ゼミの担任が新撰組屯所の隣に実家がある人だったんだけど、掃除してたらひいおばあちゃんの日記らしき本が出てきて何か歴史的発見があるんじゃないかと専門家に見せたら「これは土方歳三と沖田総司の男性同士の官能小説ですね」って言われたらしくて何百年たっても腐女子はする事同じなんだなって...さ
— 佐々岡@猫の人 (@sasaokameat) 2015, 3月 15
ちなみに土方歳三×自分という夢小説っぽい内容の本もあったらしく、どちらにせよ話聞きながらひいおばあちゃん墓から這い出てくるんじゃないかなって冷や冷やしました。
— 佐々岡@猫の人 (@sasaokameat) 2015, 3月 15
現在ではインターネットの普及やパソコンをはじめとしたデジタル機器の浸透、技術の進歩、さらには価値観の変化などもあり、商業誌に手が届くまでとは言い難いものの、同人誌の類も随分と認知されるようになった。アマゾンで展開されている個人ベースでの出版サービスも、同人誌に違いは無いし、ねえ。
で、その同人誌界隈の中でも、特に18禁的なものの作品を「薄い本」という形で総称することがある。元々8・16・32・48ページ程の厚みが薄い本として刊行される、場合によっては製本では無くコピー紙としての展開になるからってのがその理由ではあるのだけれど、その「薄い本」的なモノが歴史書的な形で見つかったという話。
まぁ、「薄い本」そのものとして創られたのではなく、個人が日記のようなものとして書いていた個人誌的なもの(恐らくは他人に見せることを前提としていない、創作ノート的なモノ)が、実は土方歳三と沖田総司の男性同士の官能小説だったという事実。まぁ、「腐女子はする事同じなんだ」という感想が出てくるのも理解は出来る。本人が墓から出てきそうだよ、マジで。
@M_Komura 私のひいおじいちゃんが蝦夷北上して戊辰戦争で新撰組と一緒に戦った幕臣ぐらいなので担任のひいおばあちゃんとなると同世代か土方歳三より年上かもしれません(因みに生前、屯所の中を覗いて土方歳三を見たとも言っていたとも聞きました)
— 佐々岡@猫の人 (@sasaokameat) 2015, 3月 15
反響が凄いので補足するとそのひいおばあちゃんは生前「土方は滅茶苦茶イケメン、目が合ったら妊娠するって言われてたし遠巻きにも直視出来ない心臓止まるし沖田総司は体の線が細くて美しい(但し顔はイケメンではない)」的な事おっしゃってたそうですよ。
— 佐々岡@猫の人 (@sasaokameat) 2015, 3月 15
時代的な流れを考えると、今なら現役アイドルユニットなり、アニメや漫画の主人公キャラ達をベースに色々と妄想してそれをストーリー仕立てにして描くってのと何ら変わりはないのだろうね......って今と同じ。人間って100年経ってもやることは同じなんだな。違うのは、それを頒布する・出来る環境があるか否かってことぐらい。このお婆様も仮に今のような環境に置かれたら、恐らくは薄い本を創ってコミケに出展していただろう。
まぁ、この話の教訓は数百年経てば誰のどんな同人誌でさえも
_人人人人人人_
>歴史的に価値<
>ある書籍になる<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
絶対燃やさなあかん
処分するまで迂闊に死ねん
— 佐々岡@猫の人 (@sasaokameat) 2015, 3月 15
......ですねよねー(棒)。いや、最近は電子書籍化もされるので、それらはずっと残る可能性がある。少なくとも時代時代の文化形態を分析する際の資料にはなるはず。誰が分析するんだという話はさておくにしても。
いや、その系統の学問もそろそろ必要なのかもしれないよ、マジで。文化として存在しているのだから。ゲームなり、ネットコミュニティなりと同じ。だってほら、数十年前のコミケや秋葉原の様子をとらえた映像が、貴重な歴史資料としての立ち位置にあるぐらいなんだし。
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