横浜マラソン、フルで完走した友達の五キロごとのラップタイム見せてもらった。「やっぱりラスト五キロ、他と比べて速いねー。スパートかけたんだ?」「本当は同じペースで行きたかった。止むを得ず速くなってしまい、そのおかげで足がつった...(続く
— ひのきのひ (@hinoki_no_hi) 2015, 3月 15
続き)理由が「ラスト五キロ地点でロッキーのテーマ流してる観客がいて、そこ通過で明らかに全員ペース上がった。あれは逆らえない」て完全に島本和彦の絵で浮かんで本当笑った。
— ひのきのひ (@hinoki_no_hi) 2015, 3月 15
軍歌や行進曲などには特にその傾向が強いのだけれど、単に名曲としてだけでなく、その曲が持つイメージが聴いている人に大きな影響を与え、気持ちを誘導させられることがある。暗い曲なら気分がどんよりとした感じになり、明るい曲ならハッピーな気分になり......というもの。ドラマや映画、アニメ、さらには報道番組などでも使われるBGMも、概して聴き手の感情をコントロールする、表現方法の一つでもある。
で、そのような「人を動かす曲」の代表として知られる、映画「ロッキー」のテーマソングがマラソン大会の場でかけられており、その曲に引きつられる形でペースが上がってしまったという話。ツイート主の前後の話を確認するにフェイクの類ではなさそうだし、これは十分にありえる話。
何しろこのロッキーのテーマソングは、単に曲そのものがアグレッシブ的なイメージを持つだけでなく、映画内で使われていたシーンが大いに知れらていることから、さらにやる気を喚起させることになる。
見方を変えると予定していたペース配分を崩される可能性があるので、その部分はリスクともいえるのだけれど、上手く使えば色々な場面で応用が出来そうな気がする。
まぁアレだね。BGMを使って聴いている人の感情をコントロールするってのは良くある話。上で挙げたドラマや報道番組の例はもちろん、スーパーなどで閉店間際になると流れるほたるの光なんてのも良い例だね。
コメントする