いわゆる「レイバンアタック」に本物のレイバンも注意喚起

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FacebookやTwitterなどのSNSでユーザーのアカウントを乗っ取り、レイバンを名乗った商品の宣伝をするスパム投稿が数多く出回っております。当該スパム投稿に付されたリンク先は、公式サイトまたはオンラインサイトを含む正規取扱店のものではございません。


このような宣伝は、極端な低価格で偽造品を販売しているサイトへの誘引の可能性がありますのでご注意ください。併せて、無用なトラブルや被害を未然に防ぐためにも、下記セキュリティーに関しての事項をご参照いただくことをお勧めいたします。


【レイバンアタックの次はニューバランススニーカーアタック】をはじめ、当初はFacebookを根城にしていたものの、最近ではツイッターでの展開が著しい、ニセモノレイバンなどブランド商品の破格値アピールと偽サイトへの誘導ツイートスパム。悪質連携アプリ利用誘引や、リスト型アカウントハッキングなどオーソドックスだけど、だからこそ根絶が難しいタイプのスパム攻撃をしており、今日もまたゾンビのごとくレイバンレイバンゆかいなレイバン楽しいレイバンレイバンレイバンモード。

攻撃側の意図は今もって不明。確かに偽サイトへの誘因が主な理由ではあるのだろうけど、ロングテールの問題や確率論的な話は別にしても、そこまでやって効果はあるのか否かという感はある。文面や誘導先の傾向を見るに、どうやら中華系の関係者が中心にいるようなので、それを前提に考えるとある程度理解は出来るのだけれど(つまり従来の価値観で行動パターンを推測しても無駄だということ)。

とはいえ、名前を使われている本家おおもとがこのような形で注意喚起をしなければならないほど、状況は悪化していることに違いは無い。たとえ誘導先で購入されるようなことが無くとも、ネガティブプロモーションを行われているのに等しいからだ。

ただねえ。【「嘘をつくのは低コスト、嘘を検証するのは高コスト」非対称性の宇宙大原則】の事例と同じように、この類のって、名前を騙った方は低コストで済むのに、騙られた方が状況の回復をするのには、極めて高コストになるので、大抵はやったモノがちになってしまうんだよね。だからこそ、厳罰が欠かせないのだけれど......そもそも加害側が捕まえられるのか否かってことから疑問符が浮かぶものなあ、今件は。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年3月18日 06:25に書いた記事です。

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