未来のフィギュアが目の前に・スマホで振付可能な据え置き型ミニロボット登場

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株式会社博報堂のプロダクト・イノベーション・プロジェクト「monom」(モノム)は13日、ユカイ光学株式会社と共同開発中のロボットドール「iDoll」のコンセプトモデル、および2体のiDollからなるアイドルユニットの結成を発表した。


iDollは、全高150mmのロボットドール。基本的な造形はコミカルな3頭身で、10個の関節を備える。15個のマイクロモーターとスピーカーを内蔵した台座に支柱で固定されており、歩行などはできないが、手足や頭を小気味よく動かすことができる。

専用スマートフォンアプリ「iDoll PLAY」を使うと、歩いたりジャンプや、歌に合わせたダンスといった動作を指定でき、「動くフィギュア」として鑑賞を楽しめる。また、複数台を同期させて同時に動かすこともできる。


要はSDスタイルでデジタルコントロールが可能なフィギュア。今流行のアクションフィギュアとはコンセプト的に近い感もあるけれど、こちらの方がちょっとばかり未来志向的。以前似たようなコンセプトのドールが出てた気がするけれど......ああ、思い出した。10年ぐらい前に話題に登った、3D表示を用いた「亜空間通信Pod」。コンセプトが早すぎたのかなあ。

で、今件はSDスタイルにして可愛らしさを前面に出すのと共に、民生的アイテム感を強く打ち出しているのがポイント。記事にも解説があるけれど、ボーカロイドなどとも相性が良さそう。個人的にはMMDやXboxシリーズのKinectなどと組み合わせると、物凄く面白い事が出来そうな気がする。


もちろんこれもありあり。アイドル系の作品は大よそマッチングしそうだよね。いかに普及させていくかがポイントになるけれど、切り口次第では結構なオモシロアイテムとなりそうだ。

記事最後にある「現在monomでは、iDollを市場に出すため、共同で量産、販路開拓を行なう製品化パートナーを募集している」って説明にもある通り、実商品化はまだまだ先のようだけど、期待はしてもいいと思うな。それこそクラウドファンディングの様式を使っても良いと思うのだけど。

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このページは、不破雷蔵が2015年3月14日 07:12に書いた記事です。

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