会社や芸能事務所等所属してない限り、例えば本人の個人事務所としてもジャーナリストって自称でしかないあやふやな存在のような気がします。肩書きだって現職とも違うものですし。と、考えますと「ジャーナリスト」という呼び方より「芸人」と呼んであげたほうが言い方がたくさんいると思います。
— VTF-INO (@v_ino) 2015, 3月 8
すべてを「芸人」と評するのはどうかなと思うのだけれど、指摘されてみれば確かに最近はそう評してもおかしくないような、ジャーナリストを語る方が増えているのも否定は出来ない。いや増えているってのも一つの傾向ではあるのだけれど、同時に【「報道」のハードルが下がった現状と従来の「報道」が特権を有する理由と】や【現在の「報道」と、その手段を手に入れた「不特定多数の人たち」との違い】でも伝えているような、報道・ジャーナリストを名乗る事、名乗るのに必要な資格や技術のハードルが随分と低いものになってしまったため、これまでの「あやふやさ」「不確かさ」が良く見えるようになっただけってのもあるのだろう。いわゆる可視化による実体の暴露。
オスプレイへの合同搭乗取材後の記事で、記者の執筆姿勢や「記者としての本質」が見えてきましたけど、それと同じような話が震災関連の記事や原発取材の記事で物凄く良く出ているのが興味深いです。まぁ大よそ従来からのイメージに合致しますが。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 3月 11
情報が瞬時に共有され比較対象され検索で発掘される今、つじつまが合わないものや巧みについたつもりの嘘はすぐに暴露されるものです。価格比較サイトの登場で、イレギュラー値を出している販売サイトがすぐに注目を集めるのと同じですね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 3月 11
ってか、ジャーナリストって聞こえは良いけど、会社員じゃなければ売文屋だよな?そんんなに文書を売る仕事って儲かるわけもないのに、なんでゴロゴロいるんだろう?
— あかさたな (@emesh) 2015, 3月 11
あと、フリーライターも大概だけど。
— あかさたな (@emesh) 2015, 3月 11
1)専業ジャーナリスト/専業フリーライターじゃなくて、兼業が多い可能性
2)商業ジャーナリスト/商業フリーライターじゃなくて、アマチュア(セミプロと自称)が多い可能性
3)家事手伝いの平成風言い換え QT @emesh: ってか、ジャーナリストって聞こえは良いけど、会社員じゃなけ
— 「超」怖い話 怪顧【加藤AZUKI】 (@azukiglg) 2015, 3月 11
商業ライター/作家/ジャーナリストでも、専業で食えてる人、食え続けてる人ってそんなに多いわけでもなくて、本業が別にある兼業だったり、その兼業もアルバイトだったり、専門学校講師だったり、或いは専業でいられる期間は限定的だったり、一発で消えたり、......(´;ω;`)ブワッ
— 「超」怖い話 怪顧【加藤AZUKI】 (@azukiglg) 2015, 3月 11
というか、普通に専業してたらすぐにネタが尽きます。兼業だとネタは尽きませんが書く時間が足りないから寡作になり、寡作だからそれだけでは食えない。 QT @take_judge: 歴史的にも、兼業作家は多いですしね。
例.http://t.co/9AMCHSyopB
— 「超」怖い話 怪顧【加藤AZUKI】 (@azukiglg) 2015, 3月 11
@azukiglg 大体が講師として兼業 少し変わったとこだと小説書いてるうちに専門筋へのジョブチェンジしつつ書き始めたりとか 書くネタもだけど今度は前もいっていたようにP能力がどうしても必須になってくるだよなあ それか人が開拓していないところを狙うか
— 黒枷葵@こっそり活動再開 (@kurokaseaoi) 2015, 3月 12
専業してたらすぐにネタが尽きるってのはケースバイケースではあるのだけれど、ジャーナリスト(journalist)ってのが元々ジャーナル(journal、日記や雑誌、刊行物、さらには機関紙や航海日誌)に記事を書く人を意味していたことからも分かる通り、ライターとほぼ同義。今では報道関係という意味合いが強くなったけどね。で、元々モノを書くこと自体には資格は要らないので(執筆ツールや最低限の知識教養は必要だけれど)、誰もが今日からジャーナリストに成れるし名乗ることが出来る。ライターも然り。問題なのはその肩書で通用する実力、実績、技術、経歴を持っているか否か。要は技能士的な所が強いのだな。そして資格試験・免許の類がない。
そして指摘の通り、その立ち位置は非常に不安定。まぁこの部分は物書き系なら別にジャーナリストに限らず、作家やライター、さらには漫画家などに至るまであまり状況は変わらない。正当な評価を受けられる、そして評価に対して相応の対価が得られるような仕組みがあれば、もう少し各業界の品質も、構成する人達が生み出す作品の質も上がるのだろうけれど。
ぶっちゃけるととりわけジャーナリスト界隈ってのは、煽動なり電波系の内容を発したり、あるいは特定のエセ科学的なものを振りかざして悪質商法的なものをやらかした方が気軽に儲かるので(要は悪質新興宗教の手段として物書き、ジャーナリストの肩書を使うようなモノ)、質の悪化に歯止めがかからないのかもしれない。
フリー系にとっては対価が得られるってのは生活の安定化に加え、自己への評価をも意味するからね。電波ゆんゆんな話を貫いて手に泡となれば、自分の語りが正しいと思ってしまっても仕方がない。その手が悪に染められていたとしても。
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