター、「さらし行為」を禁止します......効果はどれほどだろうか

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Twitterルールの「個人情報」という項目および嫌がらせ行為に関するポリシーの「脅迫と嫌がらせ」という項目に、「また、撮影されている人物の同意なく撮影または配布された、私的な画像や動画を投稿することを禁じます。」という文言が追加された。これにより、リベンジポルノ(別れた相手の裸の写真などを復しゅう目的で公開すること)の禁止が明文化された。

元々ツイッターは当初テキストのみの利用で、画像などのURLを添付するとサムネイルが出るけれど、画像など自身はツイッター側では内包しない仕組みだった。それが公式サイトなどからツイートをする際に動画や画像を添付できるようになり、その時点で「動画像もツイートできるよ」という仕様に変わったのと共に、その投稿されるコンテンツに関する管理上の問題も発生するようになった......はずなんだけど、結構ラフだった気がする。まぁ、管理しきれないってのもあるんだろうけど。

で、今回は元記事の指摘にある通り、昨今増えているネット経由の嫌がらせへの対応策として、ツイッター側でも「対象が嫌がるような私的コンテンツの投稿をしちゃダメよ」という規約を明文化した。これで管理側がその権限に基づいて投稿動画などを削除する際に、大義名分を呈することができるようになる。まぁ元々既存の規約でも問題は無いはずなんだけど、明文化しないと「そのようには解釈していなかった」「はっきりと書いていないので分からない」とダダこねる事例があるからね。

ただしこの規約で昨今問題視されているような動画像、例えば土下座強要の現場みたいな「さらし行為」のような投稿が減るかといえば、ちょっと難しいカナ、という感はある。規約を読んで、しかもそれに従うような倫理観の持ち主なら、そもそもそんなことをする気概自身を持っていないだろうし。

......そうだ。例の「今日のプリウス」のハッシュタグ関連も、これに該当するのかな?

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このページは、不破雷蔵が2015年3月13日 06:30に書いた記事です。

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